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美容師が転職する本当の理由とは?離職防止策と採用強化策を紹介!

美容師が転職する本当の理由とは?離職防止策と採用強化策を紹介!

本当の転職理由を告げないまま店を去ってしまう美容師は、決して少なくありません。エン・ジャパン株式会社の調査では、実に半数以上が「会社に伝えなかった退職理由がある」と回答しています。

つまりオーナー側としては、転職する美容師が話す理由を真に受けると、その背景にある原因を理解できず、的を得た離職防止策を打てないのです。また、採用強化に役立つヒントを得る機会まで逃してしまいます。

そこで本記事では、美容師が転職する本当の理由をデータをもとに示した上で、有効な離職防止策と採用強化策を紹介します。

オーナーが美容師の転職理由を把握すべきワケとは?

オーナーは「離職防止」と「採用」に活かすために、美容師の転職理由を把握する必要があります。具体的には、以下の通りです。

離職防止に活かすため

美容師の有効求人倍率は約6倍と高く、働き始めて3年未満で4割近くが辞めてしまうのが実状です。そのため、転職理由を把握してしっかりと離職対策すべきといえます。

有効求人倍率6.1倍で美容師不足が深刻化

厚生労働省が公表するデータによると、美容師の有効求人倍率は6.1倍(2023年)に及びます。つまりは「求職する美容師1人につき6件以上の求人がある状態」であり、「今の店を辞めても次が見つかりやすい状態」となっているのです。こうした背景からも、転職理由を把握して離職防止策を講じる必要があります。

働き始めて3年未満で4割近くが転職・離職

株式会社リクルートの美容就業実態調査2024によると、美容師の約4割が初めて働いた店を3年未満で辞めています。5年未満まで含めると、半数以上の約6割にまで及びます。優秀な美容師の離職を予防し、長く勤めてもらうためにも、転職理由を正確に把握しましょう。

▼初めての勤務先における就業期間(美容師)

就業期間

割合

1年未満

11.7%

1年以上~3年未満

27.9%

3年以上~5年未満

20.7%

5年以上~7年未満

7年以上~10年未満

10.0%

7.5%

10年以上

22.1%

採用に活かすため

美容師の多くが転職を経験しており、他職種から美容師に転職するケースも見受けられます。その際、転職希望者を惹きつけるためにも転職理由の把握は有効です。

美容師の約7割が転職を経験

美容就業実態調査2024によると、美容師の約7割以上が1回以上の転職を経験しています。2回以上の転職経験者も半数以上に及びます。こうした傾向から、美容師が何を求めて転職するのか(転職理由)を正確に把握すれば、転職希望者に対するアピールを効果的に行えます。

▼【回数別】別店舗に転職した経験がある美容師の割合(2024年)

転職回数

割合

なし

29.3%

1回

27.5%

2回

18.2%

3回

11.2%

4回

4.7%

5~10回未満

8.5%

10回以上

0.6%

他職種からの転職

他職種から美容師に転職するケースもあります。美容就業実態調査2024によると、アイビューティーから美容師への転職を経験した人の割合は約2割でした。

▼美容師に転職する美容ヘルスケア関連職の割合(2024年)

職種

割合

ネイル

11.9%

エステティック

8.0%

リラクゼーション

3.6%

アイビューティー

21.8%

また、なかには美容業界とは全く異なるキャリアから転向して美容師を志す人もいます。

10代の頃はコンビニや清掃などのアルバイトをして生活していました。美容師を目指したのは21歳の時。バイト仲間から「通信課程で美容師免許が取れる」と聞いたのがきっかけです。

引用:モアリジョブ|美容室「VIF (ヴィフ)」オーナー 田中元さん

このように他職種や他業種から転職する人もいるため、転職理由を正確に把握した上で採用強化策を図る必要があります。

美容師が転職する本当の理由

美容師が転職する本当の理由について、美容就業実態調査2024で明らかとなった上位6項目を紹介します。

▼転職した理由

美容師が転職する理由

割合

給与に対して不満があったから

33.7%

サロンの雰囲気やテイストが合わなかったから

21.8%

仕事内容がハードだったから

20.0%

拘束時間に関して不満があるから

19.3%

上司(オーナーや店長など)と考え方・意見が合わなかったから

18.0%

働いているスタッフの人柄が良くない・自分とは合わなかったから

15.7%

給与に対して不満があったから

最も割合が多かった転職理由は「給与に対して不満があったから(33.7%)」です。「給与が低い」「収入が不安定」と感じて転職に至っています。

株式会社リジョブの調査においても、美容師業界に従事する約6割が現在の給与に対して「不満」と答えています。

今の給与に対する満足度

給与に不満な理由としては、「求める生活水準に対して不足しているから」「労働時間と見合わないから」が特に多く、いずれも4割を超えています。

現在の給与に対して不満な理由

その他、「責任やポジションに見合わないから」「仕事の成果がきちんと反映されていないから」「自分の能力が評価されていないから」といった給与に関する評価面への不満が目立ちます。

こうした理由から、多くの美容師がより待遇条件の良い企業や店舗へ転職を望むのです。

サロンの雰囲気が合わなかったから

2番目に多いのが「サロンの雰囲気やテイストが合わない(21.8%)」です。職場の雰囲気が自身の価値観や性格に合わず、転職を決意するパターンが当てはまります。

例えば、「競争意識の強い職場」もあれば、「個人の売上よりもチームワークを重視する職場」も存在します。こうした雰囲気が自らと合わなければ、転職を意識するようになります。また、美容室のコンセプトやスタイリングの方向性が自らの理想と異なり、モチベーションが高まらない場合もあるでしょう。

仕事内容がハードだったから

3番目に多い転職理由は「仕事内容がハードだったから(20.0%)」です。

美容師はカットやカラーリング、パーマなどの作業をこなしながら長時間の立ち仕事を行うため、腰や膝など身体の痛みや不調をきたしやすいといえます。また、繁忙期や長時間のシフトが続くと精神的なストレスも蓄積しやすくなります。

こうした身体的・精神的なハードさを緩和するために、転職を考える美容師も少なくありません。

拘束時間に不満があったから

4番目に多い転職理由は「拘束時間に不満があったから」です。

美容師の業界全体で見ても「拘束時間の長さ」は課題として挙がりがちです。顧客都合を優先した予約制での業務に加えて、営業終了後も片付けや売上精算、翌日の準備、技術研修などが入る場合が多く、結果として拘束時間が長びく傾向にあります。

また休日や休暇の取得が難しい職場も多く、プライベートの時間を取りにくい不満が積み重なって転職に至ります。

オーナーや店長と考え方や意見が合わなかったから

5番目に多い転職理由は「オーナーや店長と考え方や意見が合わなかったから(18.0%)」です。

経営方針や店舗の運営方法、スタッフに対する接し方や教育方針が自分の価値観と大きく異なると、摩擦が生まれやすくなります。こうしたミスマッチをきっかけに、長く働くのは難しいと感じてしまい、転職に至るのです。

働いているスタッフの人柄が良くない(自分と合わない)から

6番目に多い転職理由は「働いているスタッフの人柄が良くない(自分と合わない)から」です。

美容師は基本的には個別で接客を行うものの、座席やシャンプー台の使用状況の把握や、接客状況に応じたサポート、技術指導といった連携も欠かせません。

そのため、店舗内の人間関係も仕事の継続に大きな影響を及ぼし、同僚との相性が良くない場合は働きにくさを感じます。

また、派閥争いやいじめのような状況、他スタッフからのプレッシャーなどがあれば、それがストレスとなり、転職を考えざるを得ない状況に陥るケースもあるでしょう。

転職理由を踏まえた離職防止策

ここまでに紹介した転職理由を踏まえて、離職防止策を5つ紹介します。

報酬面の見直しと透明性の確保

報酬面に対する不満は主要な転職理由のため、離職防止に向けた見直しや透明性の確保が求められます。

下記は、現役の美容師に「今のスキルと働き方での理想の月収」を聞いた結果です。

理想の月収

21〜30万円がボリュームゾーンとなっており、21万円以上を望む美容師は7割以上を占めています。もちろん、担当する業務や役割によっても給与額は変わりますが、目安のひとつにしてください。

あわせて美容師に「理想の給与体系」について聞いたところ、下記の結果となりました。

理想の給与体系

「基本給+歩合+賞与」の複合的な給与体系を望む割合が多く、5割近くにまで及びます。基本給で安定的な収入を確保しつつ、歩合や賞与によって頑張ればその分も報酬に反映される状態を望んでいます。

また、給与体系の透明性を高めれば、スタッフが自らの努力や成果に見合った収入を得られると分かり、モチベーションや安心感につながります。例えば、評価基準や昇給基準、インセンティブ制度を明確に設定すると、スタッフも長期的なキャリアビジョンを描きやすくなるでしょう。

給与面はできるだけスタッフに還元できる仕組みにしました。5年目で5%ずつアップしたり、80人の指名がとれたら10%プラスにしたり。積極的に口コミを集めているスタッフにはまたプラスで…と柔軟に評価して個々の収入に対応しているんです。

引用:モアリジョブ|美容室「nico…」代表 溝口和也さん

以下のPDF資料では、美容師業界における給与の現状や理想、転職意向との関連性について、アンケート調査結果を詳しく紹介しています。貴重なデータが満載ですので、ぜひこちらから無料ダウンロードの上、ご活用ください。

給与の実態と理想、転職との結びつきをアンケート調査!給与に関する調査レポート−美容師−

労働時間の適正化とシフト管理の柔軟化

労働時間の適正化とシフト管理の柔軟化によって、スタッフのワークライフバランスを整えれば離職防止につながります。

具体的には、以下のような取り組みが挙げられます。

  • 労働時間の上限設定:法定労働時間を遵守し、過度な残業を抑制します。
  • 柔軟なシフト制の導入:スタッフ各々の希望や都合を反映できる自由度の高いシフト制を導入します。
  • 休憩時間の確保:忙しい時間帯でも適切な休憩時間を確保し、スタッフの疲労軽減を図ります。
  • 有給休暇取得の促進:計画的な有給休暇取得を促進し、リフレッシュの機会を増やします。
  • フレックスタイム制の検討:全員出勤が必要な「コアタイム」と各々が自由に設定可能な「フレキシブルタイム」を設けて、スタッフの生活スタイルに合わせた勤務を可能にします。

仕事環境がスタッフの理想の人生やライフスタイルを実現する障害になってはいけません。ワークライフバランスがとりやすい環境整備に努めていきたいです。

(中略)弊社では勤務スケジュールを自由に設定可能です。美容師のなかには小さなお子さんを育てていたり、別の仕事をしていたりとさまざまな立場の方がいらっしゃいます。そのような方々でも働き続けられるよう勤務時間や勤務数を細かく調整できる制度を設けているのです。

引用:モアリジョブ|「株式会社ヘッドライト」代表取締役 小松俊介さん

業務の効率化と負担軽減

美容師の業務は体力的・精神的に負荷が大きいため、業務の効率化と負担軽減が求められます。

具体的には、以下のような取り組みが挙げられます。

  • 予約システムの導入:オンライン予約システムを導入し、受付業務の効率化を図ります。
  • 在庫管理の自動化:在庫管理システムを導入し、発注作業の負担を軽減します。
  • 清掃業務の外部委託:閉店後の清掃業務を専門業者に委託し、スタッフの負担を減らします。
  • 技術研修の効率化:動画研修やオンライン研修を活用してスキルアップの機会を増やしつつ、指導・育成にかかる負担を軽減します。
  • 休憩スペースの確保:職場と切り離された休憩スペースを設けて、短時間でも効果的にリフレッシュできる環境を整備します。

こうした取り組みにより、美容師が接客や技術提供に集中できる環境を整え、仕事の満足度を向上させると、離職リスクを低減できるでしょう。

教える側も教わる側も、効率がよくなることで結果時短にもつながっていると思います。このカリキュラム動画はアプリで見られるように作っていて、閲覧できる最大人数は30人くらいの設定。アシスタントだけが見られるシステムです。

カットやパーマなどのコンテンツが各種あり、分かりやすくテロップを入れたりしながら解説しています。基本の技術なのでこれをベースにみんなが同じものを習得していく。多店舗展開になっていくと、教え方や内容にズレが出がちなのでその対策にもなっていくかなと思います。

引用:モアリジョブ|美容室「Garland」マネージャー 真木 遊さん

スタッフとのコミュニケーション円滑化

離職を防ぐためには、スタッフ間やオーナーとのコミュニケーションが円滑な点も重要です。

具体的には、以下のような取り組みが挙げられます。

  • 定期的なミーティングの実施:週1回程度のミーティングを行い、情報共有や意見交換の機会を設けます。
  • 個人面談の導入:月1回程度、オーナーや店長とスタッフで1対1の個人面談を実施し、悩みや要望を個別にヒアリングします。
  • 提案制度の設置:スタッフからの改善提案を積極的に募り、実現可能なものは迅速に導入します。
  • チームビルディング活動:定期的な親睦会や社内イベントを開催し、スタッフ間の交流を促進します。

こうした具体的な取り組みはもちろん、オーナーや店長が率先して「コミュニケーションを取りやすい雰囲気づくり」に努めるのも大切です。

コミュニケーションを深めるには、まずは自分が相談されやすい人柄になるという気持ちを持つこと。スタッフに慕われるように自分が努力する必要があります。誰よりも周りを見て、スタッフの変化に気づくようにする。嘘を言わずに、必ず約束を守るようにする。また常に明るく笑顔で、謙虚でいることも気を付けています。

仕事での厳しさと話し掛けやすさのメリハリを大事にし、普段はできるだけやわらかい雰囲気でいられるようにしたいと思っています。

引用:モアリジョブ|美容室「middle daikanyama」代表 丸岡奈央さん

メンター制度の導入によるオンボーディング強化

メンター制度を導入すれば、離職を防ぎつつ早期活躍を促せます。

メンター制度とは、新人に担当の先輩スタッフ(メンター)を割り当ててサポートする制度であり、実施のポイントは以下の通りです。

  • 経験豊富なスタッフをメンターに任命:新人一人ひとりに先輩美容師をメンターとして割り当てます。
  • 定期的な面談の実施:週1回程度、メンターと新人の面談時間を設け、技術指導や悩み相談の機会を提供します。
  • 段階的な目標設定:メンターと新人が協力して、短期・中期・長期の目標を設定し、定期的に進捗を確認します。
  • フィードバックの実施:メンターからの客観的な評価と建設的なフィードバックを定期的に行います。

こうした施策により、新人の不安や孤立感を軽減しながら活躍を支援すると、離職リスクを低減しつつ、店舗への帰属意識向上も期待できます。

僕の場合は、現在のお店のオーナーが最初の配属先でメンターになってくれたのですが、技術や仕事全般に関わることはもちろん、プライベートの相談まで聞いてもらっていたほど。そのときは、つくづくFORTEにしてよかったなと思いました。

引用:モアリジョブ|美容室「FORTE Lei青山」スタイリスト 岳上拓実さん

転職理由を踏まえた採用強化策

先述した転職理由を踏まえて、採用強化策を5つ紹介します。

給与体系の明示

給与面に対する不満が最も多い転職理由である点を踏まえ、採用活動時には給与体系を明確に提示しましょう。

具体的には、以下の項目を示します。

  • 基本的な給与体系(例:基本給20万円+歩合給)
  • 歩合の割合(例:売上の10%)
  • 賞与の有無と実績(例:賞与は年2回、合計で基本給3か月分を支給)
  • 各種手当の有無(例:資格⼿当、役職⼿当、指名売上⼿当)
  • 昇給頻度(例:年1回の昇給機会あり)
  • 給与例

例:入社1年/アシスタント/21歳(月給20万円)

  入社5年/スタイリスト/28歳(月給26万円)

  入社8年/店長/33歳(月給32万円)

また以下のPDF資料では、給与や福利厚生の書き方、エリア別の平均給与などを紹介しています。美容・ヘルスケア業界の採用に精通したリジョブが求人データ35,000件以上をもとにまとめた資料ですので、ぜひこちらから無料ダウンロードの上、ご活用ください。


職場やスタッフの雰囲気に対する理解促進

転職理由を踏まえると、求職者に対して店舗やスタッフの雰囲気を具体的に伝える必要があります。

リジョブが美容師を対象に「職場選びで重視すること」を聞いたところ、給与を抑えて最も多かったのが「サロンの雰囲気」でした。

▼美容師が職場選びで重視すること

求職者が職場選びで重視すること

職場やスタッフの雰囲気を伝えるための具体的な取り組みとしては、以下が挙げられます。

  • WebサイトやSNSで雰囲気を伝える
  • 職場見学やオンライン見学を実施する
  • 体験勤務の機会を提供する
  • 現役スタッフとの交流会を設ける

WebサイトやSNSで発信する内容は、「1日の仕事の流れ」「スタッフへのインタビュー」「社内イベントや研修の様子」などがよいでしょう。

また、職場見学や体験勤務を実施する際には、各スタッフの行動やコミュニケーションの取り方が店舗の評価を左右する点に留意しましょう。

私はサロン見学のときにスタッフさん同士のコミュニケーションを見ていました。人間関係に何かトラブルを抱える職場であれば、スタッフ同士の連携やコミュニケーションにも何か影響が出ると思います。

そのため、担当スタイリストだけでなく、手の空いているスタッフや受付スタッフが話している内容や行動をじっくり見ていました。

引用:モアリジョブ|美容室「HONEY shibuya」スタイリスト 近 菜摘さん

ワークライフバランスを重視した勤務体系の提案

転職理由に「拘束時間へ不満」があるように、ワークライフバランスを重視する求職者も多いです。

具体的には、先述の離職防止策で紹介した「労働時間の上限設定」「柔軟なシフト制の導入」「有給休暇の取得促進」などに加えて、「育児・介護支援制度の充実化」も図るとよいでしょう。

下記事例の通り、実際に入社の決め手となっています。

「このヘアサロンなら、美容師としていろんな働き方ができるよ」と、ワークライフバランスや私の将来像について、真剣に向き合ってくれました。

いざ妊娠・出産を迎えた場合でも産休や体調などの面でも融通が効きそうだと感じ、「ここでなら、子どものいる未来と美容師の仕事を両立できるかもしれない」と、入社を決めました。

引用:モアリジョブ|美容室「garden otakanomori」スタイリスト 福本玲香さん

理念やビジョンの共有

長く活躍し続けられる人材を採用するためには、理念やビジョンをしっかりと共有しておくのが重要です。

第一条件は、会社の理念を理解してくれていること。「有名だから」「聞いたことがあるから」という感覚だと、もし入社できたとしても1年くらいで「何か違いました」と辞めてしまうことが多いんです。

引用:モアリジョブ|株式会社エターナル 準執行役員/「LallYou 渋谷」代表 守道さん

具体的には、採用プロセスのなかで以下を発信し、求職者の理解を促しましょう。

  • 理念の基である創業者の想いやビジョン
  • 中長期的な事業計画
  • 求める美容師像
  • 店舗の独自性や強み

美容師業界に強い採用媒体の活用

美容師業界に強い採用媒体を活用するのも有効です。美容師が多数登録している場合、多くのターゲット層にアプローチできます。また、美容業界特有のニーズやトレンドを踏まえた採用ノウハウやアドバイスも得られます。

例えば「リジョブ」の場合、美容・ヘルスケア業界の人材が多く利用しており、総会員数は55万人に及びます。低コストを実現しやすい採用成果報酬ウェイト型のため、求める人材を高いコストパフォーマンスで採用できる可能性が高い点も特徴です。

ぜひ下記資料をダウンロードの上、詳細をご確認ください。

 

まとめ

美容師が転職する際の主な理由は、次の通りです。

  • 給与に不満があった
  • サロンの雰囲気が合わなかった
  • 仕事内容がハードだった
  • 拘束時間に不満があった
  • オーナーや店長と考え方や意見が合わなかった
  • スタッフの人柄が良くない(自分と合わない)

こうした転職理由を踏まえて、有効な離職防止策と採用強化策を講じましょう。

  • 離職防止策の例

報酬面の見直しと透明性の確保、労働時間の適正化とシフト管理の柔軟化など

  • 採用強化策の例

給与体系の明示、職場やスタッフの雰囲気に対する理解促進、美容師業界に強い採用媒体の活用など

以上のように、美容師が転職する理由の把握は、安定した人材確保に向けた重要なヒントとなるのです。

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Bizリジョブ編集部
Bizリジョブ編集部では、人材・採用、店舗運営、経営、美容・ヘルスケア業界などで経験があるメンバーで構成されています。 美容・ヘルスケア業界の経営者・オーナー様にとって、リジョブだからこそ集められる価値ある情報をわかりやすくお届けします。