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MEO順位の上げ方とは?決まり方や上がらない原因、チェック方法、注意点も紹介

MEO順位の上げ方とは?決まり方や上がらない原因、チェック方法、注意点も紹介

  1. そもそもMEOとは?経営における重要性
    1. MEOとは?
    2. SEOとの違い
    3. なぜ今、MEO順位が注目されているのか
  2. MEO順位を上げるメリットは?何が起こるのか
    1. Googleマップで上位表示され「地図検索」から選ばれるようになる
    2. 広告を使わずに自然検索からの集客が増える
    3. 口コミ・評価の流入が増え、さらなる信頼獲得につながる
    4. Web予約やSNSへの流入も増え、全体の売上アップに直結
  3. MEO順位の決まり方|3つの基本軸
    1. 距離(ユーザーとの物理的な近さ)
    2. 関連性(業種やサービスとの一致)
    3. 知名度(レビュー数、情報の充実度、外部評価)
  4. MEO順位が上がらない原因
    1. Googleビジネスプロフィールの不備
    2. クチコミが少ない・偏っている
    3. 投稿・写真が古い・少ない
    4. キーワードやサービス名が適切でない
  5. MEO順位の上げ方|全業種共通
    1. 情報の正確性を整える(NAP統一)
    2. クチコミを集める仕組みづくり
    3. 商品やサービスの画像を充実させる
    4. 定期的な投稿・写真更新で「営業している」を演出
    5. キーワード選定と投稿への活用
  6. MEO順位のチェック方法
    1. Googleマップ上での手動検索による確認
    2. シークレットモード・位置情報オフでの確認
    3. MEO順位チェックツールの併用も有効
  7. MEO順位チェックツールおすすめ5選(無料・有料)
    1. MEO検索順位チェッカー
    2. MEOアナリティクス
    3. MEOチェキ
    4. Gyro-n MEO
    5. MEOマスター
  8. MEO順位を高める際の注意点
    1. 「一度登録すればOK」は危険
    2. 不自然なレビュー集めはペナルティの可能性がある
    3. スマホとPCで順位が異なる
    4. 順位変動は一時的?様子見すべきパターンもある
    5. MEOだけでなく他施策との組み合わせで相乗効果を発揮
    6. MEO順位を着実に高めたいならノウハウをもった人材の採用も有効

店舗の集客力を大きく左右する「MEO(Map Engine Optimization)」。Googleマップでの上位表示を実現すれば、広告費ゼロでも集客・売上アップを期待できます。

ただ一方で、MEO順位がなかなか上がらず悩む店舗も少なくありません。

そこで本記事では、MEOの基本から順位の決まり方、上がらない原因、効果的な対策、チェック方法までを徹底解説。地図検索で選ばれる店舗になるためのポイントを網羅します。

そもそもMEOとは?経営における重要性

Googleマップを活用した集客の鍵を握る「MEO」について、基本的な概念とその重要性を解説します。

MEOとは?

MEOとは「Map Engine Optimization(マップエンジン最適化)」の略称で、Googleマップ上で自社の店舗や事業所を上位に表示させるための対策を指します。

具体的には、Googleビジネスプロフィール(旧Googleマイビジネス)の情報を最適化し、地図検索での視認性を高めて、実際の来店や予約につなげる施策です。

▼MEOのイメージ:左の検索順位での上位表示を目指す

1_MEOのイメージ左の検索順位での上位表示を目指す

MEOは特に、店舗型ビジネス(美容室・整骨院・飲食店など)において、「今いる場所から近くの○○を探す」ユーザーのニーズに直接対応できる点が最大の魅力です。Googleマップ上での上位表示によって、検索者の目に留まりやすくなり、競合よりも先に選ばれる可能性が高まります。

なお「MEO順位」という表現は、そのまま訳すと「マップエンジン最適化の順位」となるため厳密には不正確です。ただ、用語として一般化しているため、用いても問題ありません。

SEOとの違い

SEO(Search Engine Optimization)は、Google検索などで自社のWebサイトを上位表示させるための施策であり、主に検索結果ページ(SERPs)上でのテキストリンクの順位を争います。

▼SEOのイメージ:検索順位での上位表示を目指す

2_SEOのイメージ検索順位での上位表示を目指す

そして、MEOとSEOの違いを端的に示せば「どこに誘導したいか」です。SEOは「Webサイト」への導線最適化、MEOは「実店舗」への導線最適化を目指します。

SEOが「情報を探している人」に強いのに対し、MEOは「今すぐ行動したい人」に対して強力に機能します。つまり、行動直前の顧客に訴求できる「ラストワンマイル」の集客手段として、MEOは極めて高い効果を発揮するのです。

なぜ今、MEO順位が注目されているのか

MEO順位が注目される背景には、スマートフォンによる位置情報検索の増加と、Googleマップの利用頻度の劇的な高まりがあります。

特に「近くの美容室」「駅名+整体」「今すぐ予約できるサロン」など、地域名や現在地を含んだローカル検索が一般化した今、Googleマップでの上位表示はそのまま“来店率”に直結します。

さらに近年では、訪日観光客(インバウンド)や外国人居住者の増加により、MEOの活用は国内ユーザーだけでなく海外需要への対応にも有効となっています。

海外ユーザーの多くがGoogleマップをナビ代わりに使用しており、英語表記や多言語対応が整ったGoogleビジネスプロフィールが上位に表示されていれば、「言葉が通じる・行きやすい」といった心理的ハードルも下げることが可能です。

世界中で利用されている無料のwebサービスを活用しています。赤坂にはホテルが多いため、観光で訪れた海外の方にもサロンを利用していただきたいからです。活用しているサービスはいくつかあり、たとえば『Google map』などにサロン情報が載せられる『Googleマイビジネス(現Googleビジネスプロフィール)』を利用しています。

引用:モアリジョブ|ネイルサロン「DRESS UP」

このように、スマホ検索とインバウンド需要の両方に対応できるMEOは、今後ますます重要度を増していくでしょう。MEO順位を意識した店舗運営は、今や集客戦略の必須項目といっても過言ではありません。

MEO順位を上げるメリットは?何が起こるのか

MEO順位が向上すると、ただ表示回数が増えるだけでなく、実際の集客・売上に直結するさまざまなメリットを得られます。

Googleマップで上位表示され「地図検索」から選ばれるようになる

スマホで「近くの○○」と検索するユーザーに見つけられやすくなるのが、MEO順位の最大の強みです。

Googleマップで上位に表示されることは、現代の店舗ビジネスにおいて非常に重要です。特にスマートフォンの普及により、「今いる場所の近くで」「今すぐ行けるお店」を探すユーザーが急増しています。

こうしたユーザーは、すぐにでも来店や予約をしたい“今すぐ客”であることが多く、マップ上で上位表示されることは、競合よりも先に選ばれる大きなチャンスになります。

Googleマップの検索結果では、通常上位3店舗が目立つかたちで表示され、さらに地図上でも強調されます。つまりMEO順位の3位以内に入れば、クリック率やタップ率が大幅に上がり、サイト誘導や電話問い合わせ、さらには直接の来店につながりやすくなるのです。

また、マップ上での表示内容(営業時間・写真・口コミ評価)も瞬時に確認されるため、視覚的にも信頼感を与えやすく、「ここなら安心して行けそう」と感じてもらえる心理効果も期待できます。競争が激しいエリアほど、MEO順位差1つが売上に直結することも少なくありません。

広告を使わずに自然検索からの集客が増える

MEO順位を高めれば、広告費ゼロでも効率的な集客増加を実現可能です。

多くの店舗オーナーにとって、広告費は大きな負担です。Google広告やSNS広告に出稿しても、実際にどれだけ来店につながったか測定しにくく、費用対効果に悩む方も多いでしょう。

対してMEOは、無料で始められる上に、自然検索での集客導線として非常に強力な手段です。Googleビジネスプロフィールを最適化し、継続的に管理・運用していけば、地図検索で上位表示されるようになります。

広告を出さずとも、地域名+業種名の検索や「今空いている○○」といった検索からの表示機会が増え、集客効率は向上するでしょう。

特にローカル検索のユーザーは「行動意欲が高い」ため、広告よりもむしろMEO経由の方が成約率が高くなるケースもあります。

さらに、広告に比べて「信頼性が高い」というユーザー心理も重要です。広告表記がない分、「自然に表示されている=評価されている店」という印象を与え、無意識に安心感を提供できます。

口コミ・評価の流入が増え、さらなる信頼獲得につながる

MEO順位が上がると露出が増え、それが口コミ・評価の増加につながり、信頼が高まるといった好循環が生まれます。

Googleマップで上位表示されると、店舗の情報がより多くの人の目に触れるようになります。表示回数が増えると、来店や問い合わせのきっかけが増えるだけでなく、実際に訪れたお客様が口コミを投稿する確率も上がります。これにより、クチコミ数や星評価が増加し、Googleからの評価もさらに向上するという“好循環”が生まれるのです。

特にMEOでは、評価の高い店舗が上位表示されやすくなる傾向があるため、以下のような流れ(循環)の確立が、順位維持と安定的な集客を支える鍵になります。

▼MEOの好循環

3_MEOの好循環

ユーザーにとっても、多くのレビューがある店は安心して選びやすいため、新規顧客の心理的ハードルを下げる効果も大きいです。

また、口コミに返信して顧客との関係性を強化したり、サービス改善のヒントを得たりも可能です。ただ露出するだけでなく、信頼と関係構築につながるMEO運用は、広告では得られない大きなメリットをもたらします。

Web予約やSNSへの流入も増え、全体の売上アップに直結

MEO対策は、店舗だけでなくWebやSNSとの連携にも波及し、売上全体に好影響をもたらします。

Googleビジネスプロフィールには、Webサイトへのリンクや予約フォーム、SNSへのリンクボタンを設置できます。MEO順位が上がり、プロフィールがより多くのユーザーに閲覧されるようになると、そこから自社のホームページやInstagram、LINE予約ページなどへのアクセス数も比例して増加していきます。

この流入増加によって、オンライン予約件数が増えたり、SNSのフォロワーやDM問い合わせが増えたりするなど、「マップ集客→Web集客→来店・売上」という連動した成果が期待できます。

Googleマイビジネス(現Googleビジネスプロフィール)を取り入れたことで集客サイトからの新規予約が増えましたし、その分リピートも増えています。

引用:モアリジョブ|サロン「BODY MAKE SALON BELLA SALUTE」 川崎 毅さん

特に近年は、「マップで調べて→SNSで雰囲気を確認して→予約する」というユーザー行動が一般化しているため、MEO強化が他チャネルにも良い影響を与えるのです。

また、アクセス解析を活用すれば「どの経路から流入が多いか」「どの投稿が予約につながったか」といった分析も可能になり、PDCAを回しやすくなります。MEOは単なるマップ表示対策にとどまらず、店舗全体の集客導線を底上げする基盤ともいえるでしょう。

MEO順位の決まり方|3つの基本軸

GoogleがMEO順位を決める際に重視するのは、「距離」「関連性」「知名度」という3つの軸です。

▼MEO順位の基本3軸

4_MEO順位の基本3軸

それぞれの仕組みを理解することで、的確な対策が取れるようになります。

距離(ユーザーとの物理的な近さ)

まず前提として、ユーザーの現在地と店舗の距離が近いほど、MEO順位は有利になる傾向があります。

Googleマップは、ユーザーの「現在地情報(GPS)」を元に、最も近くにある店舗を優先的に表示する仕組みになっています。

たとえば「近くの美容室」と検索したとき、5km先の人気店よりも、500m先の普通の店舗が上位に表示されるケースも珍しくありません。これは、「すぐに行ける場所を探しているユーザー」に最適な情報を提供するというGoogleの思想に基づいたものです。

この距離の概念は、Googleビジネスプロフィールで登録した住所情報を正確に入力しておくのが前提です。番地や建物名が間違っていたり、他媒体と食い違っていたりすると、地図上での評価に悪影響を与えかねません。

また、店舗が複数ある場合には、それぞれの拠点ごとにGoogleビジネスプロフィールを設定する必要があります。たとえばフランチャイズ展開しているサロンや治療院であれば、それぞれの支店ごとに「近いユーザー」にアプローチする仕組みづくりが必須となります。

このように、「距離」は店舗オーナーの力では変えにくい部分もありますが、正しい情報登録と戦略的な拠点展開で、上位表示を狙うのは十分に可能です。

関連性(業種やサービスとの一致)

ユーザーの検索意図と、店舗情報との“マッチ度”が高いほど、MEO順位は上がりやすくなります。

GoogleがMEO順位を決定する際、単純なキーワード一致だけではなく、ユーザーが求めている内容にどれだけ適したビジネスかという「関連性」も重要な評価基準としています。

たとえばユーザーが「肩こり 整体」と検索した場合、「整体院」というカテゴリを登録しているだけでなく、説明文や投稿、クチコミの中に「肩こり」に関する言及があれば、より関連性が高いと判断されます。

この関連性を高めるためには、Googleビジネスプロフィールの情報欄をしっかりと活用する必要があります。サービス説明、商品リスト、Q&A、投稿記事などに、お客様の検索キーワードを意識した自然な表現で情報を盛り込みましょう。

また、提供しているサービスに関する写真や動画を掲載することで、視覚的な理解も促進され、ユーザーからの滞在時間や行動がポジティブに影響します。

Googleはこうしたユーザー行動もアルゴリズムに反映させているため、「関連性」は単なる文字情報だけではなく、体験や信頼性を総合して評価される要素となります。

店舗側で努力して改善できるポイントが多いため、MEO対策ではまず「関連性の強化」から始めるのが効果的です。

知名度(レビュー数、情報の充実度、外部評価)

Googleは、あるビジネスがどれだけ「知られているか」「評価されているか」という観点を「知名度(Prominence)」として判断しています。これは実店舗における“有名さ”だけでなく、インターネット上での情報量や評判の高さも含めた広義の知名度です。

具体的には、Googleビジネスプロフィールに投稿されたクチコミの数や評価(星の数)、写真の枚数、返信の頻度などが直接的に影響します。

さらに、ホームページやSNS、他のポータルサイト(ホットペッパー、エキテンなど)からの被リンクや一致した情報も、知名度の評価材料となります。

また、地域でメディアに取り上げられたり、話題になったりした場合も間接的に影響するケースがあります。たとえばローカルニュースに紹介された美容室や、SNSでバズったカフェなどがMEOでも急に上位に上がることがあるのは、この知名度評価の影響です。

つまり、オフラインとオンラインの「評判」が融合した評価基準であり、時間をかけて育てていく必要があります。

MEO順位が上がらない原因

「MEO対策をしているのに思うように順位が上がらない」という場合、基本的な運用や設定に問題があるケースが散見されます。以下で、代表的な原因を順に確認しましょう。

Googleビジネスプロフィールの不備

ありがちなのがGoogleビジネスプロフィールの初期設定や情報管理のミスです。

Googleビジネスプロフィール(旧:Googleマイビジネス)は、MEO対策の核となる情報管理ツールです。しかし、ここで登録されている情報に「漏れ」「誤り」「未入力」があると、検索エンジンからの評価が下がる要因となってしまいます。

たとえば営業時間が未設定だったり、電話番号や店舗住所が他サイトと一致していなかったりすると、「信頼性が低い情報」と判断され、順位が上がりにくくなります。

また、カテゴリの選定ミスも要注意です。例えば美容室なのに「ビューティーサロン」だけを選んでいると、「美容室」で検索した際に関連性が薄くなり、表示されにくくなります。メインカテゴリとサブカテゴリの正確な選定が、MEO順位向上の土台になります。

加えて、プロフィールのオーナー確認が未実施のままだと、編集権限や分析機能が制限され、継続的な運用に支障をきたします。まずはプロフィールの情報を抜けなく・正確に整備しているか、チェックしてみましょう。

クチコミが少ない・偏っている

クチコミはMEO順位に大きく影響する指標です。数が少ない、もしくは評価が偏っているとマイナス評価につながります。

Googleマップでは、ユーザーが店舗を選ぶ際に「評価の高さ」だけでなく「クチコミの数」や「コメント内容」にも注目しています。検索アルゴリズムも同様で、定期的かつ自然な形でクチコミが増えている店舗を「人気がある=信頼できる」と評価し、上位に表示する傾向があります。

ただ一方で、そもそもクチコミがほとんど投稿されていない、または投稿されていても一部の熱心な顧客による偏った意見だけになっていると、Googleからの評価が上がりづらくなります。

さらに「星1」「星2」の低評価が多く放置されていると、ネガティブな印象を与え、順位だけでなく集客自体にも悪影響を及ぼします。

投稿・写真が古い・少ない

Googleビジネスプロフィールの投稿や写真が放置されていると、営業実態が不明と判断され、順位が下がりやすくなります。

MEOにおいて「情報の鮮度」は極めて重要な指標です。Googleは、「定期的に情報が更新されている=現在も営業していてアクティブなビジネスである」と判断します。反対に、投稿が数カ月以上更新されていない、店内写真が数枚しかない、といった状態では、「閉業している可能性がある」と認識されかねません。

実際、Googleビジネスプロフィールには投稿機能やイベント情報、写真・動画のアップロード機能などが用意されていますが、それらを活用せずに放置している店舗も散見されます。特に、飲食店や美容室などの店舗商売は、今も元気に営業している印象を写真や投稿で与えることが大切です。

キーワードやサービス名が適切でない

MEOにおいて、使用するキーワードが的外れだと、「検索されても表示されない」という致命的な事態につながります。

Googleは、ユーザーが入力する検索キーワードと、ビジネスプロフィールに記載された情報との「一致度(関連性)」を見て表示順位を決定します。つまり、お客様が検索に使う言葉を正しく捉えていなければ、どれだけ良いサービスでも見つけてもらえないのです。

たとえば、整骨院で「骨盤矯正」「姿勢改善」などを提供しているにもかかわらず、サービス説明や投稿文にそのキーワードが一切使われていなければ、「骨盤矯正+地域名」で検索したユーザーに表示されません。また、美容室であれば「髪質改善」「白髪染め」「メンズカット」など、実際の需要に即した語句を活用することが重要です。

さらに、ユーザーは地域名や症状・目的といった複合キーワードで検索する傾向があるため、投稿文・Q&A・サービス名などにも自然に組み込んでおくと関連性が高まり、表示されやすくなります。

単に「美容室」「整体」などの一般的な語句だけでなく、お客様が使いそうな具体的キーワードで情報設計することが、MEO順位改善の鍵を握ります。

MEO順位の上げ方|全業種共通

業種に関係なく共通するMEO順位を上げるための基本的な運用ポイントを、5つ紹介します。

情報の正確性を整える(NAP統一)

MEOで最も重要な基盤が、店舗情報の「正確性」です。特にNAPの統一はGoogleからの評価に大きく影響します。

NAPとは、Name(名称)、Address(住所)、Phone(電話番号)の頭文字をとった略語で、店舗の基本情報そのものです。このNAP情報が、Googleビジネスプロフィールと公式サイト、各種ポータルサイト、SNSなどですべて統一されていることが信頼性の基本となります。

たとえば、Googleビジネスプロフィールでは「中華料理○○」なのに自社サイトでは「中華飯店○○」、電話番号が一部異なるといった違いがあると、Googleは同一店舗と判断できないと認識し、順位が上がりにくくなります。特に、店舗移転や屋号変更、支店の統廃合があった場合は、NAPのズレが起きやすいため要注意です。

また、ビジネスプロフィールに登録する際は、番地や建物名、郵便番号まで正確に入力することが重要です。統一性のあるNAPは、Googleに「信頼できるビジネス情報」として認識され、MEO順位の基礎を支える重要な要素となります。まずは基本情報の整備から見直してみましょう。

クチコミを集める仕組みづくり

Googleは、クチコミの数や質、投稿のタイミングなどを総合的に評価してMEO順位を決定しています。つまり、クチコミを集めて評価を高めるのは、上位表示を目指すうえで欠かせない要素です。

▼Google上における評価・クチコミ表示のイメージ

5_Google上における評価・クチコミ表示のイメージ

ただ、お願いするだけではなかなか投稿にはつながらないのが実情です。だからこそ、「自然にクチコミが集まる仕組み」を用意することが重要です。

たとえば、来店後にスタッフが「よろしければGoogleにご感想をお願いできますか?」と声かけするだけでも効果があります。また、LINEや予約メールの自動返信機能を使って、クチコミ投稿を案内するメッセージを送る方法も有効です。さらに、店内にQRコード付きのPOPやメニュー表を置いておくと、スマホですぐアクセスできて投稿率が上がります。

注意点としては、見返りを条件にした「報酬付き投稿」はガイドライン違反になるためNGです。あくまで「自然な声」を促し、投稿しやすい環境を整えることがMEO対策としての王道です。

また「良いクチコミ」を得るには、接客やサービスの「質の高さ」が前提です。Googleレビューで全店4.8以上獲得する「iCure鍼灸接骨院」の相樂知岐(さがらともき)さんもインタビューにおいて以下のように語っています。

「iCure鍼灸接骨院」では接客の基本として3つのことを大事にしており、それを「QSC」と表しています。「Q」がクオリティで、治療の技術、知識に関するクオリティ、「S」がサービス。ホスピタリティあふれる接客でおもてなしをしています。「C」がクリンネスで院内の清潔感です。

引用:モアリジョブ|「iCure鍼灸接骨院」相樂知岐さん

商品やサービスの画像を充実させる

ユーザーは写真で印象を判断します。画像はMEO対策における「無言の信頼構築」といえるでしょう。

Googleマップで店舗を見つけたとき、最初に目にするのは店舗名とクチコミ、そして「写真」です。ここに魅力的な画像がなければ、ユーザーの興味を引くことができません。逆に、画像が豊富で雰囲気が伝わる店舗は「ここに行ってみよう」と思わせる強力な武器になります。

たとえば飲食店なら、人気メニューの美味しそうな写真、店内の雰囲気、ランチタイムの様子などが視覚的な訴求力を持ちます。「写真を見て食べたくなった」「店の雰囲気が良さそうだったから予約した」という行動は、想像以上に多いのです。

また、Googleはユーザーの画像閲覧行動=滞在時間も評価に加えるため、魅力的な画像は順位向上にも直結します。

定期的な投稿・写真更新で「営業している」を演出

情報が止まっている店舗は、Googleにもユーザーにも「閉まっているかも?」と思われてしまいます。

Googleは、最新情報を頻繁に発信している店舗ほど「活動中」と判断し、優先的に表示しやすくなる傾向があります。反対に、投稿が何カ月も更新されていなかったり、年中同じキャンペーン情報を掲載していると、「閉業の可能性あり」とマイナス評価されてしまいます。

具体的には、「新メニューのご案内」「季節イベントの告知」「施術風景の紹介」など、写真とともに投稿を行うことで、情報の鮮度を維持できます。

また、「投稿」といってもSNSのように凝った内容である必要はありません。「今も元気に営業しています」と伝えるだけで十分に意味があります。

さらに、イベント情報やセール情報を投稿に含めれば、直接の来店動機にもつながります。Googleマップ上でも「最新情報」として目立つ場所に表示されるため、集客効果も高まります。手間をかけずにできる定期投稿は、MEO順位を上げるうえでコストパフォーマンスの高い施策といえるでしょう。

キーワード選定と投稿への活用

狙った検索キーワードを投稿やサービス説明に自然に盛り込めば、Googleに強く関連づけられます。

MEO対策において、「どんなキーワードで検索されたときに表示されたいか」を明確にしておくのは重要です。たとえば美容室なら「髪質改善」「白髪ぼかし」「縮毛矯正」など、整骨院なら「肩こり」「腰痛」「姿勢改善」など、自店の強みや人気メニューを「検索される言葉」で明文化する必要があります。

こうしたキーワードは、Googleビジネスプロフィールの「説明文」「サービス紹介」「投稿文」などに、自然なかたちで織り込むようにします。ここでのポイントは、無理に詰め込むのではなく、読み手にも分かりやすく・Googleにも認識されやすいように設計することです。

さらに、ユーザーがよく使うキーワードを事前にリサーチしておくと、より効果的な情報発信が可能になります。Googleサジェストやマップ検索時の候補ワードなどを活用して、ニーズに即した投稿を積み重ねましょう。正しいキーワード設計は、MEO順位を底上げする強力な武器になります。

MEO順位のチェック方法

MEO対策の効果を検証するには、まず自店舗の現在の順位を正確に把握することが重要です。以下では3つの代表的な方法をご紹介します。

Googleマップ上での手動検索による確認

最も手軽なのが、Googleマップを使って自分で検索する「手動チェック」です。

Googleマップを開き、ユーザーが想定するキーワード(例:「○○駅 ランチ」や「肩こり 整骨院」)で検索すると、上位3店舗前後が「ローカルパック」として地図上に表示されます。ここに自店舗が含まれていれば、ある程度MEOが機能していると判断できます。

また、表示順や星の数、レビュー数といった競合情報も視覚的に把握できるため、自社の課題や強みも見つかりやすい利点があります。

ただし、注意すべきはこの手動検索結果はユーザーの検索履歴・現在地などに大きく影響される点です。普段から自店舗の情報を検索しているオーナー自身が確認すると、自動的に順位が上がって見えてしまうこともあります。これは「パーソナライズ表示」と呼ばれるもので、実際のユーザー(他者)が見る順位とは異なる可能性があるのです。

そのため、手動チェックは参考程度にとどめ、後述のより客観的なチェック方法と組み合わせて判断するのが無難です。

シークレットモード・位置情報オフでの確認

より正確な順位を知るには、ブラウザの「シークレットモード」やスマホの「位置情報オフ」を活用しましょう。

Google検索は、ユーザーごとの検索履歴・興味関心・現在地などを反映させて結果を最適化(パーソナライズ)しています。そのため、通常の状態で検索しても「あなた用にカスタマイズされた結果」が表示され、本来のMEO順位が把握しづらくなります。

その対処法として有効なのが、「シークレットモード(プライベートブラウズ)」での検索です。Google Chromeなど一般的なブラウザには、履歴やログイン状態を無効化して検索できる機能があり、これを使うことでより一般的な検索結果に近いものを確認できます。

6 _シークレットモードのイメージ

さらに、スマホの場合は「位置情報」を一時的にオフにしたり、擬似的に検索位置を変更できるツールを使えば、異なるエリアからの検索結果をシミュレート可能です。これにより、「○○駅周辺では何位に表示されるのか?」といった戦略的な分析ができます。

精度の高い順位確認をしたいなら、こうした方法で「主観の入らない検索環境」を整えることが重要です。

MEO順位チェックツールの併用も有効

順位を定点的かつ客観的に把握するには、専用のMEO順位チェックツールを活用するとより効率的です。

手動やシークレットモードでの確認にも限界があります。たとえば「どの時間帯に順位が上下しているか」「どの検索キーワードで表示されているか」など、日々の変動を把握したい場合、MEO専用ツールの使用が効果的です。

こうしたツールは、複数のキーワードを定点観測できるため、改善策の優先順位を立てやすくなります。

一部MEO順位チェックツールには、無料プランでも十分な機能を備えているものもあります。これらのツールは、キーワードごとの検索順位・エリアごとの表示状況・ローカルパックへの掲載有無などを数値で可視化してくれるため、改善施策の効果測定にも役立ちます。

また、Googleビジネスプロフィールの分析機能(インサイト)と併用することで、「閲覧数」「経路検索数」「電話タップ数」なども確認でき、順位と実際の反応の相関関係を客観的に見られるようになります。

順位を“感覚”ではなく“データ”で管理したい経営者にとって、MEO順位チェックツールは欠かせないでしょう。

MEO順位チェックツールおすすめ5選(無料・有料)

MEO順位を戦略的に改善するには、単なる手動では限界があります。ここでは、無料から有料まで目的別におすすめのツールを5つご紹介します。

MEO検索順位チェッカー

Googleマップ上の検索順位を即時チェックできる無料ツールです。エリア・キーワード・店舗名を入力するだけで、マップにおける順位を最大20位まで取得できます。

会員登録不要でも利用できるため、まずは気軽に現状把握したいオーナーに最適です。地域や検索履歴の影響を受けにくく、客観的な順位が分かる仕様なので、パーソナライズ表示に左右されずに比較的正確なデータを取得可能です。

参考:MEO検索順位チェックツール(Googleマップ順位チェックツール)

MEOアナリティクス

複数店舗の一括管理と分析に強みがある、有料MEO対策ツールです。Googleビジネスプロフィールを一括で編集できるほか、口コミ管理や自動投稿、順位推移の可視化も可能です。

3,000社以上の導入実績があり、登録店舗数が多ければ一店舗あたり月額数百円~という価格帯も魅力です。特にチェーン店や複数拠点を持つ企業に向いており、データに基づいた運用設計をしたい方におすすめです。

参考:Googleビジネスプロフィール一括管理・分析|MEO Analytics

MEOチェキ

特許取得済みの計測技術と豊富な分析機能を備える有料ツールです。市区町村単位や任意地点での順位計測が可能で、前日比や各キーワードごとの順位推移をチャート化できます。

予約投稿機能や口コミ一括管理も備え、単なる順位把握ではなく、運用品質の向上を目指せるツールです。国内75,000店舗以上の導入実績も信頼感を後押しします。

投稿作成やクチコミ返信などの運用も生成AI機能で素早く簡単に行える点も強みといえるでしょう。

参考:GoogleMaps順位計測・効果測定ツール「MEOチェキ」

Gyro-n MEO

ピンポイントな地点・時間帯での高度な順位分析が可能なクラウド型ツールです。番地レベルでの検索順位測定と、時間帯別の分析が特徴。深夜〜朝・昼・夕方など、最も集客につながりやすいタイミングで順位確認ができます。

また、競合分析や多言語検索チェック機能も備えており、海外顧客を意識する店舗にも適しています。競合店舗をベンチマークし、各キーワードによる検索順位の動きもグラフで確認することも可能です。

参考:MEOツールならGyro-n、順位チェック&ビジネスプロフィール管理

MEOマスター

日本初のパッケージ型MEOツールで、分かりやすい可視化と低コストが魅力です。7日間の順位推移や3位以内の日を色分けで表示するなど、見やすさと分析のしやすさが特徴といえます。

競合店舗の順位も確認でき、2週間の無料試用もあるため、まずは使用感をじっくり確認してから検討したいという方に適しています。低価格ながら、AIによる投稿や返信の作成補助機能を搭載している点も魅力です。

参考:MEOマスター Next ~MEO対策支援ツールの決定版~

MEO順位を高める際の注意点

MEO対策は確実に成果が出やすい集客施策ですが、誤った認識や運用ミスが逆効果になる場合も。ここでは失敗しないための注意点を解説します。

「一度登録すればOK」は危険

多くの店舗が「Googleビジネスプロフィールを一度整えたら完了」と思いがちですが、実際には運用の「継続」が評価に直結します。Googleは、最新の情報発信やユーザーとのやり取りを重視しており、更新が途絶えた店舗は「営業していない可能性がある」と判断されるリスクもあります。

たとえば、投稿が半年以上止まっていたり、古いキャンペーン画像をそのまま掲載していたりすると、ユーザーにもネガティブな印象を与えます。

また、競合が常に投稿やクチコミ返信を行っている中で、自店が何もしていなければ、相対的に順位が下がるのも当然です。

MEOは「登録して終わり」ではなく、「運用し続けてこそ価値が出る施策」です。週1回の投稿、月1回の写真追加、クチコミ返信など、小さな積み重ねで大きな信頼を築きましょう。

不自然なレビュー集めはペナルティの可能性がある

クチコミ数を増やすことは大切ですが、Googleのポリシー違反となる「操作的な行為」は避けなければなりません。

たとえば、「レビュー投稿で割引します」といった見返りを条件にしたレビュー集め、架空アカウントによる自作自演投稿、業者へのレビュー代行依頼などはGoogleのガイドラインに反する行為であり、ペナルティ対象となります。最悪の場合、ビジネスプロフィールの削除・検索順位の大幅ダウンといった措置がとられるケースもあります。

とりわけ、見返りを条件にしたレビュー集めは、景品表示法(ステルスマーケティング告示)違反にも該当してしまいます。

また、短期間に★5評価だけが集中する不自然な投稿状況もAIに検知されやすく、かえって信頼を失う原因にもなります。信頼性を高めるには、実際の顧客に丁寧に声かけし、自然な流れで投稿してもらう「誠実な姿勢」が最も重要です。

MEOで大切なのは「量」ではなく「質」です。ユーザー目線で信頼できるレビューが増えることが、長期的にMEO順位の向上につながります。

スマホとPCで順位が異なる

Googleの検索結果は、利用端末によって表示順位が異なるケースがあるため、確認時は環境を意識する必要があります。

特にMEOでは、スマホユーザーの位置情報や閲覧履歴に基づいて検索結果が強くカスタマイズされます。そのため、同じキーワードで検索しても、スマホとPC、さらにはユーザーによって順位がまったく異なることも珍しくありません。

たとえば、Aさんがスマホで「東京駅 ランチ」と検索したときに1位に表示されていても、PCや別のスマホで検索すると3位や5位になるケースもあり得ます。これはGoogleが「その人にとって最適な情報」を重視しているためで、実際の順位を把握するには複数の端末・環境でのチェックが必要です。

そのため、確認時は先に紹介したシークレットモードや位置情報オフの環境で、スマホとPC両方から確認するのをおすすめします。一つの画面だけを信じず、多角的に把握することで本当の順位が見えてきます。

順位変動は一時的?様子見すべきパターンもある

MEO順位は日々変動するため、一時的な上昇や下降に一喜一憂するのは危険です。

Googleのアルゴリズムは常に調整されており、MEOの検索順位も日によって微妙に変動します。特に、アップデート直後や競合の動きが活発な時期には、急に順位が落ちたように見えても、数日で元に戻ることが多々あります。

こうしたケースでは、焦って設定を変更したり、大幅にプロフィールを編集したりすると逆効果になるリスクもあります。変更の影響を見極めるには、最低でも1〜2週間程度の様子見が必要です。特に、新たにキーワードを投稿に含めた場合や、口コミ返信の強化を始めた直後は、効果が出るまでにタイムラグがある点は理解しておきましょう。

短期的な順位だけに振り回されず、1か月・3か月単位で推移を見守る視点が、長期的なMEO戦略には不可欠です。

MEOだけでなく他施策との組み合わせで相乗効果を発揮

MEOは集客に対して非常に有効な施策ですが、それ単体だけで完結するよりも、他の施策と組み合わせることで大きな相乗効果が生まれます。

たとえば、SNS(Instagram、LINE公式アカウントなど)と連携し、Googleの投稿欄にSNSの更新内容を活用すると、一貫性のある情報発信が可能になります。

また、店舗ホームページや予約サイトとMEOの情報をリンクさせておけば、来店までの導線もスムーズになります。さらに、MEOで得たアクセスデータや検索キーワードをもとに、WEB広告のキーワード設計やSNSキャンペーンの企画にも活かせます。

総じて「MEOで見つけてもらう→SNSでファン化→予約につなげる」といった流れをつくれば、顧客獲得だけでなく定着率も向上します。

『MEO、SEO、動画CM対策』にはブログをしっかりと書く、集客サイトの更新に力を入れるなどがあり、ここ最近の閲覧数は1ヵ月で2.9万ほどでした。約3万人がグーグルマップ上で『Door代官山』をタップして、それからホームページに飛び、スタッフやサロンのSNSを見て、そして気に入ったら予約をする。この流れが多いですね。

引用:モアリジョブ|美容室「Door代官山」代表 吉澤さん

MEOは孤立した対策ではなく、「総合的な集客導線の一部」と捉えるのが、競合に差をつける鍵です。

MEO順位を着実に高めたいならノウハウをもった人材の採用も有効

MEO順位を安定的に上げ続けたいと考えるなら、専門知識をもった人材の採用を検討するのが有効な手段です。

MEO対策は一度設定すれば完了するものではなく、日々のクチコミ対応、投稿更新、キーワード調整など継続的な運用が求められます。しかし多くの経営者は、「そこまで手が回らない」「詳しい人材がいない」という悩みを抱えがちです。だからこそ、MEOやデジタル集客に強い人材の採用が、店舗経営の“集客力の安定化”につながります。

とはいえ、「採用は行っているが思うように成果を得られない」「以前失敗したから採用に踏み出せない」とお困りの方も多いのではないでしょうか。

以下の資料では、採用に成功するためにおさえるべき必須ポイントを4つの観点から紹介していますので、ぜひ無料ダウンロードのうえ、ご活用ください。

まとめ

MEO順位を上げるためには、正しい理解と継続的な対策が欠かせません。本記事の重要ポイントをまとめると以下の通りです。

  • MEO順位は「距離・関連性・知名度」の3軸で決まる
  • Googleビジネスプロフィールの情報整備と定期更新が基本
  • クチコミや写真を活用し、信頼性と露出を強化
  • 投稿やキーワードの工夫で検索表示の精度を高める

MEOにおいては、小さな工夫の積み重ねが大きな集客成果へとつながります。ぜひ今日から店舗運営に活かしてください。

高橋祐哉(Takahashi Yuya) プロフィール画像
執筆者情報
高橋祐哉(Takahashi Yuya)
BtoB・BtoC双方の商社で、営業・経営企画・企業HP運用・採用・社員教育・総務など企業の根幹を支える業務に計11年従事。幅広い実務経験を活かし、人材確保や店舗経営に役立つ実践的な情報をメディア記事として発信中。Bizリジョブ編集部では記事執筆のほか、一部編集・ディレクションを担当。