厚生労働省のデータによると、正社員の46.0%、正社員以外の51.8%が求人サイトを活用して就職先を見つけました。求人サイトの利用者が多い傾向を考えると、採用数を増やすためには求人サイトの有効利用が欠かせません。
またスキルや国家資格が求められる美容師を採用する場合、条件にマッチした人材が登録するサイトの活用も重要です。
この記事では、美容師を採用したいオーナーや担当者に向けて、求人サイトの比較や選び方をまとめています。効率的に採用活動を進めたい場合は、ぜひ参考にしてください。
確実に採用成功させたいサロン向け!おすすめ美容師求人サイト5選
リジョブ |
ホットペッパービューティーワーク |
リクエストQJ |
ビューティーキャリア |
キレイビズ |
|
基本掲載料金 |
非公開 |
具体的な金額は非公開 ※安価なサービスの利用料金(月額)+成果報酬型 |
|
採用報酬型で掲載するだけなら基本無料 |
・登録料や初回の原稿作成料、さらに求人を掲載しても無料 ・採用決定後に費用が発生する成功報酬型 |
オプションサービス |
|
非公開 |
非公開 |
|
有料プランにて上位表示可能 原稿作成を優先的に作成 など |
サイト月間PV数 |
3,460,000PV |
628,000PV |
282,000PV |
29,000PV |
214,000PV |
美容師の求人数 |
約6,400件 |
約20,000件 |
約1,500件 |
約1,000件 |
約17,400件 |
会員登録者数 |
70万人以上 |
記載なし |
10万人以上 |
会員数は不明。月間訪問数は15万人 |
記載なし |
特化分野/得意な業界 |
美容・ヘルスケア業界に特化 |
美容業界に特化 |
美容業界に特化 |
美容業界に特化 |
美容業界に特化 |
対応デバイス |
PC、スマートフォン |
PC、スマートフォン |
PC、スマートフォン |
PC、スマートフォン |
PC、スマートフォン |
※2024年9月時点のデータ(サイト月間PV数は6~8月の平均値)
美容業界に特化した求人サイトを使えば、効率よく希望する美容師を見つけられます。
その中でもおすすめの美容師求人サイトを5つ厳選し、それぞれの特徴をまとめました。「美容師 求人」と検索し、検索結果が15位以内の求人サイトを選んでいます。
もちろんどの求人サイトも、美容師の求人に特化させているだけではありません。各美容師求人サイトの中でも、特徴にそれぞれ違いがあるため、用途によって使い分けると大きな失敗はなくなるでしょう。
リジョブ
引用:リジョブ
基本掲載料金 |
非公開 |
オプションサービス |
|
サイト月間PV数 |
3,460,000PV |
美容師の求人数 |
約6,400件 |
会員登録者数 |
70万人以上 |
特化分野/得意な業界 |
美容・ヘルスケア業界に特化 |
対応デバイス |
PC、スマートフォン |
※2024年9月時点のデータ(サイト月間PV数は6~8月の平均値)
▼おすすめポイント
- 検索上位でPV数も多く、登録者数70万人や求人数の多さからもわかる実績の高さ
- 入力項目が豊富で、閲覧履歴やキープ機能といったスカウト機能が魅力
- サロンの魅力が伝わりやすい求人原稿のデザインの良さも魅力のひとつ
美容師求人サイトを利用するなら、リジョブを試す価値があります。実績が数字で示されており、安心して利用できるところが大きな特徴です。
例えば、Google検索で上位表示されやすく、他の美容師求人サイトと比較しても圧倒的にPV数が多い点が魅力です。会員数も70万人以上と多く、求職者にアプローチしやすい環境が整っています。
また、豊富な入力項目やサロンの魅力を伝えやすいデザインの求人原稿も注目される人気のポイントです。自社にマッチした美容師を採用したい場合は、ぜひリジョブをお試しください。
関連リンク
ホットペッパービューティーワーク
基本掲載料金 |
具体的な金額は非公開 ※安価なサービスの利用料金(月額)+成果報酬型
|
オプションサービス |
非公開 |
サイト月間PV数 |
628,000PV |
美容師の求人数 |
約20,000件 |
会員登録者数 |
記載なし |
特化分野/得意な業界 |
美容業界に特化 |
対応デバイス |
PC、スマートフォン |
※2024年9月時点のデータ(サイト月間PV数は6~8月の平均値)
▼おすすめポイント
- ホットペッパービューティーと連動でき、サロンの雰囲気が把握しやすい
- スカウト機能とレジュメ機能(職務経歴書)で理想的な人材が見つかりやすい
- AIによる校閲とわかりやすいフォーマットが用意されていて気軽に入稿可能
ホットペッパービューティーワークは、ホットペッパービューティーと連携しており、店内の雰囲気を把握しやすい点が強みの美容師求人サイトです。
特にサロンの雰囲気を活かした採用活動に役立つ求人サイトといえるでしょう。また、スカウト機能やレジュメ機能が充実しており、理想の人材を見つけやすい点も大きな特徴のひとつです。
AI校閲や簡単な求人原稿作成フォーマットもあり、忙しい人事担当者にも便利に活用できます。
リクエストQJ
引用:リクエストQJ
基本掲載料金 |
|
オプションサービス |
非公開 |
サイト月間PV数 |
282,000PV |
美容師の求人数 |
約1,500件 |
会員登録者数 |
10万人以上 |
特化分野/得意な業界 |
美容業界に特化 |
対応デバイス |
PC、スマートフォン |
※2024年9月時点のデータ(サイト月間PV数は6~8月の平均値)
▼おすすめポイント
- 新卒向けのイベントを開催していて若手に強い
- 短期のアルバイトの紹介など、融通が利く人材紹介サービスも魅力
- 集客や教育サービスも豊富
リクエストQJは、美容師向けの総合雑誌としての知名度があり、若手採用に強い求人サイトです。
応募者の7割以上が20代から30代前半で、若手美容師の採用を考えている美容室に適しています。また、短期アルバイトの紹介サービスもあるため、イベント時の人手不足にも活用してみましょう。
ビューティーキャリア
引用:ビューティーキャリア
基本掲載料金 |
採用報酬型で掲載するだけなら基本無料
|
オプションサービス |
|
サイト月間PV数 |
29,000PV |
美容師の求人数 |
約1,000件 |
会員登録者数 |
会員数は不明。月間訪問数は15万人 |
特化分野/得意な業界 |
美容業界に特化 |
対応デバイス |
PC、スマートフォン |
※2024年9月時点のデータ(サイト月間PV数は6~8月の平均値)
▼おすすめポイント
- 絞り込み内容が豊富な「スタッフとの共感」をテーマにした新しい求人サイト
- 掲載自体が無料の採用報酬型で気軽に試せる!
- お祝い金6万円と求職者のモチベーションも高め
ビューティーキャリアは、無料で掲載できるため、コストを抑えたい美容室におすすめの美容師求人サイトです。
独自の絞り込み機能を活用し、共通点のあるスタッフが採用されやすい仕組みがあり、共感を重視した働きやすい環境を目指す美容室にも魅力的です。また、お祝い金制度で求職者のモチベーションを高める効果もあります。
キレイビズ
引用:キレイビズ
基本掲載料金 |
|
オプションサービス |
有料プランにて上位表示可能 原稿作成を優先的に作成 など |
サイト月間PV数 |
214,000PV |
美容師の求人数 |
約17,400件 |
会員登録者数 |
記載なし |
特化分野/得意な業界 |
美容業界に特化 |
対応デバイス |
PC、スマートフォン |
※2024年9月時点のデータ(サイト月間PV数は6~8月の平均値)
▼おすすめポイント
- 美容業界に強い担当者が多いエリア特化型人材紹介サイト
- ヒアリングが丁寧と評判
- 「釣り」を排除した丁寧な対応で入社後のギャップが少ない
キレイビズは美容業界に特化した担当者が、丁寧なヒアリングをもとに理想の美容師を仲介してくれる求人サイトです。
誇張した情報による「釣り行為」を排除しているため、採用後のギャップが少なく、安心して採用活動に活用できます。また成功報酬型のため、掲載費が無料で、初めて利用する美容室でも気軽に試せる点が大きな魅力です。
応募者不足のサロン向け!おすすめ美容師求人サイト4選
リクナビNEXT |
マイナビ転職 |
Indeed |
doda(デューダ) |
|
基本掲載料金 |
基本料金は「原稿情報量」によって料金が変動。18万円〜 |
記載なし |
クリック課金制で基本的な求人掲載は無料 |
プラン内容によって料金に違いあり。25万円~ |
オプションサービス |
|
|
|
|
サイト月間PV数 |
19,110,000PV |
48,890,000PV |
110,700,000PV |
84,310,000PV |
美容師の求人数 |
約2,800件 |
約280件 |
120,000件以上 |
約1,000件 |
会員登録者数 |
1,000万人以上 |
750万人以上 |
会員数不明 |
約840万人 |
特化分野/得意な業界 |
総合転職サイト |
総合転職サイト |
求人検索エンジン |
総合転職サイト |
対応デバイス |
PC、スマートフォン |
PC、スマートフォン |
PC、スマートフォン |
PC、スマートフォン |
※2024年9月時点のデータ(サイト月間PV数は6~8月の平均値)
美容師求人サイトで満足できる人材が見つからない時には、総合求人サイトを活用してみましょう。
美容師だけでなく、様々な業種を取り扱っているため、幅広い層の人材にアプローチできる点が大きなメリットです。上記のサイトはPV数が比較的多く、人気のある総合求人サイトとして選びました。
閲覧数が多い分、理想的な美容師が見つかる可能性も高まります。母数が増えることで、美容師求人サイトよりも応募のチャンスが広がり、採用活動に役立てられるでしょう。
リクナビNEXT
引用:リクナビNEXT
基本掲載料金 |
基本料金は「原稿情報量」によって料金が変動し、プラン内容にも違いあり。
|
オプションサービス |
|
サイト月間PV数 |
19,110,000PV |
美容師の求人数 |
約2,800件 |
会員登録者数 |
1000万人以上 |
特化分野/得意な業界 |
総合転職サイト |
対応デバイス |
PC、スマートフォン |
※2024年9月時点のデータ(サイト月間PV数は6~8月の平均値)
▼おすすめポイント
- 求人登録者数が1000万人以上で多種多様な人材が見つかりやすい
- プラン内容が豊富で、自社に合わせた内容を提案してくれる
- 専門スタッフが求人掲載の手間を省き、アフターフォローまで充実
リクナビNEXTは、求人数や閲覧数、会員登録者数が圧倒的に多く、幅広い人材が集まる総合求人サイトです。
豊富なプランが用意されており、専門スタッフが美容室に最適なプランを提案してくれます。また、求人掲載の手間を省くアフターフォローも充実しているため、忙しい人事担当者にも使いやすいのも魅力のひとつです。
マイナビ転職
引用:マイナビ転職
基本掲載料金 |
公式サイトに具体的な料金情報の記載なし |
オプションサービス |
|
サイト月間PV数 |
48,890,000PV |
美容師の求人数 |
約280件 |
会員登録者数 |
750万人以上 |
特化分野/得意な業界 |
総合転職サイト ※20〜30代のユーザーに強い |
対応デバイス |
PC、スマートフォン |
※2024年9月時点のデータ(サイト月間PV数は6~8月の平均値)
▼おすすめポイント
- 35歳以下の新規登録者が72%となっており、若手美容師が見つかりやすい
- スカウト登録者に直接交渉できるなどの多機能さでマッチングしやすい
- 全国53か所に拠点を構えており、地域に合わせたサポートも充実
マイナビ転職は、リクナビNEXTと同様に、求人数や閲覧数、会員登録者数が多い総合求人サイトです。全国53か所に拠点を持ち、地域に合わせたサポート体制が充実しているのも魅力です。
また、35歳以下の若手採用に力を入れており、スカウト機能などのマッチング機能も豊富に揃っています。若手美容師を増やしたい美容室には特におすすめの求人サイトです。
Indeed
引用:Indeed
基本掲載料金 |
クリック課金制で基本的な求人掲載は無料 |
オプションサービス |
|
サイト月間PV数 |
110,700,000PV |
美容師の求人数 |
120,000件以上 |
会員登録者数 |
会員数は不明。月間訪問数は3700万以上 |
特化分野/得意な業界 |
求人検索エンジン |
対応デバイス |
PC、スマートフォン |
※2024年9月時点のデータ(サイト月間PV数は6~8月の平均値)
▼おすすめポイント
- 求人情報に特化したGoogleのような存在
- 無料で掲載でき、クリック課金制でコストの負担が少ない
- 多種多様な求人が集まっており、勤務地での絞り込み検索も可能
Indeedは、総合求人サイトというよりも検索エンジンに近い求人サービスです。他の求人サイトの情報をまとめて表示してくれるため、人事担当者はGoogle検索のような感覚で利用できます。
求人情報は無料で掲載可能で、クリックされた時に課金が発生する仕組みなので、気軽に試せる点がメリットです。
ただし多様な人材が表示されるため、美容師の求人を出しても競争が激しく、希望通りの成果が出にくいと感じるでしょう。
広告費をかけないと表示されにくい点もデメリットですが、求人サイトを初めて利用する場合には、試しやすい求人サイトです。
doda(デューダ)
引用:doda(デューダ)
基本掲載料金 |
画像の有無や表示順位などのプラン内容によって料金に違いあり
|
オプションサービス |
各種採用支援ツールを制作 など |
サイト月間PV数 |
84,310,000PV |
美容師の求人数 |
約1,000件 |
会員登録者数 |
約840万人 |
特化分野/得意な業界 |
総合転職サイト |
対応デバイス |
PC、スマートフォン |
※2024年9月時点のデータ(サイト月間PV数は6~8月の平均値)
▼おすすめポイント
- 信頼できる専任担当者が多く、若手美容師が見つかりやすい
- 採用ニーズの高い職種を集客しており、希望通りの人材が見つかりやすい
- 採用課題に合わせた掲載プランを選べて効率がいい
dodaは専任担当者が採用課題に合わせた提案をしてくれるため、若手美容師を見つけやすい総合求人サイトです。
求人原稿のデザインもプランに応じて変更でき、効率的な採用が期待できます。事前に採用課題をしっかり相談することで、多様な人材の採用をサポートしてもらえるのも大きな強みです。
採用コスト削減!サロン向け美容師求人サイト3選
ハローワーク |
ジモティー |
エンゲージ |
|
基本掲載料金 |
完全無料で求人掲載が可能 |
無料で求人情報を掲載できる |
基本的に無料で掲載可能 |
オプションサービス |
特になし |
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記載なし |
会員登録者数 |
新規求職者数458.6万件(令和4年度) |
記載なし。月間利用者数は約750万人以上 |
約400万人 |
サイト月間PV数 |
101,700,000PV |
108,700,000PV |
29,780,000PV |
美容師の求人数 |
約12,000 件 |
約48,000件 |
約1,000件 |
特化分野/得意な業界 |
幅広い業種・職種に対応 |
地域密着型の情報サイト |
採用支援ツール |
対応デバイス |
PC、スマートフォン、タブレット |
PC、スマートフォン、タブレット |
PC、スマートフォン |
※2024年9月時点のデータ(サイト月間PV数は6~8月の平均値)
採用コストを抑え、リスクを最小限にしたいと考える企業も多いでしょう。そこで、掲載料が無料の求人サイトを3つ紹介します。
求人情報を掲載するだけなら費用がかからないため、まずは効果を試すのに最適です。
万が一効果が出にくい場合でも、追加オプションで対応可能なサービスもあるため、安心して利用できます。
自社に合った、コストパフォーマンスのいい求人サイトを見つけて、採用活動に役立ててください。
ハローワーク
引用:ハローワーク
基本掲載料金 |
完全無料で求人掲載が可能 |
オプションサービス |
特になし |
サイト月間PV数 |
101,700,000PV |
美容師の求人数 |
約12,000 件 |
会員登録者数 |
新規求職者数458.6万件(令和4年度) |
特化分野/得意な業界 |
幅広い業種・職種に対応 |
対応デバイス |
PC、スマートフォン、タブレット |
※2024年9月時点のデータ(サイト月間PV数は6~8月の平均値)
▼おすすめポイント
- 国(厚生労働省)が運営する公共職業安定所だから完全無料で安心
- 全国500カ所以上のハローワークと連携して、地方でも使いやすい
- 年齢層や性別に関係なく、幅広い求職者にアプローチできる
ハローワークは国が運営する求人サイトで、基本的に無料で利用できるのが大きな魅力です。
全国に500か所以上のハローワークがあり、地方でも求人が充実しているところはあります。求職者の年齢層や性別も幅広く、多様な人材にアプローチできる点もメリットのひとつです。
窓口の担当者としっかり相談し、希望に合った求人原稿を作成することが重要になります。
ジモティー
引用:ジモティー
基本掲載料金 |
求人情報の掲載は無料 |
オプションサービス |
・定期リフレッシュ機能:24時間に1度1番上に再掲載される ・ハイライト機能:投稿の背景が3日間、黄色く色づけして目立たせることができる ・PR枠:指定したエリアやカテゴリなどが、常に上位表示される など |
サイト月間PV数 |
108,700,000PV |
美容師の求人数 |
約48,000件 |
会員登録者数 |
記載なし。月間利用者数は約750万人以上 |
特化分野/得意な業界 |
地域密着型の情報サイト |
対応デバイス |
PC、スマートフォン、タブレット |
※2024年9月時点のデータ(サイト月間PV数は6~8月の平均値)
▼おすすめポイント
- 求人以外の投稿ができるため、幅広い求職者にアプローチできる
- 地域密着型サイトの強みを活かせば、地元の人にアプローチできる
- 掲載期間に制限がなく、有料オプションを使えば上位表示も簡単にできる
ジモティーは地元密着型の情報サイトで、使い方次第では美容師の採用に役立ちます。
地方の美容室でもアプローチしやすく、基本的に無料で求人を掲載できる上に、PV数が多い点が大きなメリットです。さらに、有料オプションを利用すれば上位表示が可能で、求人情報の閲覧率も上がります。
エンゲージ
引用:エンゲージ
基本掲載料金 |
基本的に無料で掲載可能 |
オプションサービス |
記載なし |
サイト月間PV数 |
29,780,000PV |
美容師の求人数 |
約1,000件 |
会員登録者数 |
約400万人 |
特化分野/得意な業界 |
採用支援ツール |
対応デバイス |
PC、スマートフォン |
※2024年9月時点のデータ(サイト月間PV数は6~8月の平均値)
▼おすすめポイント
- サポートが受けられない代わりに無料で使える
- デザインテンプレートが豊富で、知識がなくても簡単に採用サイトを作成可能
- スカウトメールといった必要な機能も完備
エンゲージは無料で求人掲載ができ、デザインテンプレートを活用すれば、短時間で求人原稿を作成できます。そのため、気軽に求人サイトの効果を試したい場合に最適なサービスです。
無料でありながら、スカウト機能や応募者管理といった基本的な機能も充実しており、忙しい人事担当者にとっても使いやすい点も大きな魅力といえるでしょう。
美容師の人手不足対策に求人サイトが有効な理由
美容師の人手不足対策に求人サイトが有効な理由として、求人サイトの利用者数が多いことが挙げられます。
厚生労働省のデータでは、美容師の有効求人倍率が6.1倍と、全職種平均の1.31倍を大きく上回る深刻な人手不足が続いています。
また、美容室の数も年々増え続け、厚生労働省では2021年に26万件を超えており、これが美容師不足に拍車をかけています。
そこで、美容師不足を効率よく解消する手段として、求人サイトの活用が重要です。
マイナビのアンケートでは、転職者の63.3%が求人サイトを利用しており、多くの求職者が求人サイトを活用しています。
求人サイトを使えば、広範囲から人材を集めることができ、美容師採用の効率が高まります。
さらに求人サイトで自社をアピールするためにも、給与などの待遇を改善し、求職者にとって魅力的な労働環境を整えておきましょう。魅力的な職場だと認識され、より求人サイトの効果を高められます。
美容師求人サイトの選び方
希望の美容師を採用するには、求人サイトの選び方が重要です。採用コストと求人サイトの違いに着目して、自社にあったものを選びましょう。
採用コストを意識した求人サイト選び
採用コストを意識したサイト選びも重要です。例えば、必要な採用コストが36万円だった場合、美容室の営業利益率が15%、1人あたりの月間平均売上が40万円なら、6ヶ月で採用コストが回収できる計算です。
40万円 × 15% = 6万円
もし採用した人材が最低6ヶ月勤めるとしたら、1人当たりの採用コストが6万円を下回るように、求人サイトを選ぶと赤字を出さずに済みます。
その一方で上記の場合、入社して半年も経たずに離職する美容師を採用すると、採用コストを回収できなくなります。つまり採用コストを意識する際には、求人サイトの利用金額を考慮するだけではなく、自社にマッチした人材をいかに採用するのかを考えることも大切です。
リジョブでは相性の良い美容師を惹きつける採用のコツについてまとめた資料を準備しましたので、ぜひ無料でダウンロードしてご覧ください。
求人サイトの違い
美容師向けの求人サイトを選ぶ際には、ここで紹介する3つの違いを把握して、自社と相性の良いサイトを選ぶことも大切です。
美容師特化サイトと総合求人サイトの違い
美容師特化サイトと総合求人サイトでは、同じ求人サイトでも効果を出すためには使い方に大きな違いがあります。
総合求人サイトは多くの業種を取り扱っているため、閲覧数が多く、幅広い人材にアプローチが可能です。
これにより、美容師以外の人材も見つけやすくなるでしょう。
また、総合求人サイトは美容師特化サイトよりアクセス数が多く、多くの人に投稿内容をリーチできる点も注目すべきポイントです。
美容師以外の幅広い層に自社の名前を知ってもらえる機会が増え、求職者や潜在的な顧客に対する認知度が高まるため、自社のブランディングにも繋がります。
一方、美容師特化サイトは美容師の利用者が多い点がポイントです。
ホットペッパービューティーアカデミーのアンケートによると、美容専門の求人サイトを利用した人は「9.2%」に対し、美容専門以外の求人サイトを利用した人は「3.8%」でした。
美容師採用を優先するなら、美容師特化サイトが有効です。
美容師特化サイトとハローワークの違い
美容師特化サイトは、美容師の採用に効果的ですが、ハローワークと比べるとコストが気になる人もいるでしょう。
ハローワークは国が運営しており、無料で利用できるのが大きな利点です。さらに、美容師以外の求人も多く、幅広い人材にアプローチする際に役立ちます。
美容師特化サイトは、ハローワークよりも写真を多く使えるため、求人情報の自由度が高くなります。
美容室の雰囲気や魅力を視覚的に伝えられるため、求職者も就職後の働き方をイメージしやすくなるでしょう。ファッション性を重視する美容師を採用する際には、特におすすめです。
また、特化サイトはマッチングサポートが充実しており、希望の人材と出会える確率を高められるため、アピール力を重視するなら特化サイトを使いましょう。
たとえば特化型求人サイトのリジョブの場合、求職者が求人を探す際の絞り込み検索について、美容・ヘルスケア関連の項目が充実しています。
▼リジョブの絞り込み検索
美容師が自分の希望にあった条件を細かく検索できるため、求める働き方にマッチした求人票にリーチしやすくなります。これは企業側からすると、自社の提示する条件にマッチした人材からの応募が増えるメリットにつながります。
求人サイトと人材紹介サービスの違い
美容師求人サイトと人材紹介サービスの大きな違いは、採用活動の進め方です。
求人サイトでは自社の人事担当が採用を行いますが、人材紹介サービスでは、希望条件を伝えた後、担当者が採用活動を行ってくれます。
そのため、採用に時間をかけられない場合は人材紹介サービスが便利です。
しかし、厚生労働省のアンケートでは「手数料を安くしてほしい」と答えた人が38.9%となっており、費用面が課題です。
予算に余裕がある時は人材紹介サービスを、それ以外の時は求人サイトを利用したほうがよいでしょう。
美容師採用のための求人サイトを活用する時の流れ
美容師を採用する際は、次の流れで求人サイトを利用しましょう。
- 求人サイトに問い合わせる
- 求人原稿の内容を打ち合わせる
- プランを決定して申し込む
- 求人原稿の確認や修正を行う
- 求人情報を公開する
求人原稿を自作する場合は、上記の流れに大きな違いはありません。
しかし、代行サービスを利用する場合、担当者から自社の強みや課題を質問されるケースがあります。その場合は、質問に対して正直に答えることで人材のミスマッチを減らし、離職のリスクを抑えられます。
代行サービスの活用が難しい場合は、自社で求人原稿を作成しましょう。コストを抑えられるため、デメリットばかりではありません。
美容師求人サイトを活用した採用活動で失敗する要因と解決方法
美容師求人サイトの利用で失敗する要因は次のとおりです。
- 募集しても応募数が少ない
- 定着率が悪い
それぞれについて解決方法も紹介するので、参考にしてください。
募集しても応募数が少ない
美容師求人サイトで募集をかけても応募者が少なかった時は、募集内容が求職者のニーズに合っていない可能性があります。
特に、求めるスキルレベルが高すぎる場合、応募をためらう美容師が増えるかもしれません。
ホットペッパービューティーワークのアンケートでは、施術スキルの衰えが不安だと答えた休眠美容師が42.9%いる一方、条件に合えば復職を考える人が24.4%もいることがわかっています。
応募数を増やすためには、求めるスキルレベルを見直すことが重要です。
例えば、カット技術が不要なヘアカラーリストのように、求めるスキルを絞って人材を募集すると、技術に自信がない美容師でも応募しやすくなります。
また、技術支援や勤務時間の柔軟さを強調すれば、応募数を増やせるでしょう。
約30名いるスタッフのうち、13名がママスタッフ。そのほとんどは、出産退職後にブランクのあった元休眠美容師です。人事課長の内田さんいわく、復帰のネックになる「技術」や「時間」の問題を解消したことで、求める人材が集まりやすくなったのだとか。
引用:ホットペッパービューティーアカデミー| color lover 三軒茶屋 人事課長 内田さん
休眠美容師の場合は復職しやすい環境を整え、不安材料を取り除いた募集内容に改善するだけで反応が変わる可能性があります。
定着率が悪い
求人サイトを使って美容師を採用できたとしても、すぐに離職されると採用費が無駄になり、経営の負担となります。
そのため、定着率を高める意識を持つことも、求人サイトを利用するためには重要です。
ホットペッパービューティーアカデミーの調査によると、新卒で就職した美容師が離職する理由は給与に対する不満が最も多い結果でした。
他にも結婚や妊娠、出産などのライフイベントを理由に止めるケースや、労働時間に対する不満が理由で止めるケースも目立ちます。
また若手美容師は、サロン全体に練習する雰囲気がないと感じた場合、やる気をなくして離職するケースもあるため注意が必要です。
例えば、カリキュラムが不十分で、技術向上が見込めない環境では、長く働くイメージが湧かず、すぐに離職されるリスクが高まるでしょう。
新卒採用で入ったサロンが、カリキュラムがゆるかったり、サロン全体で練習をする雰囲気があまりなかったりして、技術力をもっとつけたいと思ったことが転職のきっかけです。自分がそのサロンで働き続けるイメージがもてず、入社してすぐに辞めたい気持ちになったのですが、さすがにそれは難しいと思い、2年ほどは働きました。
引用:モアリジョブ|美容師スタイリスト ayaさん
居心地のいい環境を整え、給与や労働条件を見直すことは、美容師の定着率向上にも繋がります。
成長できるサロンであれば離職率が下がり、採用した美容師が売上を支えてくれるため、経営も安定しやすくなるでしょう。
まとめ
現在、仕事探しの際には多くの人が求人サイトを利用しており、美容師もその例外ではありません。美容師の採用を増やすためには、次のポイントを意識しましょう。
- 求人原稿を見直し、魅力的な内容にしておく
- 自社の採用コストに合った求人サイトを選ぶ
- 美容師を採用する場合は、特化型の求人サイトを活用するのも一つの手段
これらの内容を意識して求人サイトを利用すれば、採用活動における大きな失敗を防ぎ、優秀な人材を確保しやすくなります。
よくわからない場合、まずはリジョブのような特化型サイトを活用するのもおすすめです。詳しい資料については、下記よりダウンロードできますので、ぜひご覧ください。
- 執筆者情報
- Bizリジョブ編集部