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【オーナー・経営者向け】セラピストが辞める理由「建前と本音」とは?退職を防ぐポイントを解説

【オーナー・経営者向け】セラピストが辞める理由「建前と本音」とは?退職を防ぐポイントを解説

「セラピストがすぐ辞めるので困っている」

「セラピストが辞める本当の理由を知りたい」

このようにセラピストの離職に悩む、サロンのオーナーや経営者は少なくありません。

セラピストの中には不満を正直に口に出す人もいれば、波風を立てたくないと我慢し、離職を申し出る際も本当の「辞める理由」を言わない人もいます。

本記事ではセラピストが辞める本当の理由と、退職を防ぐためのポイントを解説します。セラピストを定着させたいオーナーや経営者はぜひ参考にしてください。

セラピストが伝える「辞める理由」は建前の可能性がある

セラピストに限らず仕事を辞めるときは、建前の理由を会社に伝える人が多い傾向です。

エンジャパンの調査によると半数以上の人が、退職時に会社に伝えなかった「本当の退職理由」があると回答しています。

▼退職時に、会社に伝えなかった「本当の理由」はありますか?

1.退職時に伝えなかった本当の理由

伝えなかった理由は「話しても理解してもらえないと思ったから」「円満退社したかったから」がそれぞれ4割を超えています。

理解してもらえないと思うのは「伝えても上司や会社は動いてくれない」など、上司や会社に対する期待感の薄さの表れでしょう。

また円満退社したいと回答した人は、すでに自身の中で退職の意が固まっているとも取れます。

退職の申し出期限について

一般的に退職の申し出は1〜2カ月前までとの認識がありますが、雇用期間に定めのない労働者の離職は2週間前の申し出で良いと民法で定められています。

ただし民法はあくまで任意法規のため、就業規則で別途期間に定めがあれば就業規則のほうが優先されます。

引継ぎや新たなセラピストを採用するまで続けて欲しい場合は、あらかじめ従業規則に「退職の申し出期限」を記載しておきましょう。

いずれにしても、申し出から退職日(最終出勤日)まで一定の期間が発生します。その期間を穏便に過ごすために「申し出時に本当の理由を言わず、そのまま辞めていく」というケースも散見されます。

セラピストが辞める本当の理由

セラピストが辞める本当の理由で多かったのは以下の5つです。

  • 給与に不満を感じたから
  • 安定性や将来性が不安だから
  • 体調を崩した・体力的に厳しいから
  • 人間関係に不安を感じたから
  • 福利厚生や評価制度に不満があったから

参考:ホットペッパービューティーアカデミー美容就業実態調査2024

どんなに好きな仕事でも生活の基盤が不安定で、将来の見通しが不透明では安心して働けません。

またどんなに給料が良く福利厚生が整っていても、人間関係に問題があり、強いストレスに繋がっていれば辞める理由へと発展します。

詳しく解説しますので、自社のセラピストが辞める理由になっていないか、参考にしてください。

1.給与に不満を感じたから

リジョブの調査によると約6割のセラピストが、今の給与や給与体系に不満を感じています。とくに経験年数が3〜6年のセラピストでもっとも高い傾向です。

2.今の給与に対する満足度

不満な理由は「求める生活水準に対して不足しているから」が最も多く、次いで「労働時間に見合わないから」「他社と比べて低いから」と続いています。

とくに技術や知識が向上してくる3年目くらいになっても給与が上がらないと、不満につながります。

ホットペッパービューティーアカデミーの調査でも、初めて働いたサロンを辞めたのは3〜5年目がもっとも高い結果となっています。

セラピストは元同僚や同じスクール卒など横の繋がりがあり、給与に関するリアルな情報交換が可能です。

同じ仕事内容で自店より給与が良ければ、店を移りたいと思うのは仕方のないことでしょう。

2.安定性や将来性が不安だから

セラピストは職業としての安定性や将来性に不安を感じる人も多くいます。

一般的にリラクゼーションサロンは仕事終わりの時間帯や土日の利用者が多く、休みにくい傾向にあります。17時や18時の定時上がり、毎週土日休みなど、安定した働き方が難しい職業です。

ホットペッパービューティーアカデミーの調査によると、リラクゼーションサロンを辞めたセラピストのうち半数近くは別の店でリラクゼーションセラピスト(整体・リンパなど)としてまた就業していますが、約3割は美容関連以外の職業へ就いています。

▼初職からの転職した職業(リラクゼーションセラピストの場合)

転職先の職業

割合

リラクゼーションセラピスト

42.5%

美容関連以外の職業

29.2%

退職後、どこにも就職していない

8.6%

※ホットペッパービューティーアカデミー 美容就業実態調査2024を元に作表

転職先の詳細データはありませんが結婚や出産など将来を見据えたとき、長く続けられる安定性や将来性のある職業へ転職する人は一定数いると推測されます。

3.体調を崩した・体力的に厳しいから

セラピストは体力を必要とする仕事です。体調を崩してしまい辞めざるを得なくなったセラピストや、年齢とともに体力的に厳しいと感じて辞めるセラピストも少なくありません。

セラピストはガチガチに固まった体を癒すだけでなく、お客様の悩みを聞くのも仕事のひとつです。体力のない人やネガティブな考えに引っ張られてしまう人は、心身の負担となり体調を崩してしまうこともあります。

またサロンによっては勤務時間が深夜に及ぶこともあるため、生活リズムを一定に保つのが大変な場合もあるでしょう。

人間は、自分自身にゆとりがないと他人に対して気配りすることができなくなってしまいます。そこで、研修やミーティングなどを早朝から行うようにしているんです。仕事が終わった後にミーティングを行うお店も多いようですが、仕事の後はスタッフみんな疲れているので、はやく家に帰って、食事をして、夜はゆっくりと身体を休めてもらいたいんです。

引用:モアリジョブ|テルメ・フェリーチェ プロデューサー 東福さん

実際に体調を崩していなくても将来を見据えたとき、長く続けるのは厳しいと判断し辞める人もいます。健康的に働き続けられる安心感は、自社への定着化を図る上で大切なポイントといえるでしょう。

4.人間関係に不安を感じたから

日本労働調査組合が行った調査によると、6割近い人が職場の人間関係を理由に退職・転職を考えたことがあると回答しています。

3.人間関係を理由に退職・転職を考えたことがありますか?

同調査は全国の会社員20〜49歳の人を対象に行ったものですが、年代別にみると人間関係を理由に退職・転職を検討したことがある人は30代がもっとも多い結果となっています。

30代は40代に比べると転職しやすい年齢であることが理由と考えられます。

加えてセラピストは技術職であるため、一般的な会社員より転職ハードルが低い傾向です。そのため人間関係に不安を感じた場合、辞めて別の店に移る人も多いと考えられます。

5.福利厚生や評価制度に不満があったから

社会保険などの福利厚生や評価制度への不満は、セラピストが辞める理由のひとつです。

ホットペッパービューティーアカデミーの調査によると、福利厚生に関する不満は給与への不満や将来性への不安に比べると低いものの、約6人に1人の離職原因となっています。

厚生労働省運営のjobtagの調査からもわかるようにセラピストは正社員だけでなく、業務委託やパートタイマーなど多様な働き方がある職種です。

ところが福利厚生は企業全体でみたとき、非正規従業員に適用している割合はいずれの項目でも5割に達していないのが現状です。

▼企業全体のうち非正規従業員に適用している割合(上位10項目/n=2809/単位:%)

4.企業全体のうち非正規従業員に適用している割合

画像出典:企業における福利厚生施策の実態に関する調査|独立行政法人 労働政策研究・研修機構

また多くのリラクゼーションサロンでは、指名制や歩合制を導入しています。指名が多く売上に貢献していても遅刻が多いなど、規律を守れていないセラピストの優遇は他のセラピストの不満につながります。

美容室の激戦エリアで4店舗を展開する『Nalu pu loa』グループでは会社にとって必要な人材を正しく評価するため、歩合制ではなく評価給を導入しています。

評価給を導入した理由は、それぞれの強みを、きちんと給料に反映させるためです。たとえば営業はいまひとつでも教育がとても上手なスタッフがいたとします。そのスタッフは、歩合制ではそれほど評価をしてもらえないので『自分は会社に貢献できていない』と思ってしまうかもしれません。しかし、絶対にそんなことはありません。

(中略)また、総合的に評価をしていると40代以上になっても管理職などのポジションを用意することができます。

引用:モアリジョブ|Nalu pu loa 代表 西山裕さん

多様な働き方が定着した昨今、雇用形態に関係なく平等な福利厚生の提供と、総合的な評価制度の整備が求められています。

研修終了後に辞める人は技術の習得が目的だった可能性も

株式会社シーシーティ協会の調査によると、リラクゼーション業界に入ったセラピスト(整体師やエステティシャン含む)の約3割が「手に職をつけたかったから」と回答しています。

5.セラピストになったきっかけは何ですか?

そのため研修終了後にすぐ辞める人は、技術の習得が目的だった可能性もあります。

研修には人件費や教材費などコストがかかるため、経営者としては費用を請求したいと思う人もいるでしょう。

業務委託の場合は研修費の負担やペナルティに関して、契約書に記載することで研修費の請求が可能です。

しかしアルバイトや正社員など直接雇用の場合「研修終了後〇年以内に退職の場合、研修費全額返還する」など研修費の返還に関する記載は、労働基準法第16条に違反になるため請求はできません。

この場合、〇年以上勤務を続けた場合は返還を免除する「技術取得費用の貸付」というかたちを取れば労働基準法第16条の違反にあたらない可能性があります。

ただし「貸付(返済の期日や免除の事由など)であると明白にしておくこと」「研修が労働者の自由な意思に委ねられているか」など、貸付にできる要件もあるので重ねて注意が必要です。

セラピストの退職を防ぐには早期の対応が鍵

セラピストの退職を防ぐにはいち早く変化に気づき、辞める気持ちが固まる前のフォローが大切です。

ミーティングや勤務時の様子を観察し、入社当時よりモチベーションダウンしている場合や悩みを抱えている様に感じた際には、別途時間を設けて話を聞きましょう。

さらにほぼ毎月スタッフと個人的なミーティングをするようにして、みんなの前では言えないような悩みなどを聞いたり。方向性が本当にずれているのであれば、お互いのために退職してもいいと思うんですけど、こんなことをやりたいという思いがあるのなら、会社ができる限りサポートしたいと考えています。

引用:モアリジョブ|Lusso オーナー 小島亮さん

遅刻や欠勤の増加、指名率や売上が著しく低下してきた場合も要注意です。

異変に対する早期の対応で離職を防げる可能性は高まります。ただ給与面や人間関係など本音を言いにくいものもあります。

セラピストが辞めない環境を事前に整え、セラピストが「辞めたい」と思う機会自体を減らしましょう。

セラピストが辞めないための環境づくりとは?

ここでは事例も交えながら、セラピストが辞めないための環境づくりを提案します。自店に取り入れていけそうなものから取り組んでいきましょう。

給与を相場の平均以上に設定する

セラピストが辞めないための環境づくりでまず取り組むべきは、辞める理由として最も多い「給与」の見直しです。

現在の給与が労働時間や能力、責任、ポジションに見合っているかをあらためて確認しましょう。また勤続年数を踏まえ、相場の平均以上に設定することで他店へ転職するリスクを防げます。

リジョブの調査によると「今のスキルと働き方」での理想の給与は26〜30万円が最も多く、3〜6年の勤続年数では21〜25万円でした。

6.今のスキルと働き方での理想の月収

セラピストの給与は基本給や歩合制などさまざまです。セラピストが理想とする給与体系や歩合率も考慮し、給与を決定しましょう。

詳細は下記のサイトをダウンロードしてご覧ください(無料)。

独立支援やキャリアアップなど将来へつながる支援を明確化する

独立支援やキャリアアップなど将来へつながる支援を明確にし、将来性や体力的な不安による離職者を軽減しましょう。

株式会社シーシーティがリラクゼーション業界で働く女性に行った調査では、約半数が「将来独立したい」と回答しています。

7.将来的に独立したいと思いますか?

とはいえサロン運営は簡単ではありません。資金の借り入れや事業計画書の立て方、店舗運営など独立に必要な知識は多様にあります。

経営ノウハウなどを学ぶための講習費補助や、フランチャイズ開業の選択肢を用意するなど、独立希望者向けの支援を準備することで意識の高いセラピストの定着につながります。

また独立支援にも力を入れています。独立にはいくつかの道を用意していまして、たとえば本人が会社から出資金を借り入れてフランチャイズ店としてオープンするケースや、黒字になるまではうちの社員として働いて黒字化したら買い取る、という方法も可能です。本人のリスクがほとんどない状態で、独立できるのが大きな特徴だと思っています。

引用:モアリジョブ|株式会社mirror ball 代表取締役 中野剛志さん

またセラピストを育てる講師や店舗の管理者など、第一線でセラピストとして活躍するのとは別のポジションを用意し、将来性に不安をもつセラピストへの道筋を整えましょう。

知識や経験豊富なセラピストを講師にキャリアアップさせれば、研修システムを構築でき、新たなセラピストを育てやすくなります。

定期的な聞き取りや支店間の異動を可能にする

定期的な聞き取りと支店間の異動を可能にすることで、人間関係のトラブルによる離職を軽減できる可能性があります。

株式会社リクルートの調査からわかるように、不満のあった状況が改善されれば離職を思いとどまる人は一定数います。

▼転職しなかった理由(複数回答/n=103/単位:%)

8.(修正済)転職しなかった理由

セラピストは調和を取るのが得意な人が多いため、不安や不満を抱えていても働く様子からはわからない場合も少なくありません。定期的な面談で話しやすい環境を整えておき、小まめに聞き取るようにしましょう。

ただ性格の不一致や考え方の違いによる人間関係のトラブルは、解決に至らないこともあります。複数店舗ある場合、どちらかを店舗異動させれば離職者を出さずに済むかもしれません。

労働環境を改善する

労働環境の改善はセラピストが辞めるきっかけの軽減につながります。

「休みが少ない、労働時間が長い」など、労働時間や労働環境に関する不満もセラピストが辞める理由のひとつです。

ITツールの活用や分業、インターバルの導入、キャリアアップ形成の整備などを行い、休日の確保や労働時間の適正化に努めましょう。

reserviaなどの予約システムを使えば予約対応にかかる時間を軽減し、施術や接客に集中できます。研修やミーティングもオンラインを活用すれば、セラピストは好きな場所から参加することも可能です。

インターバルの導入やキャリアアップは政府も後押ししており、条件が整えば助成金の対象になる可能性もあります。

また女性活躍推進や育児と仕事の両立のための支援など、他にも色々な助成金制度が用意されているので、活用して労働環境の改善に努めましょう。

▼内部リンク「採用 助成金」

福利厚生を充実させる

リジョブの調査によると「福利厚生」はZ世代の就職・転職にこだわりたい条件の3位にあがっています。

Z世代にとって福利厚生制度の充実は、スキルアップや収入と同等に重要と考える人が多いようです。

9.(修正済)就職・転職にこだわりたい条件※2021年12月~2022年2月のデータ

とくに社会保険の完備はこだわりたい条件として非常に高く、安定を求める世代特有のものといえるでしょう。

他にも育児休暇や時短勤務の導入など、これから子育てに入る人に向けた福利厚生は長く働きたい人にとって魅力的な福利厚生制度のひとつです。

福利厚生は法律によって企業に義務付けられた「法定福利厚生」と「法定外福利厚生」の2つに分かれます。

法定福利厚生

・健康保険

・厚生年金保険

・労災保険

・介護保険

・雇用保険

・子供、子育て拠出金 など

法定外福利厚生

・通勤手当

・住宅手当

・人間ドック費用負担

・レクリエーション手当

・慶弔、見舞金

・ベビーシッターや介護費用の補助 など

物価高や共働きの昨今、金銭的な補助につながる福利厚生は、セラピストが店舗を選ぶときの指標になります。

家族と過ごすためなどプライベート時間を大切にするための福利厚生も、ワークライフバランスが大切にされる現代に合った施策といえるでしょう。

弊社がもうひとつ大切にしている考え方に、「家族を大切にしてもらう」ということがあります。それが表れているのが「感謝休暇」という制度です。お誕生日月に最大5連休が取れる仕組みになっていまして、(中略)親御さんに感謝の気持ちを伝える時間を作ってもらいたいと伝えています。親御さんと一緒に過ごした時間の写真を撮って、社内SNSにアップするとお祝い金が出る制度も設けているんです。

引用:モアリジョブ|株式会社ボン 教育部センター長 原田知佳さん

研修後すぐの離職を防ぐための対策を打っておく

研修後にすぐ辞められないよう、対策を打っておきましょう。

セラピストは資格がなくても働けて、未経験からでも働ける職種として人気です。リジョブの調査でも、セラピストの求人検索条件で2番目に多かったのが「未経験歓迎」でした。

▼業種別 求人条件 検索ランキング

ただ「やってみると想像以上にしんどかった」「条件の良いサロンを見つけたので転職したい」など、さまざまな理由から研修後にすぐ辞めてしまう人も少なくありません。

研修には人件費も時間もかかっているため、研修直後の離職が続けばサロンの運営に支障をきたします。

業務委託の場合は一定期間内で辞めた場合の研修費の支払いを、直接雇用の場合は研修費が貸付である旨を双方の契約書に明示し、互いに理解したうえで研修に入りましょう。

美容・ヘルスケア業界 求人検索キーワードランキングの詳細はこちら(ダウンロード無料です)

自社に合うセラピストを採用することも大切

「セラピストがすぐ辞める」サロンは自社に合ったセラピストを採用できていないのかもしれません。

自社に合うセラピストを採用するには「自社の価値観や志向の言語化」や「必要な人材(ターゲット)の明確化」が重要です。

自社の価値観や求める人物像が不明瞭なままでは必要な人材を採用できないだけでなく、サロンのコンセプトや雰囲気が乱れてしまう可能性もあります。

求めるセラピストを言語化できない方は下記のホワイトペーパーをダウンロードし、ターゲットの設定や求人のメッセージ作成に役立ててください。

まとめ

本記事を総括すると次のとおりです。

  • 辞める人の約5割が本当の辞める理由を伝えていない可能性がある
  • セラピストが辞める理由は「給与への不満」「将来性への不安」など
  • 給与の見直しや将来へ繋がる支援、福利厚生などを整備する
  • 自社に合うセラピストを採用することで離職を低減できる
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Bizリジョブ編集部
Bizリジョブ編集部では、人材・採用、店舗運営、経営、美容・ヘルスケア業界などで経験があるメンバーで構成されています。 美容・ヘルスケア業界の経営者・オーナー様にとって、リジョブだからこそ集められる価値ある情報をわかりやすくお届けします。