求人ボックスの掲載費と掲載方法、求人サイトとの違いを徹底解説!
求人ボックスとは企業が人材募集を行う際に利用する求人検索エンジンです。
求人サイトと混同する人も多いですが、いくつかの大きな違いがあり、全くの別物と言っても過言ではありません。効率的な求人を行うためには、それらの違いを理解し、利用方法や費用をしっかりと把握しておく必要があります。
そこで本記事では、求人サイトとの違いに加え、求人ボックスの掲載費や掲載方法などについて詳しく解説していきます。
求人ボックスを活用し、採用活動を充実させたい企業や店舗はぜひ参考にしてください。
求人ボックスとは
求人ボックスとは、企業が人材募集を行う際に利用する求人情報掲載サービスの一つです。企業が求人情報をデータベースに登録し、求職者がそれを閲覧することでマッチングが行われます。
企業は求人ボックスの活用により、募集中の職種や仕事の詳細、応募条件、福利厚生などの情報を効果的にアピールできます。
なお、登録された求人情報は企業の業界や規模に応じてカテゴライズされるため、求職者は自身の興味やスキルに合致する求人を検索し、閲覧することが可能です。
求人ボックスの利用者数とユーザー層
求人ボックスは、学生や第二新卒を含む20代前半から中高年の世代まで幅広い層が利用しており、月間800万人以上が利用しています。
幅広い年齢層の人に利用されているのは、正社員やアルバイト、業務委託など、多様な雇用形態に対応しているためです。
求人ボックスの仕組み
求人ボックスの仕組みは大きく分けて2つあります。
まず求人ボックスのような求人検索エンジンは、クロールによる求人掲載が一般的です。クロールとは、Web上を巡回するシステムのようなもので、このシステムがWeb上にある求人情報を察知し、自動的に求人ボックス上に表示しています。そのため、クロールによって表示されている求人情報にアクセスしたユーザーは、求人ボックス上ではなく、クロールに検出されたページ上で応募する流れになります。
2つ目は、求人ボックスでアカウントを作成し、求人を掲載する方法です。以下では、この仕組みについて順をおって解説します。
まずは企業が求人ボックスでアカウントを作成し、募集したい職種や詳細な求人情報をデータベースに登録します。これには仕事の内容、応募条件、給与、福利厚生などが含まれます。
登録された求人情報は、業界や職種、地域などの要因に基づいて適切なカテゴリに分類され、検索時に効果的な絞り込みが行えるようになります。
そして求人ボックスに訪れた求職者がキーワードやフィルターを使用して、希望条件に合致する求人を検索します。
興味を持った求人に対して、求職者は応募プロセスを確認し、応募フォームから履歴書や職務経歴書を提出します。
最後に企業が応募者の情報を確認し、適切な候補者を選定のうえ選考プロセスを始めていきます。
求人ボックスは、こうしたプロセスを通じて、求人情報の提供と求職者の効果的な採用支援を行っています。
求人ボックスと求人サイトの違い
以下では、求人検索エンジン(求人ボックス)と求人サイトとの違いを下記の観点で解説します。
- 仕組み面
- コスト面
- 採用数
双方ともインターネット上の媒体であるため、混同されやすいですが明確な違いがあります。いずれかを利用しての採用を考えている人はこの違いを明白にしておきましょう。
仕組み面
求人検索エンジンの仕組みは、GoogleやYahoo!で用いられている検索エンジンとほとんど同じです。
一般的に求人検索エンジンは、インターネット上にある求人情報をクローラー(Webを巡回するシステム)によって集め、それを求職者に表示しています。
たとえば、求人ボックスで「美容師」と検索して求人情報を見ていると、クロールによって掲載されている求人情報の欄には「掲載元で見る」というボタンが設置されています。このボタンを押すとクロール元のページに遷移する仕組みです。
一方の求人サイトは、サイトに求人情報を登録し、それを閲覧したユーザーからの応募を募るのが一般的です。また、どの求人サイトに登録するかで得られる採用効果が異なる点に留意しておく必要があります。
コスト面
マイナビ「中途採用状況調査(2023年度版)」によると、求人ボックスと同様の仕組みをもつ求人検索エンジンを利用した際の一人当たりの採用費は60万円となっています。
一方の求人サイトは情報が公開されていませんでしたが、厚生労働省の調査によると求人情報まとめサイトを利用した場合の採用費は一人当たり6.4万円でした。
人材紹介の採用費が一人当たり83万円となっている点をみると、求人ボックスや求人サイトはコストパフォーマンスの面で優れているものの、企業や運用方法によって採用単価には差が出やすいと言えます。
採用数
マイナビ「中途採用状況調査(2023年度版)」によると、求人ボックスと同様の仕組みをもつ求人検索エンジンを利用して採用できた人数の平均は1.9人でした。
一方の求人サイトは4.4人と、求人検索エンジンより約2倍多くなっています。
一見すると求人サイトの採用数が圧倒的であるように見えますが、どの求人サイトを利用するかによって結果は大きく変わるため、サイト選びは慎重に行う必要があります。
代理店・運用代行
求人ボックスはコスト面で優れていると紹介しましたが、高い採用効果を得るために代理店運用をする企業も少なくありません。当然、代理店運用をすると求人ボックスの利用料金に加えて、外注費用が加わるため費用は増加します。
一方の求人サイトは代理店を必要としないため、基本的な運用費用のみで採用活動が可能です。
例えば、特化型求人サイト「リジョブ」は、システム利用料の1.35万円~と、採用成果報酬の4万円~で採用活動を行えます。利用料金はかかりますが、仮に採用できなかった場合でも認知拡大が図れます。加えて、ターゲットへのリーチを効率的に行えるため、短期間での採用と高い費用対効果を見込めます。
求人ボックスの特徴
求人ボックスの特徴は次のような点にあります。
- 検索エンジンの質が高い
- デザインがシンプルで使いやすい
それぞれの特徴の解説に加え、実際に利用した人の声を紹介します。
検索エンジンの質が高い
求人ボックスは高品質な検索エンジンを提供しています。これにより、求職者は迅速かつ正確な検索を行い、自身の希望条件に合致した求人情報を素早く見つけられます。豊富なフィルターやキーワード検索が用意され、効率的な求人検索が可能です。
【実際に求人ボックスを利用した人の口コミ】
(ATさん)
求人ボックスは地域ごと、業種ごとに指定して求人を検索したり閲覧が可能なのが良いところだと感じました。検索した段階で就業場所と給料、雇用形態のすべてが一目でわかるようになっていて、無駄な時間を省くことができるのが最も優れているところだと思います。
(GKさん)
詳細まで入力して検索できるので、自分に合ったお仕事が直ぐに見つかりました。また入力しなくてもチェックを付けるだけでこだわり条件で検索できました。
引用:みんなのキャリア
デザインがシンプルで使いやすい
求人ボックスはシンプルで使いやすいデザインが特徴です。直感的なナビゲーションや情報の整理がされており、求職者はストレスなくサイトを利用できます。
洗練されたユーザーインターフェースが求人検索や閲覧をより快適なものにしてくれるため、企業と求職者のマッチングが促進されます。
【実際に求人ボックスを利用した人の口コミ】
(NIさん)
シンプルな画面になっているので求人検索がしやすくなっているのが特徴的で、そのため操作に戸惑うことがありません。それと全国の求人を一括で検索が可能なので、大都市だけでなく地方都市の求人もリサーチする際には便利です。
(NSさん)
とにかく画面がシンプルで非常に軽いので、サクサク使えるのも個人的には大変お気に入りでした。気になる求人があれば保存ができ、保存先一覧にまとめることも可能でしたし、シンプルなので大変使い勝手も良かったです。
引用:みんなのキャリア
求人ボックスのメリット
求人ボックスは、オリコン顧客満足度調査で高評価を得ています。
しかし実際のところはどうなのでしょうか。
以下では、利用者の口コミをもとに求人ボックスを利用するメリット・デメリットを紹介します。まずは求人ボックスのメリットから見てみましょう。
多くの求人があり求職者が集まる
求人ボックスは多岐にわたる企業や業界から数多くの求人情報を集約しているため、多くの求職者からのアクセスがあります。そのため、企業は求人を掲載することで幅広いユーザーにリーチできます。
また、求人ボックスはSEOにも強みをもっているため、GoogleやYahoo!から多くの流入が見込めます。
実際、求人ボックスは「東京 求人」というキーワードにて検索順位1位で表示されています。本キーワードの検索数は月間約1万2,000であるため、そのほとんどが求人ボックスに流入すると考えられます。
【実際に利用した人の口コミ】
20代/男性 他のサイトよりも多くの求人が掲載されており選択肢が多かった。
30代/女性 ほかのサイトにはない理想の条件の求人情報が多かった。
広範囲の職種・地域をカバー
求人ボックスは広範囲な職種や地域を網羅しているため、求職者は自分の希望に合った仕事を幅広く見つけられます。そのため、どういった職種でも求人ボックスに掲載することで、ある程度の応募者にリーチすることが可能です。
また、地域も幅広くカバーしているため、全国各地に応募をかけたい企業にも向いています。実際、「徳島 求人」というキーワードでは検索順位2位で表示されており、地元に根付いた求人サイト(じょぶる徳島)より上に表示されています。
【実際に利用した人の口コミ】
20代/女性 更新の頻度が多くていい。色んな会社の求人があっていい。
50代/男性 地方の求人情報も漏らさず掲載されている点が良かった。
応募しやすい
求人ボックスは応募プロセスを簡素化し、求職者がスムーズに応募できる仕組みを提供しています。
例えば、求職者が自身のプロフィールを保存でき機能があるため、複数の求人に対して同じ情報を繰り返し入力する必要がありません。こういった仕組みが整っていると、求人を見た求職者が離脱してしまうリスクを最小限に抑えられます。
求人ボックスにはこうした多くのメリットがあるため、求職者はストレスなく応募することができ、企業にとっても円滑な採用プロセスが実現可能となります。
【実際に利用した人の口コミ】
30代/女性 応募しやすく、早く繋がったのでありがたかった。
50代/女性 気軽に検索できて気になる求人に応募できました。
求人ボックスのデメリット
求人ボックスのデメリットは次のような点にあります。
- 自社の求人が埋もれやすい
- 同じ求人が何回も表示される
以下にて詳しく見てみましょう。
自社の求人が埋もれやすい
求人ボックスには多くの企業が求人情報を登録しているため、その中で自社の求人が埋もれやすいというデメリットがあります。飲食業界やIT業界といった競争が激しい分野では、他社の求人に埋もれ、目立ちにくくなることも多いです。
なお、他社より優位に表示させたい場合は、前述した代理店運用が必要になります。
【実際に利用した人の口コミ】
30代/男性 範囲が広い故に、的確に検索しなければ該当件数が非常に多く、時間を要する。
同じ求人が何回も表示される
求人ボックスでは、同じ求人が何回も表示されることがあります。これは異なる検索条件やキーワードにマッチするためです。
システム上仕方のないことではありますが、利用者は煩わしさを感じるでしょう。中には求人の信頼性を疑う人もいるかもしれません。
これらのデメリットに対処するためには企業がしっかりとした採用戦略を立て、自社の求人を際立たせる工夫が求められます。また、求人ボックスを利用する際も重複表示を最適化させるなどして、利用者にとってより質の高い情報提供を心掛ける必要もあるでしょう。
【実際に利用した人の口コミ】
30代/女性 サイトを見るときに同じ様なものが多かった。同じ求人が何回も出てくる。
求人ボックスの料金体系
求人ボックスの料金体系は、無料掲載と有料掲載(クリック課金)の2種類です。
以下では、各プランの詳細や利便性について分かりやすく解説します。
無料掲載の場合
求人ボックスでは、求人掲載から採用までを完全無料で行うことが可能です。初期費用や採用決定後の成果報酬なども一切発生しません。ただし、無料で求人ボックスを利用する場合はいくつかの制約があるため、必ずしも採用につながるわけではないです。
また無料掲載で効率的に採用を行うためには、掲載順位のロジックを理解する必要があります。掲載順位とは、求人ボックス内で求職者が検索した際に表示される順位です。上位の検索順位を獲得できれば多くの求職者にリーチできるため、採用の最大化に期待できます。
掲載順位を上げるために求人ボックス側が重要だと示している指標は「入力されたキーワードと勤務地の関連性」「情報量と情報の新しさ」などです。ただこれらは、あくまで重要とされているだけであり、順位を決定するロジックの詳細は公開されていません。
有料掲載(クリック課金)の場合
「課金して掲載順位を上げよう」というのが求人ボックスの有料掲載です。求人情報を上位に表示させることができ、求職者からのクリックがあった時点で費用が発生します。
例えば、クリック課金を行うことで下記のような箇所で自社の求人情報が掲載されます。
クリック課金で掲載している求人カードには「PR」と表示されているため一目瞭然です。
ただし「クリック課金をしたからといって必ずしも上位に表示されるわけではない」という点に留意しておく必要があります。
例えば「新宿 美容師」といった競争の激しいキーワードの場合、多くの企業がクリック課金を行っているため、有料掲載にも関わらず3ページ目に掲載されている求人もあります。
こうした事態が起こらないよう、競争の激しい企業のほとんどが運用代行に依頼しています。
求人ボックスに掲載する方法
求人ボックスに掲載する方法はいくつかあります。
以下では、基本的な3つの掲載方法について分かりやすく解説していきます。
クローリング掲載の方法
クローリング掲載とは、企業が独自で運営する採用ページや求人広告などの求人情報が、自動的に求人ボックスに掲載されることです。「登録した覚えがないのに求人ボックスに掲載されていた」といったケースがクローリング掲載に該当します。
求人ボックスのほかにIndeedもクローリング掲載を採用しており、多くの求人情報が掲載されています。
クローリング掲載は、クローリングというWeb上を巡回するシステムが検知して自動で掲載するため、登録や申請を行う必要がありません。情報の掲載だけでなく更新や削除も自動で行われます。
採用ボードの掲載方法
採用ボードとは、求人ボックスの掲載欄に直接投稿する方法で、以下の手順で行います。
- 求人ボックスの公式ホームページからアカウント作成を行う
- 指定のフォーマットに沿って入力を進める
この2ステップを終えた後、求人ボックスの審査が通れば掲載が開始します。掲載後は、何度でも求人情報の内容を編集することが可能です。
採用ボードの場合、求職者からの応募があった時点でメールが届きます。その後、求人ボックスの管理画面にて応募者の情報や連絡先を確認し、選考を進める流れとなります、
リスティング広告の掲載方法
リスティング広告とは、クローリングされた求人情報を有料で目立つ位置に配置する掲載方法です。先ほど紹介したクリック課金がこれに該当します。
リスティング広告で掲載を行う際の手順は次の通りです。
- お問い合わせページ にアクセス
- 利用を検討しているサイトのURLを送る
- 求人ボックスによる審査
- 審査通過でお申込書が届く
- 各項目を明記のうえ原本を送付返送する
- アカウント発行開始
- 発行されたアカウントで広告の予算や各種設定を行う
- 運用開始
お申込みから運用開始までは1週間~1ヵ月ほどかかるケースもあります。すぐに掲載を開始したい場合は、まず採用ボードでの掲載を済ませておきましょう。
【求人検索エンジン】他媒体と求人ボックスの違い
ここでは、求人ボックスと同じジャンルに該当する下記の求人検索エンジンとの違いを紹介します。
- スタンバイ
- Indeed
- Careerjet
この3つの求人検索エンジンは「求人検索エンジン」で検索した際に出てくる検索順位の上位8サイトがおすすめとして紹介しています。無料掲載の有無や求人掲載数など、具体的な数値の違いについて見ていきましょう。
求人ボックスとスタンバイの違い
|
求人ボックス |
スタンバイ |
---|---|---|
月間利用者数 |
約1,000万人越え |
約1,000万人超え |
無料掲載の有無 |
有(クリック課金) |
有(クリック課金) |
クリック単価の費用 |
25円~1,000円 |
30円~1,000円 |
求人掲載件数 |
500万件以上 |
900万件以上 |
スタンバイは国内最大級の求人検索エンジンで、1,000万人を超える求職者が利用しています。掲載求人数も900万件を超えており、全エリア・全職種・全雇用形態に対応しています。(2024/3/1現在)
求人は誰でもかんたんに作成することができ、掲載も無料で行えます。さらに有料掲載をおこなうことで、より効率的に応募者を増やすことも可能です。
また、スタンバイはYahoo!ユーザーにリーチしやすいという特徴があります。これは2020年12月に「Yahoo!しごと検索」がスタンバイに統合されたためです。これにより、Yahoo!の検索エンジンで求人に関する検索をするとスタンバイの求人が優先表示されるようになりました。
ただし、statcounterのデータによると日本人が利用している検索エンジンの割合はGoogleが約77%、Yahoo!が約15%であるため、そこまで大きなアドバンテージにはならないでしょう。
とはいえ、マナミナの調査によると、Googleは、20~40代の若年層から、Yahoo!は40代以上の高年齢層から利用されていることが分かっているため、40代以上をターゲットにする場合は高い効果が見込めます。
求人ボックスとIndeedの違い
|
求人ボックス |
Indeed |
---|---|---|
月間利用者数 |
約800人越え |
約4,000万人超え |
無料掲載の有無 |
有(クリック課金) |
有(クリック課金) |
クリック単価の費用 |
25円~1,000円 |
15円~ |
求人掲載件数 |
500万件以上 |
600万件以上 |
Indeedは世界中の求人情報を包括的に取り扱う大規模な求人検索エンジンです。さまざま業種や職種、地域にわたる数多くの求人が掲載されており、求職者は広範な選択肢から仕事を見つけられます。
使いやすいプラットフォームを提供している点もIndeedの特徴で、求職者は直感的な検索機能やフィルター、検索結果の整理が行えます。
例えば、興味のあるキーワードや条件を設定し、それに合致する新しい求人が掲載された際にメールで通知を受けることができるメールアラート機能があります。これにより、求職者は最新の求人情報を逃さずに受け取ることが可能です。
また以下画像の通り、Indeedは表示される項目数が多いため、ユーザー目線では比較がしやすく、使いやすさを感じやすいでしょう。
▼「美容師」で検索した場合のIndeed(項目数が多い)
▼「美容師」で検索した場合の求人ボックス
また、Indeedでは以下画像のように「予測される年収」から検索することが可能です。この絞り込み方法は求人ボックスにはありません。
▼予測年収から仕事を探せる
求人ボックスとCareerjet(キャリアジェット)の違い
求人ボックス |
Careerjet |
|
---|---|---|
月間利用者数 |
約800万人越え |
約80万人超え |
無料掲載の有無 |
有(クリック課金) |
有(クリック課金) |
クリック単価の費用 |
25円~1,000円 |
10円~ |
求人掲載件数 |
500万件以上 |
700万件以上 |
Careerjetは国際的な求人検索に対応している求人検索エンジンで、異なる国や地域の求人情報を一括して検索できます。国内外での求人検索が可能なため、グローバルなキャリア構築を望む多くの求職者が利用しています。
Careerjetの検索機能も使いやすく、キーワードや地域、職種などを指定して細かい検索が行え、求職者は効率的に目的の求人を見つけることができます。
そのほか、求職者はCareerjetで興味のある条件やキーワードを指定し、新しい求人が登場した際に通知を受けることができるカスタムアラート機能があります。これにより、求職者は最新の求人情報を逃さず把握できます。
また、Careerjetには企業のプロフィールや給与情報も提供されており、求職者は企業に関する詳細な情報を確認することが可能です。これにより、双方のミスマッチが起きづらくなります。
ただし、求人ボックスでは求人掲載日を「24時間以内」「3日以内」「7日以内」から選ぶことが可能ですが、Careerjetでは細かく指定ができず「新着」という選択肢しかありません。加えて、Careerjetでは「はたらく時間(短時間OK、土日祝休みありなど)」「待遇(交通費支給、託児所の有無など)」での条件検索ができません。
▼Careerjetは絞り込みできる条件が少ない
求人ボックスのよくある質問
ここでは、求人ボックスでよくある次の質問について回答します。
- 求人ボックスの掲載期間は?
- 求人ボックスに掲載する際の審査はある?
以下にて回答します。
求人ボックスの掲載期間は?
求人ボックスには求人の掲載期間に制限がありません。無料で長期間にわたって求人情報を掲載できます。
ただし、採用の競争が激しい職種では日々新しい求人が更新されているため、企業は求人の運用を徹底しなければなりません。
求人ボックスに掲載する際の審査はある?
求人ボックスに掲載する際の審査があり、詳しい内容は全て「掲載ガイドライン」に示されています。
掲載ガイドラインを要約すると、違法・架空の求人は当然ながら禁止で、以下に該当する場合も審査を通過できません。
- 賭博行為に関する求人
- フランチャイズ加盟店の募集求人
- 性的サービスの提供や運営に関わる求人
- 出会い系サイトなどの異性紹介事業に関する求人
また、ガイドラインには記載されていませんが、職種や勤務地などが複数一致する求人を掲載すると、重複案件とみなされ一方の求人が掲載ストップになることがあります。
まとめ
本記事では「求人ボックスの掲載費」「求人ボックスの掲載方法」などを紹介しました。
求人ボックスは、無料で求人を掲載できる求人検索エンジンです。求人数も多く、GoogleやYahoo!で検索した際は優先的に表示されるため、たくさんの求職者にリーチできる可能性もあります。
ただし、IT職や美容師といった競争の激しい職種は求人が埋もれやすいため、効率的かつコストパフォーマンスを重視した採用を行いたい場合は、特化型の求人サイトや求人広告なども検討してみましょう。
- 執筆者情報
- Bizリジョブ編集部