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セラピストの採用でやるべきこととは?業界ならではの難しさや効果的な採用方法を解説!

自社にマッチしたセラピストを、なかなか採用できない場合、セラピスト業界の特徴を理解せずに採用活動を進めているのかもしれません。

セラピスト業界では、さまざまな職種や資格、技能レベルを持った人材が求職している状態です。また昨今は、未経験者がセラピストとして活躍する事例も増えてきました。

セラピストの採用を成功させるためには、さまざまな人材が求人に応募してくることを理解して、その中から自社にマッチする人材を採用することが大切です。

本記事ではセラピストの採用活動の現状や採用が難しい要因、人材のマッチング率を上げる方法について解説します。

セラピストの採用活動における現状

セラピストとは、心身をさまざまな方法で癒す人をさし、療法士や治療士などと呼ばれることもあります。

ハローワークの職業分類(サービスの職業)によると、セラピストは「サービスの職業」に分類され、アロマセラピストやカイロプラクター、リフレクソロジスト、リラクゼーションセラピストなどが該当します。

しかし最近では、一部の医療系の職種とセラピストの棲み分けが複雑になっています。なぜなら、従来はセラピストを採用していたサロンや整体院が、あん摩マッサージ指圧師や柔道整復師を採用することがあるからです。

また柔道整復師を採用していた整骨院が、柔道整復師以外のセラピストを採用するケースも見られます。

ハローワークの職業分類(医療・看護・保健の職業)によると、あん摩マッサージ指圧師や柔道整復師は「医療・看護・保健の職業」に分類されますが、現在は職種を超えてセラピストとして働くことがあります。

セラピストを採用する場合、網羅する業種や施術が多種多様な点を把握して採用活動を進めることが大切です。

セラピストの採用活動の現状についてみていきましょう。

他のサービス業と比較して有効求人倍率は高くない

令和4年の「その他のサービス職業従事者」の有効求人倍率は1.57倍で、他のサービス業に比べても低い状況です。

その他のサービス職業従事者

(「 一般職業紹介状況(職業安定業務統計) / 一般職業紹介状況 / ~令和5年8月 」をもとに作図)

1倍を上回っているので採用が容易とはいえないまでも、他のサービス職業従事者と比べると採用がしやすい職種といえます。

ただし冒頭で伝えたように、「その他のサービス職業従事者」はリラクゼーション系セラピストに該当する点を把握しておきましょう。

医療系国家資格者をセラピストとして採用する場合

美容整体院やサロンのなかには、医療系国家資格者をセラピストとして採用する店舗も存在します。ここでは、柔道整復師やあん摩マッサージ指圧師などの医療系国家資格者を、セラピストとして採用する意義や難しさについて解説します。

医療系国家資格者をセラピストとして採用する意義

無資格でもセラピストとして施術できますが、より高いスキルを持った人材を採用したり、施術メニューにマッサージを取り入れたりする場合は、柔道整復師やあん摩マッサージ指圧師を採用することがあります。

たとえば、骨盤矯正や猫背矯正などの姿勢改善を目的とした施術を提供する美容整体院やサロンでは、柔道整復師を採用する傾向にあります。柔道整復師を採用すると、スキルや知識に関して一定以上のレベルに達したスタッフの採用が可能です。

柔道整復師の場合、3年以上をかけて専門学校や大学でスキルや知識を身に付ける必要があります。

初回処置において医師以外では単独で骨折・脱臼の整復固定が許されている日本で唯一の医療資格であり、解剖学、生理学、病理学、衛生学その他必要な知識および柔道整復の技能を柔道整復師養成施設(専門学校・短大・大学)で、3年以上修得した上で、国家試験に合格する必要があります。

引用: 日本医学柔整鍼灸専門学校

一般的なセラピストよりも学習期間が長いことで、よりハイレベルなスキルや知識を身に付けた人材を採用しやすいと考えられます。

あん摩マッサージ指圧師を採用するメリットは、専門学校で3年以上をかけて学んだハイレベルな人材を採用できることです。

さらに、マッサージを施術サービスとして提供できることもメリットとして挙げられます。法律では、マッサージはあん摩マッサージ指圧師と医師のみが行える施術と定められています。マッサージを提供する場合は、あん摩マッサージ指圧師の採用が欠かせません。

医師以外の者で、あん摩、マツサージ若しくは指圧、はり又はきゆうを業としようとする者は、それぞれ、あん摩マツサージ指圧師免許、はり師免許又はきゆう師免許(以下免許という。)を受けなければならない。

引用: あん摩マツサージ指圧師、はり師、きゆう師等に関する法律-第一条-

医療系国家資格者を採用する難しさ

サロンや整体院によっては、あん摩マッサージ指圧師や柔道整復師などの医療系国家資格者を、セラピストとして採用することも考えられます。 厚生労働省運営の「jobtag」 で調べると、医療系国家資格を持ったセラピストは一般のセラピストに比べ、年収が高い傾向にあります。

職種 年収 有効求人倍率
柔道整復師 443.3万円 3.60倍
あん摩マッサージ指圧師 0.82倍
アロマセラピスト 381.9万円 1.14倍
リフレクソロジスト 1.14倍

※2023年9月20日時点

柔道整復師については、有効求人倍率が3.6倍にも上り、アロマセラピストやリフレクソロジストなどのリラクゼーション系セラピストに比べると、採用が難しいことがわかります。

あん摩マッサージ指圧師については、有効求人倍率が1倍を下回っているため、採用が比較的容易です。しかし、リラクゼーション系セラピストよりも年収が高いため、採用後に人材コストがかかると考えられます。

フリーランスが多い

業務委託やフリーランスなどとして、雇われずに働くセラピストは、他のサービス業よりも多いです。

美容・リラクゼーション業界におけるスタッフの雇用形態

「job tag」のデータ(※2023年9月時点)でも自営やフリーランスとして活動するリラクゼーション系セラピストは多く、 リフレクソロジスト は71.9%、 アロマセラピスト は67.2%に上ります。

治療系セラピストの場合は、柔道整復師が80.3%、あん摩マッサージ指圧師は65.0%です。いずれの職種でも、過半数を上回る人が自営やフリーランスとして働いています。

正社員での採用に苦戦している場合は、業務委託契約の希望者やフリーランスの採用も検討するとよいでしょう。

セラピストの採用が難しい要因とは

セラピストならではの採用の難しさを4つ紹介します。

ニッチな業界で認知されていない

リラクゼーションサロンや整体院など、セラピストが働く施設やサービス内容は広く知られています。

その反面、仕事の選択肢のひとつとしてセラピストで働こうと考える人は少ないことから、求人業界のなかではニッチな職種といえるかもしれません。

そのため、一般の人たちにセラピストの仕事内容を知ってもらい、未経験者にも求人に応募してもらえるようにすると、採用数の底上げにつながる可能性があります。

大手リラクゼーションサロン「Re.Ra.Ku」を運営する株式会社メディロムの採用担当者も、次のようにコメントしています。

私たちの採用活動に関しては、まず”ボディケア”や”セラピスト”って、求人業界の中でもニッチなお仕事で、認知自体がまだまだな業界のお仕事だと思うんですよ。正直このお仕事ってフルコミッション(完全歩合制)も多い職種なので、探している人を見つけること自体が結構難しいお仕事なんですよね。いわゆる採用難業種なんですよね。

我々が採用活動で求めているものって、コンビニや飲食サービスのバイトと求めているものと変わらなくて、未経験から自社で教えるよっていうのが前提にあります。とにかく広く認知してほしい、知ってほしいというのが一番大きくありますね。

引用元: 採用成功のカギは「仕事の認知」ニッチな業界の採用戦略とは?(ナレビ)

教育制度が充実していない

教育制度が充実していないと、転職活動中のセラピストに求職先として選ばれづらくなります。 ホットペッパービューティーの調査 によると、最も多かったリラクゼーション系セラピストの転職理由は「他の場所でキャリアを積みたかったから」でした。リラクゼーション系セラピストの転職理由

キャリアを積むには、経験とともにスキルアップをサポートする教育制度が欠かせません。そのためキャリア形成に関心のある人材が就職先を探す場合、教育制度が充実していない職場よりも、充実している職場を選ぶと考えられます。

キャリアを積みたいセラピストを採用するためにも、教育制度が充実していることは重要です。

ジャンルや知識レベルが幅広い

セラピストで求人募集をかけると、有資格者から無資格者まで幅広い人が応募する可能性があるため、応募者の知識レベルが一律ではない点が特徴です。またジャンルや施術手法も多岐にわたるため、求めていたものとは異なるスキルを持つ人材を採用しないように注意する必要があります。

解決手段のひとつとして、検索条件を細かく設定できる専門特化型の求人サイトに、求人依頼をすることが考えられます。たとえばセラピストに特化した専門サイト 「リジョブ」 だと、次のように細かくジャンルや資格を指定できるので、求める人材を集めやすいです。

リジョブの求人検索

リジョブの求人検索 より引用

リジョブへの掲載に興味がある場合は、次のページから無料資料をダウンロードしてください。

詳細資料(料金表)のダウンロード

店舗が増えやすい

リラクゼーション業界は参入障壁が低く、店舗が増えやすい特徴があります。店舗が増えると、セラピストの獲得競争が激しくなり採用が難しくなります。

参入障壁の低さの要因として、初期投資額が安価な点が考えられます。たとえばスタッフ3~4人を抱えたサロンの開業に必要な初期投資は、500~600万円ほどです。

ベッド3台、スタッフ3~4人で開業するサロンの初期投資

ベッド3台、スタッフ3~4人で開業するサロンの初期投資

J-Net21 の情報をもとに作図)

一方で美容室の場合、スタッフ3人で店舗を構えると1400万円以上の費用がかかります。

スタッフ3人で開業する美容室の初期投資

スタッフ3人で開業する美容室の初期投資

以上から、リラクゼーションサロンは美容室の約3分の1くらいの費用で開業できることになります。

低コストで開業できるためリラクゼーションサロンは増えやすく、人材の獲得競争も激しくなりがちです。さらに昨今は、整骨院がリラクゼーションメニューを導入する事例もみられます。

自費施術のリラクゼーションであれば、柔道整復師以外の人材でも施術を担当できるため、リラクゼーション系セラピストを採用する整骨院が多いのです。

採用したいセラピストとのマッチング率を上げる

リラクゼーション系セラピストは未経験者にも務まる反面、施術内容によってはスキルや経験が求められることもあります。

自社の施術に対応可能なセラピストを採用するためにも、マッチング率を意識して採用活動をすることが大切です。マッチング率を上げるポイントを3つ紹介します。

教育制度の充実を伝える

スキルアップできる職場を希望するセラピストが多いため、教育制度が充実している点を求人票で伝えると、採用数を増やせる可能性があります。

とくに未経験者を募集して採用の間口を広げたい場合は、教育制度の充実は欠かせません。

私は未経験でセラピストをスタートして、最初は不安でしたが、アカデミーの先生方が親身になって技術を教えてくださり、不安もなく毎日お客様に入客することができています。

引用: モアリジョブ

またスキルアップを求めて転職をするセラピストもいるため、教育制度が充実していることは中途採用にもよい影響を与えると考えられます。

私は中途採用で、以前はリラクゼーションのサロンに勤務していました。そこで働いているなかで、お客さまの凝りを自分の手でほぐせるということに魅力を感じて、もっと多くのことを学びたいと思ってベアハグに転職しました。働きながらスキルアップできるのがいいなと思って

引用: モアリジョブ

すでに教育制度を取り入れている場合は、求人票に「ブランク可」や「無資格可」、「未経験者OK」などと記載しておくと、採用数を増やせるでしょう。

キャリアマップを掲載する

これからセラピストをはじめようと考えている人のなかには、キャリアについてイメージできない人も多くいます。そのためキャリアマップをホームページに掲載して、求職中のセラピストが将来設計についてイメージしやすくなると、求人への応募を促せるでしょう。

ただしキャリアマップをホームページに掲載する場合は、表面的に取り繕うのではなく、実際に運用できるようにしておくことが大切です。

実態のないキャリアマップだと、採用後の早期離職につながる可能性があるため注意しましょう。

キャリアマップの作成方法

キャリアマップを作成するためには、はじめに自社の人事評価を体系化して役職の担当業務や決済権などを明確にする必要があります。 職業能力評価基準導入マニュアル を参考にして、セラピスト向けのキャリアマップの作成手順を示すと次のとおりです。

  1. 業務を洗い出す
  2. 洗い出した業務ごとの作業内容や手順を整理する
  3. 作業ごとに業務上の責任や難易度に応じて、どういった立場の人が関わるのかを検討する
  4. セラピストや店長、マネージャーなどの階層を整理して、各作業内容に割り当てる
  5. 階層ごとに昇進判断をするための採点表を設けて、人事評価シートを作成する

以上の流れで人事評価制度を整えたうえで、キャリアマップを作成します。

セラピストのキャリアマップ作成例

役職と一緒に業務内容や目安の年数を記載しておくと、具体性が増して求職中のセラピストがキャリアをイメージしやすくなります。

仕事内容を細かく書く

整体師やマッサージ師、カイロプラクター、リフレクソロジスト、アロマセラピスト、リラクゼーションセラピストなどの総称をセラピストと呼びます。セラピストは一括りの職業として説明しづらいため、求職者にとって働き方や業務内容がわかりづらい場合もあるでしょう。

セラピスト希望者が、採用後にどのような仕事に携わるのかを明確にイメージできるようにするためにも、仕事内容を細かく伝えて安心させることが大切です。

たとえば、次のように具体的な施術方法を求人票内で伝えると、求めるセラピストを採用しやすくなります。

タイ古式マッサージとボディケアの2つのメニューを提供。丁寧な指導で、2つの技術が身につくサロンです。更に内臓にアプローチするチネイザンなどの他の店舗ではあまり見られないメニューも導入しているため、スキルアップを考えている方にもおすすめです。

客層や施設の雰囲気、設備などを伝えると求職者が仕事内容をイメージしやすくなります。

来店するお客さんは、平均すると男性6:女性4の割合です。20代後半から40代を中心に、近所から遠方までいろいろな所からご来店いただいています。サロンは温浴施設内にあり、お客さんがお風呂で身体が温まっている状態で施術を受けるため、もみほぐしやボディケアに対する満足度が高いところが特徴です。新規とリピーターの両方が多いので、あなたのスキルや経験を活かしてしっかりと活躍していただけます!

経験者を雇う場合は、施術手法が決められていないことをアピールするのもおすすめです。

当店の特徴は、施術手法が決められていないため、各セラピストが得意とするスタイルでお客様に施術を提供できることです。

他のセラピストと情報を交換したり、技術を教え合ったりして、オリジナリティを追求できる自由な環境が整っています。

たとえば、治療を目的に施術を行うのか、気持ち良さや癒しなどのリラクゼーションを目的にしたサービスを提供しているのかを求人票で明確に示しましょう。

自社サイトに求人ページを作る場合は、スタッフの体験談を掲載するのもおすすめです。体験談には次のような内容を記載するとよいでしょう。

  • 前職の働き方
  • セラピストになって以降の働き方
  • 1日のスケジュール
  • 月収
  • 勤務時間や勤務日
  • スタッフの写真
  • 役職

有資格者を優遇する

セラピスト業界では柔道整復師やあん摩マッサージ指圧師、理学療法士などの国家資格を持った人材が応募することがあります。またアロマテラピー検定やリラクゼーション検定などの民間資格の取得者からの応募もあるでしょう。

スキルや知識が豊富な有資格者を採用したい場合は、資格のないセラピストよりも優遇することがわかるようにすると、採用しやすくなります。「資格手当有」などを求人票に記載して、有資格者が優遇されることをアピールするとよいでしょう。

セラピストに専門特化した求人サイトで募集する際は、セラピストと有資格者を分けて掲載できます。リジョブのサイトでも、それぞれで分けて求人できるようになっています。

セラピスト業界に特化したリジョブ

柔道整復師や鍼灸師などの国家資格を持ったセラピストを採用したい場合は、次の記事も参考にしてください。

「柔道整復師 採用」の記事

「鍼灸師 採用」の記事

セラピストを採用しやすい職場づくりをする

求めるセラピストをなかなか採用できない場合は、職場づくりに取り組むのもおすすめです。

メニューを増やす

施術メニューを増やすと、施術についての応募条件を増やせるため、採用の幅が広がります。

施術メニューが多い方が、セラピスト側も自分の得意分野を活かせるので、応募しやすくなるのです。

たとえば、もし店舗にボディケアやストレッチなどのメニューしかなかったとします。この場合、カイロプラクターは応募しづらくなります。そこで、姿勢矯正や骨盤矯正などのメニューを新設すると、カイロプラクターが求人に応募しやすくなるのです。

業務委託契約のシステムを整える

昨今は自由な働き方を求めるセラピストが多いため、業務委託契約で仕事探しをする人が多いです。そのため業務委託契約のシステムを整えると、採用数を増やせる可能性があります。

リジョブの調査 でも、20代や30代を中心に業務委託で検索している人が多いことがわかりました。

セラピストの転職希望者に人気の検索キーワード

セラピストの転職希望者に人気の検索キーワード

まず業務委託契約を結ぶためには、業務委託契約書が必要になるので準備しましょう。さらに業務委託契約の場合は完全歩合制になるので、歩合制の給与体系を整える必要もあります。

また業務委託契約を結ぶと、サロン側がスタッフの業務時間を指定できません。スタッフが自由に出勤できる形をとるのが一般的なので、これまでスタッフと雇用契約を結んでいた場合は、勤務体制の見直しが必要になるでしょう。

ダブルワーク希望者を採用する

前項で示したリジョブの検索データを見ると、副業やWワークOKの検索数も多いです。副業やWワークを希望するのは40代に多く、なかには医療職に従事する人がセラピストとしてダブルワークで働く事例もみられます。

 

2020年の3月ごろまではフルタイムで看護師をしていたのですが、今はパートで週3〜4日。夜勤もありません。お休みの日にチネイザンセラピストとして活動しています。

引用: モアリジョブ

訪問看護の現場のなかでリラクゼーションを取り入れるようになり、利用者さんから嬉しいお言葉をいただくことが多くなりました。そこで、そういったリラクゼーションがもたらす小さな幸せは、病気の有無に関わらず誰にとっても大切なことだと感じたんです。

でも、訪問看護の仕事は大好きで辞めたくないので、空いた時間にできることがあればと、出張型のアロマトリートメントサロンをスタートしました。

引用: モアリジョブ

業務をマニュアル化する

未経験者は採用後にうまく働けるか不安を抱えているため、業務をマニュアル化しておくと、安心して働けます。

接客から施術、アフターまでのプロセスをマニュアル化して、それを教える教育カリキュラムも整えておくとよいでしょう。自社の求人ページで教育カリキュラムを紹介する場合は、担当講師を紹介するのも有効です。

まとめ

セラピストを採用する場合は、次のポイントをチェックして、採用活動を成功させましょう。

  • 仕事内容について詳しく説明して、認知度を高め、一般の人でも応募しやすいようにする
  • スキルレベルや知識、求めるジャンル、施術手法を明確にして自社の求める人材にマッチした人材を採用する
  • 業務をマニュアル化した上で教育制度を整え、未経験者が安心して応募できるようにする

セラピストで求人を募集すると、未経験から有資格者までスキルや知識レベルの幅広い人材が応募してくる可能性があります。応募者のレベルや得意なスキルを見極めると、自社にマッチしたセラピストを採用できるでしょう。

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Bizリジョブ編集部
Bizリジョブ編集部では、人材・採用、店舗運営、経営、美容・ヘルスケア業界などで経験があるメンバーで構成されています。 美容・ヘルスケア業界の経営者・オーナー様にとって、リジョブだからこそ集められる価値ある情報をわかりやすくお届けします。