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美容師の求人掲載を成功に導く重要ポイント|おすすめサイトや事例も紹介

美容師の求人掲載を成功に導く重要ポイント|おすすめサイトや事例も紹介

美容師の求人で成果を得るのが難しい状況が続いています。背景には、売り手市場の継続や厳しい経営状況があります。ただ、持続的な経営や売上アップを図るためには、採用活動を避けて通れないのも事実です。

そこで本記事では、美容師の求人が難しい理由を述べた上で、求人掲載先と選ぶ際のポイント、おすすめの求人掲載サイトを紹介します。さらに、美容師の求人掲載を成功に導くためのポイントと、実際の成功事例も紹介しますので、ぜひ最後までご覧ください。

  1. 美容師の求人が難しい理由
    1. 求職者優位の売り手市場が継続しているため
    2. 経営が厳しいなか相応の予算が必要となるため
  2. 美容師の求人掲載先
    1. 求人サイト
    2. 求人検索エンジン
    3. ハローワーク
    4. フリーペーパーや雑誌など紙媒体
    5. 自社サイト
  3. 美容師の求人掲載先を選ぶ際のポイント3つ
    1. 美容師業界の厳しい採用市場に適した掲載先を選ぶ
    2. 求職者が実際に利用している媒体を選ぶ
    3. 「待ちの採用」と併せて「攻めの採用」も行える方法を選ぶ
  4. 美容師の求人掲載におすすめのサイト6選
    1. リジョブ
    2. ホットペッパービューティーワーク
    3. Indeed
    4. タウンワーク
    5. リクエストQJ
    6. ヘアワークス
  5. 美容師の求人掲載を成功に導くポイント7つ
    1. 給与額は具体例を記載して分かりやすくする
    2. 待遇アップの条件は具体的に記載する
    3. 理念や重視する価値観を記載する
    4. 現役スタッフのコメントで心理的ハードルを下げる
    5. 掲載画像は人と店舗の雰囲気が伝わるものを選ぶ
    6. 求人を見てもらえるタイトルをつける
    7. 人気の求人検索ワードを掲載内容に含める
  6. 美容師の求人掲載で応募が集まった成功事例
    1. 「なぜその給与体系か」について納得できる背景を説明
    2. オーナーの価値観や人間性が伝わるメッセージを記載
    3. 入社後の研修スケジュールを具体的に提示
    4. メニュー各種の説明で「入社後にできること」をアピール

美容師の求人が難しい理由

そもそも美容師の求人は難しいとされています。主な理由は以下の2つです。

求職者優位の売り手市場が継続しているため

美容師業界では求職者が優位な「売り手市場」が続いているのが現状です。

厚生労働省が公表する美容師の有効求人倍率は6.1倍(2023年度)であり、同年度の平均の同年度の平均有効求人倍率である1.31倍を大きく上回っています。これは、求職者1人に対して6.1件の求人がある状態であり、まさに「企業側(美容室側)が選定されている状態」といえるでしょう。

その背景には、少子化や若年層の人口減少が影響しており、美容師として働きたい若者の絶対数が減少している点が挙げられます。さらに、近年では働き方への価値観が多様化し、長時間労働や厳しい労働環境を敬遠する人が増え、業界全体で人材確保が難しくなっている側面もあります。

こうした結果、美容師の求人では求職者の希望条件に合致する柔軟な労働環境や待遇を提示しなければ、応募者を集めるのが難しくなっているのです。

経営が厳しいなか相応の予算が必要となるため

帝国データバンクの調査(2024年度上半期)によると、損益面で赤字となった企業(美容室)は4割を占めており、多くのオーナーが厳しい経営を強いられています。

さらに倒産件数は2023年度の同期間に比べて約1.5倍となり、年間で最多だった2019年(166件)を大きく上回る勢いで推移しているのが実状です。

1.美容室の倒産件数推移

一方で求人を行うためには、相応の予算が必要となります。目安として、株式会社リクルートが手掛ける「就職未来研究所」の就職白書(2020年度版)によると、1人当たりの採用コストの平均は、新卒で93.6万円、中途で103.3万円です。

ただ、こうした状況においても、企業としての安定的な成長や売上向上を図るためには、採用を行わなければならない点も、美容師の求人が難しいといわれる理由です。

美容師の求人掲載先

美容師の主要な求人掲載先を、5つ紹介します。

求人サイト

求人サイトは、美容師業界でも一般的に利用される求人掲載方法です。一度の掲載で多くの求職者に対して求人を公開できる点や、求人掲載と合わせた多様なオプション機能が強みです。

例えば、多くの求人サイトには通常掲載に加えて有料オプションが用意されています。求人情報を目立たせるために上位表示やバナー広告などを活用できるため、競合が多い都市部の美容室では特に有効です。

その他、スカウト機能を利用可能な求人サイトもあり、採用したい人材に対して直接スカウトメッセージを送信可能です。求人掲載で応募を受け付けつつ、欲しい人材を選定して能動的なアプローチを行えます。

ただし、求人サイトごとに料金体系やオプション内容、得意とする業種・職種が異なるため、複数のサイトを比較し、自店舗の採用ニーズに適したものを選定しましょう。例えば、美容業界に特化した求人サイトを利用すれば、美容師の志望者や経験者を多く含む母集団へのアプローチが可能です。

美容師の求人サイトについては、以下の記事でも詳しく解説していますので、あわせてご覧ください。

求人検索エンジン

求人検索エンジンは、インターネット上にある複数の求人情報を一括で検索できるプラットフォームです。無料で利用可能なサービスが多く、予算が限られる場合にも活用しやすいでしょう。

例えば美容師求人の場合、求職者が「地域名+美容師 求人」などで検索した際に、自社の求人情報を上位表示できれば、より多くの求職者の目に留まる可能性が高まります。

ただし、求人検索エンジンで効果を出すためには、求人情報にSEOを施し、関連キーワードを適切に盛り込むといった工夫やノウハウが必要です。

ハローワーク

ハローワークは、無料で求人を掲載できる公的サービスです。特に地方エリアや地元で働きたい求職者との接点を持ちたい場合に役立ちます。

無料で利用できる点は大きなメリットである反面、利用企業が多いため求人情報が埋もれやすい点や、まとまった母集団の形成が難しい点には注意しましょう。

また、厚生労働省のデータによると現役美容師の平均年齢は32歳と比較的若い層に偏る一方で、ハローワーク利用者の約60%が40歳以上(独立行政法人 労働政策研究・研修機構の調査)であるため、求める人材と応募者に年齢的なミスマッチが生じる可能性もあります。

フリーペーパーや雑誌など紙媒体

紙媒体は、地元密着型の求人活動を行う際に有効な手段です。フリーペーパーや美容関連の雑誌に求人を掲載すれば、オンライン媒体をあまり利用しない求職者や転職潜在層にもリーチできます。

特に各地域のコンビニエンスストア等で気軽に手にとれるフリーペーパーは、エリア内で働きたい美容師を募集するのに適しています。

紙媒体で効果を上げるには、サロンの写真や、働くスタッフの笑顔を掲載するなど、視覚的に魅力を伝えるのが重要です。ただし、紙媒体は掲載面積が限られるため、アピールすべき内容の優先順位を考えつつ端的かつ簡潔にまとめなければなりません。

自社サイト

自社サイトは、美容室の求人情報を直接発信するために有効なツールです。自由な掲載が可能なため、求人情報だけでなく、サロンのコンセプトや雰囲気、スタッフ紹介などを掲載すれば、閲覧した求職者は働きたい職場かをイメージしやすくなります。

また、自社サイトに求人専用ページを設けることで、魅力づけから応募受付までをスムーズに行えます。さらに、自社サイトでの求人掲載は、求人情報が採用競合に埋もれることなく、ダイレクトに求職者へアピールできる点もメリットです。

ただし、そもそも自社サイトの閲覧数を一定以上確保できていなければ、求人媒体としての効果はあまり期待できません。

そのため求職者がサイトに訪れるように、SEOを施してインターネット検索で上位表示されるようにしたり、サロンの公式SNSがあれば求人専用ページへの誘導をかけたりといった工夫が求められます。

美容師の求人掲載先を選ぶ際のポイント3つ

美容師の求人掲載方法を選ぶ際のポイントを、3つ紹介します。

美容師業界の厳しい採用市場に適した掲載先を選ぶ

先述した通り、美容師の採用市場において求職者優位の売り手市場が続いており、業界全体として求人で成果を得るのが難しい状況です。さらには採用にかけられる予算が限られている企業や店舗が多い側面もあります。とはいえ、新たな人材を採用できなければ、安定的な成長や売上アップは望めません。

そこで、求人掲載先それぞれの特性を踏まえた上で、売り手市場において有効な掲載先を選択する必要があります。

以下は、厚生労働省が公表した資料に掲載された「各採用媒体のマトリクス図」です。「サービス事業者の介在レベルの高低」を縦軸、利用者の「求職意識の高低」を横軸に、各採用媒体をプロットしています。

▼各採用媒体(求人掲載先を含む)のマトリクス図

2.各採用媒体(求人掲載先を含む)のマトリクス図

ここから美容師の採用市場における現状や厳しさなども踏まえると、以下の条件に当てはまる「求人メディア(求人サイト)」が適しているといえます。

  • 採用ターゲット層が多く利用している(美容師向けメディアがある)
  • 利用者の求職意識が高い
  • 単発の業務依頼ではない
  • サービス事業者からアドバイスやサポートを得やすい
  • 予算など自社リソースに応じて柔軟に活用可能
  • メディアそのものが高い集客力やマッチング力を有する

もちろん求人掲載先は1つに絞る必要はありませんが、求人サイトを含めた採用活動を行うとより安定した成果に結びつきやすいでしょう。

求職者が実際に利用している媒体を選ぶ

求職者優位の売り手市場においては、求人掲載先として「求職者が実際に利用している媒体」を選ぶのが重要です。

以下は、株式会社リクルートの美容就業実態調査2023で示された「転職先の探し方」です。

▼転職先の探し方(美容師)

3.転職先の探し方(美容師)

求人掲載先としては、「ハローワーク(13.7%)」「サロンのホームページ(10.8%)」「美容系専門の求人サイト(10.4%)」の順で多くなっています。

そのため、無料で利用可能な「ハローワーク」と、採用ターゲット層が多く集まる「美容師系専門の求人サイト」への求人掲載が有効といえるでしょう。

また「サロンのホームページ(自社サイト)」については、美容室が一定以上の認知度を有している場合において特に有効です。とはいえ、認知度が低い場合であっても、ハローワークや求人サイトでの認知をきっかけにホームページで詳細を確認するケースも多いため、掲載をおすすめします。

「待ちの採用」と併せて「攻めの採用」も行える方法を選ぶ

採用活動は、求人情報を掲載して応募を待つ「待ちの採用」と、求める人材を探してスカウトを行う「攻めの採用」の大きく2パターンに分かれます。従来の求人サイトは求人掲載のみ(待ちの採用)が主流でしたが、昨今はオプションでスカウト(攻めの採用)を行えるものも登場しています。

売り手市場である美容師の採用市場においては、「待ち」のみでなく「攻め」の採用も行える方が成果を得やすい傾向にあります。さらに、採用ターゲット層が多く利用する「美容業界に特化した求人サイト」であれば、より精度の高い採用を行えるでしょう。

美容師の求人掲載におすすめのサイト6選

美容師の求人掲載におすすめのサイト6選を紹介します。掲載順は「美容師 求人」での検索結果順(2025年1月時点)です。

リジョブ

リジョブは、美容・ヘルスケア業界の専門求人サイトです。総会員数は70万人以上かつ転職満足度98%であり、業界に特化した人材が数多く利用しています。

「ご利用企業様の声」ではSEOに強い点が評価されており、上位表示されやすいため多くの求職者に対してリーチできます。豊富な写真掲載と分かりやすい文章項目により、店舗のイメージや雰囲気、教育体制や働き方などアピールしたいポイントを効果的に訴求できる点も好評です。

またスカウト機能も備えており、多くの利用者から条件にあった人材を探して直接アプローチを行えます。

参考:リジョブ

ホットペッパービューティーワーク

ホットペッパービューティーワークは、サロン検索で馴染み深い「ホットペッパービューティー」の求人版です。

ホットペッパービューティーに掲載している「スタッフや店内の写真、メニュー、口コミ、客層データ」といった各種情報を自動連携できます。スカウト機能もあり、利用者のプロフィールやアピールポイントなどを確認して、欲しい人材へメッセージを送信可能です。

また求人掲載時は、掲載管理・採用管理を行うための専用ツール(SALON BOARD 採用管理 by Air WORK)を用います。その際には、AIによる校閲とフォーマットが用意されているため、必要情報の入力負担も少なく済むでしょう。

参考:ホットペーパービューティワーク

Indeed

Indeedは、業種・職種を問わず幅広い層の企業および求職者が利用する求人検索エンジンです。

媒体としての知名度・認知度が高く、求職者の閲覧候補に挙がりやすい点は強みです。また求人掲載はクリック数に応じて課金が発生する仕組みであり、フォーマットがシンプルで掲載の工数もかからないため、気軽に試せる点もメリットです。

ただ、手軽さゆえに利用企業数も多いため、上位表示させるには有料オプションであるスポンサー求人枠の利用や、こまめな更新や適切なタグ設定といったクローラー対策が必要となります。

参考:Indeed

タウンワーク

タウンワークは、幅広い業種の求人を扱う総合型求人サイトであり、美容師の求人にも対応しています。地域ごとに細かく分類されているため、地元の求職者にリーチしやすいのが特徴です。求人掲載はクリック課金制です。

特にアルバイト・パートの求人媒体としての知名度が高く、サロンが位置する地元地域で人材を探したい場合に有効な手段といえるでしょう。

なお紙媒体のタウンワークに掲載した場合は、web版のタウンワークへも自動掲載されます。

参考:タウンワーク

リクエストQJ

リクエストQJは、美容師向け求人情報を専門に扱うサイトです。月間15万人以上が利用しており、全国各地で美容学生向けの就職フェアを開催して継続的に人数を伸ばしています。

利用者の7割以上が20代〜30代前半であり、若手の採用に強いといえます。また利用者の約8割が美容師として働くことを希望しているというデータも公表されています。

またスカウト機能もあり、分かりやすい検索画面から求める人材を探して直接メッセージを送信可能です。

参考:リクエストQJ

ヘアワークス

ヘアワークスは、美容系専門の求人サイトであり、美容師や理容師などサロンワークに関わる職種に特化しています。料金体系は定額制かつ安価な点を強みのひとつとしています。

また、求人原稿は基本情報をもとに専任チームが無料で作成してくれます。スカウト機能はなく、ヘアワークス側の担当者が候補者へ電話で直接連絡をとり、応募促進を行います。

参考:ヘアワークス

美容師の求人掲載を成功に導くポイント7つ

美容師の求人掲載を成功に導くポイントを、7つ紹介します。

なお以下の資料では、美容業界に長く携わってきたリジョブが最新の求人データ35,000件以上をもとに「応募を逃さない求人広告の書き方」を紹介しています。ぜひ無料ダウンロードの上、ご活用ください。

給与額は具体例を記載して分かりやすくする

美容師は企業を選ぶ軸のひとつとして「給与」を重視します。未経験と経験者、経験年数や雇⽤形態、役職などで勤務条件が異なるため、「⾃分の場合はどうなのか?」に対して非常に強い関心をもっています。

この傾向は株式会社リクルートの美容就業実態調査2024の結果をみても明らかです。

▼働くにあたって重要なこと(美容師/上位6項目)

働くにあたって重要なこと

割合

通勤がしやすい

64.6%

働いているスタッフの人柄

55.7%

給与

52.3%

サロンの雰囲気やテイストが合う

49.5%

通勤時間

49.3%

休日日数

42.9%

そのため給与額は下記のように、具体例を記載して分かりやすくする必要があります。

▼給与額の記載例

未経験1年⽬:⽉収25万円(内訳:基本給20万円+歩合)

経験者3年⽬:⽉収35万円(内訳:基本給25万円+歩合)

その他、給与欄には以下のような項目を記載すれば、求職者に対する訴求力アップを期待できます。

▼給与欄に記載すべき項目

  • 賞与の有無と支給実績(年に〇回、基本給〇ヶ月分)
  • 歩合制の割合(〇%)
  • 資格⼿当・役職⼿当・時間外⼿当(〇円⽀給)
  • 店販売上(〇%)

待遇アップの条件は具体的に記載する

給与に付随して待遇アップの条件に対する関心は高いため、「頑張り次第で高収入可能」のような抽象的な表現は避け、可能な範囲で具体的に記載しましょう。

例えば、下記のように努力が収入にどのように反映されるのかを具体的に記載します。

▼待遇アップに関する記載例

  • 指名売上50万円以上で歩合率が10%から20%にアップ
  • 新規顧客のリピート率80%達成で月3万円のインセンティブ支給

これにより、求職者はキャリアプランをイメージしやすくなり、応募への機運が高まります。

理念や重視する価値観を記載する

理念や重視する価値観を求人情報に記載することで、マッチ度の高い人材からの応募を期待でき、入社後の活躍や定着を期待できます。

美容就業実態調査2024においても、美容師が転職する理由の上位に「上司(オーナーや店長など)と考え方・意見が合わなかったから(18.0%)」が挙がっており、その重要性を示唆しています。

▼転職した理由(美容師/上位6項目)

美容師が転職する理由

割合

給与に対して不満があったから

33.7%

サロンの雰囲気やテイストが合わなかったから

21.8%

仕事内容がハードだったから

20.0%

拘束時間に関して不満があるから

19.3%

上司(オーナーや店長など)と考え方・意見が合わなかったから

18.0%

働いているスタッフの人柄が良くない・自分とは合わなかったから

15.7%

また、多くの美容室がこの点を実感して、理念や価値観に対する共感重視の採用を行っています。

第一条件は、会社の理念を理解してくれていること。「有名だから」「聞いたことがあるから」という感覚だと、もし入社できたとしても1年くらいで「何か違いました」と辞めてしまうことが多いんです。

引用:モアリジョブ|株式会社エターナル 準執行役員/LallYou 渋谷 代表 守道さん

会社の理念を軸にして、合否を決めるように気をつけています。こちらの理念に共感してマッチングしないと、どちらも良い結果は得られないと思うので。

引用:モアリジョブ|美容室「COA ginza」石井和輝さん

現役スタッフのコメントで心理的ハードルを下げる

求人情報に現役スタッフのコメントを掲載すると、職場の雰囲気や魅力が伝わり、応募に対する心理的ハードルを下げられます。

美容就業実態調査2024においても、「働いているスタッフの人柄(55.7%)」が働く上で2番目に重視される項目に挙がっています。

▼働くにあたって重要なこと(美容師/上位6項目)

働くにあたって重要なこと

割合

通勤がしやすい

64.6%

働いているスタッフの人柄

55.7%

給与

52.3%

サロンの雰囲気やテイストが合う

49.5%

通勤時間

49.3%

休日日数

42.9%

例えば、下記のような具体的な声を載せると、求職者の不安を解消し、応募意欲を高める効果が期待できます。

▼現役スタッフのコメント例

  • 充実した研修制度があり、1年で安心してデビューできました
  • 子育てと両立できる環境で、週3日勤務でもしっかり収入を得られています

掲載画像は人と店舗の雰囲気が伝わるものを選ぶ

写真は求人情報の第一印象を大きく左右します。掲載画像には、スタッフの笑顔や仕事風景、清潔感が伝わる店舗の内観を選びましょう。

美容就業実態調査2024でも、「サロンの雰囲気やテイストが合う(49.5%)」が働くにあたって重要なことの上位に挙がっているため重要です。

▼働くにあたって重要なこと(美容師/上位6項目)

働くにあたって重要なこと

割合

通勤がしやすい

64.6%

働いているスタッフの人柄

55.7%

給与

52.3%

サロンの雰囲気やテイストが合う

49.5%

通勤時間

49.3%

休日日数

42.9%

特に、スタッフ同士が楽しそうに働いている写真や、お客様とコミュニケーションを取る姿などは、「ここで働きたい」と思わせる大きな要素になります。また、画像は鮮明で明るいものを使用することが大切です。

以下に、画像掲載のポイントを「OK」と「NG」に分けてまとめたので参考にしてください。

▼求人情報における画像掲載のOK・NGポイント

OK

NG

表情がわかるくらいアップで撮影した画像を使う

加工が強くぼやけた印象になっている

スタッフの集合写真を載せる

スタッフの顔が隠れている・笑っていない画像を使う

どんな格好で働いているのかが分かる画像を載せる

トリミングが適切でなく、余白や不要な映り込みがある

サロン全体の雰囲気が分かるようにスタッフ・作品・内装・外観の写真をバランスよく載せる

同じような写真が連続している(人物の写真だけが連続するなど)

求人を見てもらえるタイトルをつける

タイトルは求人情報の入口であり、求職者の目を引くためには具体的で魅力的な文言が必要です。

効果的なタイトルをつけるには、採⽤したいターゲットの⼈物像を明確にイメージするのが大切です。以下で具体例を2つ紹介します。

▼求人情報のタイトル例

タイトル

2年以上勤務のスタッフ8割★秘密は給与と待遇欄をチェック!⾼レベルな教育も⾃慢

ターゲット

現状の待遇に満⾜していない優秀な人材

ポイント

⾼い定着率を具体的数字で⽰して、求職者の⽬を引きます。詳細ページでは、期待して閲覧した⼈が納得するように具体的な給与と待遇、それが可能な理由を記載します。

 

タイトル

フルタイムは難しい・ブランク有・年齢的に⼤丈夫?美容師を諦めそうな⽅こそ⼤歓迎!

ターゲット

一定のスキル・経験はあるものの、ブランクがあり昔のような働き方が難しいと感じている人材

ポイント

あえて「フルタイムは難しい」「年齢的に⼤丈夫?」と打ち出し、ニッチなターゲットを惹きつけています。あわせて、オシャレさよりも親しみやすさを演出した画像を掲載するとより効果的です。

人気の求人検索ワードを掲載内容に含める

多くの求職者は求⼈サイトで検索を行う際、フリーワードで希望条件を指定します。例えば、「アシスタント」というキーワードを指定した場合、求⼈情報内に同様の記載がなければ、検索にヒットしません。

つまり、求職者がよく指定するキーワードをより多く記載すれば、より検索にヒットしやすくなり、応募条件にマッチした求職者に閲覧されやすくなるのです。

例えば、リジョブ上での検索キーワードのベスト3は下記の通りです。

▼美容師:検索キーワードランキング

1位:アシスタント

2位:カラーリスト

3位:時給1,500円

以下の資料では、この他の人気ワードを紹介していますので、ぜひ無料ダウンロードの上、お役立てください。

美容師の求人掲載で応募が集まった成功事例

美容師の求人掲載で応募が集まった成功事例を、4つ紹介します。

なお以下の資料では、リジョブに掲載した後、多くの応募が集まり、採用成功に至った求人事例をまとめて紹介しています。ぜひ無料ダウンロードの上で、ご活用ください。

「なぜその給与体系か」について納得できる背景を説明

求人情報のなかで特徴的な条件がある場合は、納得できる背景を記載するようにしましょう。

例えば、相場よりも⾼額な給与は魅⼒的な反面、転職活動の経験が多い求職者ほど「厳しいノルマがあるのでは?」「競争が激しく、サロン内の雰囲気が良くないのでは?」などと不安になりがちです。

そのため、以下の事例のように具体的かつ客観的な背景を書くことで、求職者の不安を解消しつつ純粋なアピールポイントへと昇華できます。

▼成功事例:基本給を高く設定できている理由を説明

■掲載内容

給与:スタイリスト 基本給30万円


メインの客層は40代以上中心の男女ビジネスパーソンです。

質の高い製品である分、お喜びの声・口コミが多く、80%以上がリピーターになり、来客頻度も高いです。

選んでいただくメニューも増え、単価も高くなっていくため、スタッフの給与に還元できています。

■ポイント

  • 顧客単価が高い理由を記載
  • 80%と具体的な数字を記載

■効果・メリット

  • 個人の頑張りに頼るだけではないことが伝わる
  • 店自体が持つ魅力が高いため、給与に還元できているのが伝わる

オーナーの価値観や人間性が伝わるメッセージを記載

「顔」が⾒えにくい求⼈掲載だからこそ、オーナーの価値観や人間性が伝わるメッセージを記載しましょう。

例えば、サロンを⽴ち上げた背景、自信の経験談、今後の構想など、オーナーの人となりが伝わる⽂章によって求職者から信頼を得られます。また「どんな⼈なのか」という興味が湧き、印象に残りやすくなる効果もあります。

▼成功事例:オーナーの価値観や人となりが伝わるメッセージ

■掲載内容

自分が新卒で入ったサロンは、同期全員が1年以内に辞めてしまいました。

確かに集客数は多くて力はつきましたが働きやすい状態ではなく、私自身も「辞めてしまおうか」と悩み続ける日々でした。


自問自答を繰り返し、なんとか乗り越えた修業時代の経験を胸に、働きやすい職場づくりを一番に考え、サロン運営をしています!

■ポイント

  • オーナーの実体験を記載
  • 過去にスタッフの立場で経験し、感じたことを記載

■効果・メリット

  • オーナーの人間性が伝わる
  • 経営・運営面での信頼性が高まる
  • 「スタッフを大切にしてくれそう」「働きやすそう」など、応募意欲にプラスに作用する

入社後の研修スケジュールを具体的に提示

「研修の充実」をアピールポイントとする企業が多いなか、求職者に「ここなら成長できそう」と感じてもらうには、具体的な研修スケジュールの提示が有効です。

特にアシスタントを募集する場合は、デビューまでのプログラムを明確に⽰すと効果的です。

▼成功事例:具体的な研修スケジュールを掲載

■掲載内容

【スケジュール例】

  3カ月⽬:ヘッドスパ /シャンプーデビュー

  5カ月⽬:カラーデビュー

12カ月⽬:パーマ・ブロー合格/カット練習スタート!

24カ月⽬:カットモデルテスト合格/スタイリストデビュー!

■ポイント

  • 具体的なスケジュール例を記載

■効果・メリット

  • 「どのようなステップで、いつデビューできるのか」といったキャリアパスが伝わるため、安心感とモチベーションの向上につながる

メニュー各種の説明で「入社後にできること」をアピール

求職者が、⾃分の希望やスキルとサービス内容を照らし合わせ「これなら得意」「これをやりたい」と思えるように、メニューは種類、内容、価格などを詳しく記載しましょう。

求職者によって、得意なメニューや扱いたい商材は様々であり、それらに携われるかを示すことで、ミスマッチを防ぎつつ応募動機を与えられます。

▼成功事例:具体的なメニュー内容を掲載

■掲載内容(2パターン)

【取り扱いメニュー】

カット/カラー/パーマ

縮⽑矯正/トリートメント/ヘアセット/ヘッドスパ

メイク /着付け 他

※シャンプー/ トリートメントは「〇〇〇」を使⽤

※店販もしています!

 

【カラー】

リタッチ:2,800円

オーガニックカラー:5,500円

⽩髪染め:5,500円

マニキュア:7,500円

ブリーチ:8,000円

Wカラー:12,000円

※指名料⾦:540〜1,080円

■ポイント

  • 取り扱いメニューや製品名を詳細に記載
  • メニュー詳細や⾦額を記載

■効果・メリット

  • サロンで扱うメニューを具体的に掲載することで、それらが得意な求職者が集まりやすくなり、採用のマッチ度が高まる
  • 伸ばしたい技術がある求職者の応募意欲アップにつながる
  • 「商材へのこだわりがある」「和装のヘアセットがしたい」など、やりたいことが明確な求職者の⽬に留まりやすい

まとめ

美容師の求人掲載を成功させるためには、採用市場の現状を理解し、適切な媒体選びや効果的な求人内容の作成が重要です。本記事で紹介したポイントを以下にまとめます。

  • 売り手市場が続いており、求職者のニーズに対応した柔軟な条件提示が求められている
  • 求人サイトや検索エンジン、自社サイトなど、それぞれの特性を理解した上で、自社に適した媒体を組み合わせて活用する
  • サロンの魅力を具体的に伝えるために、印象アップにつながる写真や詳細条件を盛り込むことで、求職者の興味を引き付ける

美容師の求人活動は難しい側面もありますが、戦略的なアプローチを行う成果につながります。適切な方法を取り入れ、採用活動を成功に導きましょう。

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Bizリジョブ編集部
Bizリジョブ編集部では、人材・採用、店舗運営、経営、美容・ヘルスケア業界などで経験があるメンバーで構成されています。 美容・ヘルスケア業界の経営者・オーナー様にとって、リジョブだからこそ集められる価値ある情報をわかりやすくお届けします。