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【オーナー・経営者向け】美容師の労働時間は長い!理由と改善策・注意点を解説

【オーナー・経営者向け】美容師の労働時間は長い!理由と改善策・注意点を解説

公益財団法人 理容師美容師研修センターのデータによると、美容師の新規免許登録件数は毎年約17,000〜18,000人です。

ただ一方で、人手不足に悩む美容室経営者は少なくないのが現状です。

憧れの美容師の職に就いても早期離職し、再就職につながらないのは「美容師=長時間労働」の点にあると考えられます。

本記事では、美容師が長時間労働になる理由や改善策について解説します。美容師不足に悩む経営者はぜひ参考にしてください。

美容師の労働時間の実態とは?

厚生労働省がまとめた「毎月勤労統計調査 令和5年分」の結果速報を見ると、美容師が分類される生活関連サービス業の労働時間は、産業平均値とほぼ同等でした。

ただし、離職率が低い「金融業,保険業」や「電気・ガス業」に比べると総実働時間は7.5~12.4時間、出勤日数は1.4日多い傾向です。

産業

総実労働時間

出勤日数

離職率

調査産業計

163.4時間

19.5日

ー 

生活関連サービス等

164.8時間

20.2日

20.8%

金融業,保険業

152.4時間

18.8日

10.6%

電気・ガス業

157.3時間

18.8日

9.4%

厚生労働省の毎月勤労統計調査 令和5年分結果速報令和5年雇用動向調査結果の概況を元に作表

平均値ではあるものの、離職率が低い業種と比べると実働時間も出勤日数も多く、長時間労働の傾向であることがわかります。

勤務時間や勤務体制は求職者が詳細に知りたい内容No.1!

リジョブの調査によると、求職中の美容師が求人掲載内容よりも詳細に知りたい内容は「勤務時間・勤務体制・休日」でした。

1.求人内容よりも詳細に知りたい項目

また子育て中の人からは「急な休みや勤務時間の変更に対応してくれるのか」についても知りたいという回答もありました。

ひと昔前に比べてライフワークバランスを重視する人は多くなり、好きな仕事であってもプライベートを犠牲にしたくないと考える人は増えています。

またホットペッパービューティーアカデミーよる調査 では、復職するサロンの重視点として通勤のしやすさが1位にランクインしています。

勤務時間や休日に加えて、通勤に時間のかかる勤務地への異動にも配慮し、慎重になるべきといえるでしょう。

詳細は下記ホワイトペーパーを無料ダウンロードのうえ、ご覧ください。


美容師の労働時間が長くなる原因

美容師の労働時間が長くなる原因は、主に以下の3つです。

  • 閉店後に練習時間を設けている
  • ミーティングや掃除などを時間外で行う
  • 人手不足が生じている

当てはまる点があれば、長時間労働の原因となっている可能性が高いです。改善策を実施する前に、自社の現状を確認しましょう。

閉店後に練習時間を設けている

営業時間を終えたあとに練習時間を設けている場合、総労働時間は長くなります。

厚生労働省の調査によると生活関連サービス業の所定外労働時間は9.9時間(一般労働者の場合)でした。週1回営業時間後に2時間ほど練習していると仮定すると、おおよそ同時間になります。

給与が発生しても、長時間労働は従業員のモチベーションダウンに繋がります。通常勤務(8時間勤務)のあとに練習時間をとっている場合は見直しが必要です。

ミーティングや掃除などを時間外で行う

ミーティングや掃除を時間外や店休日に行っている場合も総労働時間は長くなります。

冒頭で示した表の通り、生活関連サービス業の出勤日数は平均より約半日、離職率の低い業種に比べると1.5日多いです。

美容師含め生活関連サービス業はシフト制が多く、大々的な掃除やスタッフ全員揃ってのミーティングは店休日を使う傾向にあります。

時間外のミーティングや掃除などは1回あたりが短時間でも、積み重なると長時間労働につながります。

人手不足が生じている

他業界と同様、人手不足は長時間労働の大きな原因です。店舗によっては受付やシャンプー、アシスタントなど多くの人員を必要とします。

もし病欠や子どもの行事などで休みが出た場合、シフトをカバーする人が必要です。しかし人手不足で人数が少ないと、限られた人に負担が大きくかかります。

人手不足は長時間労働を生み出す大きな原因となるため、早急の対応が必要です。

美容師の長時間労働を軽減するための対策10選

SDGsの目標8「働きがいも経済成長も」の5番目に、勤労に関する以下のような目標が掲げられています。

『2030年までに、若者や障害者を含むすべての男性及び女性の、完全かつ生産的な雇用及び働きがいのある人間らしい仕事、ならびに同一労働同一賃金を達成する。』

2.SDGs目標8

画像出典:SDGs目標8「働きがいも経済成長も」~労働環境を取り巻く現状と改善のための取り組みとは?~ | SDGs fan

長時間労働の是正は、SDGs目標8を達成するために欠かせません。

SDGsの意識も人々の中で高まりつつあり、ホットペッパービューティーアカデミーの「サステナビリティに関する意識調査 でも「スタッフが長時間労働にならないような配慮」がトップ5にランクインしています。

そこで以下では、従業員が安心して長く楽しく働ける環境作りに欠かせない「長時間労働を軽減するための10のポイント」について解説します。

1.採用計画を見直す

人手不足が原因で長時間労働が生じている場合、まずは採用計画の見直しが必要です。

事業計画を立てた時点や開業時には問題がなかったとしても、運営を続けるうちに出産・育児休暇や介護による休職、その他離職などで人手は減少します。

残された人が業務を引き継ぎ、店舗運営が成り立っていたとしても、その代償として店舗全体で長時間労働が常態化している場合もあります。

また、当初計画していたより収益が上がっている場合も人手が足りておらず、見直しが必要なタイミングといえるでしょう。

スタッフの勤務時間が長時間になっている場合、採用計画を見直し、採用活動に投資していくことをおすすめします。

採用コストを抑えながら良い人材を採用したい方は、下記のホワイトペーパーがおすすめです。ダウンロード無料です。

2.研修を営業時間内で実施する

研修は営業時間内に行いましょう。

忙しい店舗ではお客様の対応をしながら研修を進めるのは大変かもしれません。ただ、長時間労働で疲れた顔をして接客するより、お店の雰囲気は良くなり接客の質も高まります。

特にお店に愛着のあるお客様であれば、アシスタントの成長を応援してくれるはずです。とくに自分の子どもや孫の年齢にあたる場合、親や祖父母のような視点でより温かい気持ちで見守ってくれるでしょう。

アシスタントは、営業中にお客さまの前で練習をしています。この練習法を取り入れた当初は、お客さまに美容室の現実を見せることになるのでかなり不安がありました。しかし、いざスタートすると予想外によい効果がたくさん見受けられたんです。まずは、お客さまが若手の成長を楽しみにしてくれること。(中略)次に本番さながらの緊張感を持って練習をするようになったこと。

引用:モアリジョブ|MAGNOLiA 総店長 SHINさん

また、営業で疲れた状態で練習するより、営業中に緊張感をもって練習に取り組んだほうが身に付きやすくなります。

営業中であればお客様にカットモデルやカラーモデルになってもらい、実戦さながらで技術を高められるのも利点です。

3.ミーティングの必要性を検討する

ミーティングを定期的に行っている場合、必要性について検討しましょう。

株式会社BONXが行った調査によると6割以上の人がミーティングのあり方に不満を感じています。「目的が曖昧」「発言機会もなく無駄に感じる」といった声が上がっています。

3.MTGにどのような問題意識をもっているか?

【株式会社BONX調べ】

ミーティング効率化の取り組みがされている企業では対策として「参加者の限定」や時間を定めるなど「ミーティングルールの設定」を取り入れています。

美容室の場合も売上報告や顧客情報の共有など、個々に確認できるものはSlackやビジネスLINEを使用すればミーティングの時間を減らせます。

ミーティングは全員の話し合いで解決すべき問題・課題がある場合にのみ行いましょう。

4.業務を分担化する

美容師の労働時間を改善する対策として、分業制の導入も有効です。

カラーやカット、受付を分業し、それぞれを得意な人が担当します。得意分野を極める体制を取ったほうが従業員のモチベーションや満足度は高まりやすいでしょう。

高い技術を提供できるため、顧客満足度の向上も期待できます。

—こちらのサロンの特徴は何でしょうか?

『スペシャリスト制』ですね。当店ではカットを行うデザイナー(スタイリスト)やカラーリストなどが分業制になっています。それぞれがカット、カラーしかしませんし、レセプショニストは受付のみを行う『スペシャリストの集団』という形で動いています。(中略)

(スペシャリスト制にすることで)質の高いサービスの提供が可能になりました。それぞれのスタッフがより深く担当の分野を勉強するため、技術力のアップにつながったんです。

引用:モアリジョブ|BLANCO 表参道店 店長 久野温代さん

また受付業務や電話対応、会計、清掃、道具の洗浄など、美容師免許を必要としない「資格不要」でパートやアルバイトを募集するのもおすすめです。

5.予約や顧客管理はデジタルツールを活用する

予約や顧客管理をデジタルツールに切り替えれば、予約受付対応や管理業務の時間を短縮できます。

接客はアナログでしかできないけど、そのぶんバックヤードの仕事をデジタル化で圧縮すれば、仕事の質は落とさず、より効率のいいパフォーマンスが発揮できるとわかったんです。

引用:モアリジョブ|ドイツ式フットケアサロン「フットブルー」 オーナー 西谷裕子さん

電話予約や次回予約の対応はスタッフがひとりかかりきりになるため、他の業務が止まってしまいます。対応する時間は5〜10分程度ですが、積み重ねると大きな時間損失です。

なおホットペッパービューティーアカデミーの調査によると、約6割の人がネット経由で美容室の予約をしています。

4.過去1年の予約方法

予約はネット経由を推奨し、次回予約も退店前に伺うのではなく「何日以内に次回予約で特典付与」など、お得なクーポン付きのメールを配信すれば再来店を促せます。

また総務省の調査によると、LINEは高齢者でも利用率は6〜8割と高いため、ネット予約が苦手な人向けの予約ツールとして有効です。

リザービアならLINEや各種、ホームページなどあらゆる予約導線を一元化して管理できます。顧客管理や予約集計機能もあり、業務の効率化をサポートします。


6.SNS運用やGoogle広告は外部に委託する

SNS運用やGoogle広告などは、外部委託すれば業務の時間を減らせます。

SNSは写真撮影や文章作成などで1投稿するのに30分から1時間かかるとすると、1カ月で13〜26時間(月26日営業の場合)もの時間を費やします。Google広告やその他の販促ツールの管理を含めるとさらに膨大な時間が必要です。

SNS運用の代行は月数万円から委託可能で、内部運用した場合にかかる人件費コストとそれほど変わりません。


(想定条件)

  • 月給:23万円※
  • 時給換算:1,250円(23日出勤かつ8時間勤務)
  • 美容室の営業日:月26日
  • 1営業日当たりの投稿数:1件
  • 1投稿の所要時間:1時間

(試算)

  • 企業の負担額/月=投稿1件当たり1,250円×26営業日分=32,500円

※「月給:23万円」は、下記のリジョブによる調査を参考に算出

もし美容師の給料がもっと高い場合や投稿に時間がかかる場合は、SNS投稿にかかる人件費はさらに高くなります。またSNS運用に長けたプロに任せるほうが、高い効果も期待できます。

7.多様な雇用形態を導入する

多様な雇用形態の導入も長時間労働の軽減に有効です。

正社員だけの採用では人件費の負担が大きくなり、雇用人数が限られがちです。そして限られた人数で店舗運営や業務をこなさなければならず、長時間労働を引き起こします。

そこでパートやアルバイト採用を導入すれば、人件費は適正に抑えつつ業務分担でき、1人にかかる負担も軽減できます。

リジョブの調査によると、希望する雇用形態は年代によって異なります。20代では正社員希望者が6割以上を占めていますが、30代や40代ではアルバイト希望者のほうが多い傾向です。

5.希望雇用形態

子育て期間にあたる30代~40代に限らず、家庭やプライベートの時間も大切にしたい人は増えています。長時間労働のイメージを取り除くためにも、働く時間や働き方を選べる環境を整えましょう。

実働時間8hのフレックス制を取り入れています。「拘束時間が長い」「土日休めない」を理由に美容師を辞めてしまう人をたくさん見てきたので、そこに自由を持たせられるフレックス制を導入すれば、応募も増えるんじゃないかなと。(中略)スタッフ一人ひとりのライフスタイルに合わせて働き方を選べるのが当たり前、という環境にしたいなと。

引用:リジョブ|Vesper オーナー 齊藤良さん

8.フリーランス美容師と契約する

美容師不足で長時間労働になっている場合、フリーランス美容師との契約を検討しましょう。

フリーランス美容師は即戦力になるため、カラーやカットを行える人材が不足し、長時間労働が生じている場合の助けになります。

自分のペースで働けるフリーランス美容師は、働き方が多様化する現代で増えてきています。

店長の次に責任のある立場なため、負担も大きかったんです。

この先もこんな環境下で続けていくのは厳しいと感じたし、憧れて美容師になったのに嫌いになっては本末転倒だと思い、フリーランスの働き方に着目したんです。

引用:モアリジョブ|フリーランス・業務委託美容師 深沢秀さん

なお業務委託契約となるフリーランス美容師は、労働基準法の対象外です。労働時間や休憩時間の管理は、フリーランス美容師自身が管理します。他店舗での労働禁止や労働時間の指示は「偽装請負」とみなされ、違法なため注意しましょう。

9.しっかりと休憩を取らせる

忙しくてもスタッフの休憩時間は確保し、しっかりと休息できる時間を与えましょう。

ホットペッパービューティーアカデミーの離職に関する調査によると「休みが少ない」など、拘束時間に関する不満を理由にあげる人は少なくありません。

スキマ時間でご飯を済ませたり、休憩中であっても来客や電話対応をしたりと、しっかりと休憩時間を取れていないのが現状です。

疲れが溜まるとミスが多くなるなど、仕事のパフォーマンスも悪くなります。忙しいときこそ、しっかり休憩時間を与えるようにしましょう。

10.受け入れの許容を超えた予約を取らない

受け入れの許容を超えた予約は、美容師の長時間労働につながる大きな原因のひとつです。

ホットペッパービューティーアカデミーの調査でも「仕事がハードだったから」を理由に離職した人は「結婚・妊娠・出産」に次いで多い結果となっています。

離職理由(2024年)※複数回答

割合

結婚・妊娠・出産のため

24.5%

仕事内容がハードだったから

22.5%

給与に関してう不満があったから

22.3%

※ホットペッパービューティーアカデミーの美容就業実態調査2024を元に作表

また許容を超えた予約を受けていると、雑な接客やお客様を待たせる原因にもつながります。

ヘアサロンを利用する人に向けた調査では25.7%の人が「手際が悪く時間がかかる、店内で待たされる」を理由にお店を変えようと思ったと回答しています。

またお客様へ混みあう時間と空いている時間を事前に伝えておくと、美容師とゆっくり話をしたい人や落ち着いた環境を好む人は空いている時間で来店してくれます。

予約枠を減らしたことで、通常よりもうまく回るようになりましたね。週末は混みそうだから、平日に行きますと言ってくださる方も多く、お客様が予約枠に合わせて入ってくださるので、とてもありがたいです。

引用:モアリジョブ|Belle Kichijoji 店長 新井直樹さん

予約数を制限すると一定数の失客は否めません。ただ、美容師の過度な負担を軽減できるため、従業員満足度が上がり離職率の低下が期待できます。さらに丁寧な接客で顧客満足度の向上にもつながります。

美容師の長時間労働で雇用主が注意すべきこと

美容師の労働時間や休憩時間などは労働基準法で細かく定められており、雇用主は順守しなくてはなりません。

ここでは以下の3点に絞り、簡単に解説します。

  • 法定労働時間の範囲
  • 休憩時間の与え方
  • 有給休暇の取得促進

美容師の労働基準法について詳しくは下記の記事で解説しています。

 

 

法定労働時間の範囲

法定労働時間は1日8時間、週40時間以内と定められています。

原則として雇用主(使用者)は上記を超える労働をさせてはなりませんが、美容室のような店舗ビジネスでは時間外労働や休日労働も否めません。

時間外労働や休日労働の発生が予想される場合、事前に36協定を締結しておきましょう。限度内での時間外労働が認められます。

なお一定の基準を満たせば、法定労働時間を超えて労働させる「変則労働時間制」や、始業・終業時間を労働者が自主的に決定できる「フレックスタイム制」の導入も可能です。

休憩時間の与え方

休憩時間の与え方は労働基準法で以下のように定められています。

  • 8時間を超える勤務の場合は1時間以上
  • 6〜8時間までの勤務の場合は45分以上

休憩時間は「労働時間の途中で与える」と定められており、就業前や就業後に休憩時間を付与してはいけません。

また休憩中は業務から完全に離れる「自由利用の原則」も労働基準法で定められており、休憩の場所指定や休憩中の業務指示は違法です。

なお商業にあたる美容師は、休憩を全労働者に一斉に与える「一斉付与の原則」は適用外のため、異なる時間で取得させて構いません。

有給休暇の取得促進

有給休暇は継続勤務6ヵ月以上かつ、出勤8割以上での付与が定められています。付与日数は以下の通りです。

6通常労働者の付与日数

出典:労働基準法の基礎知識」|厚生労働省 ※通常労働者の場合

なお年次有給休暇が10日以上付与される場合、年間で5日間の有給休暇取得が義務付けられています。

各業界では有給休暇取得のため、以下のような促進がなされています。

  • 全社員のスケジュールを掲示し、取引先や顧客へ支障がでないよう、社内で連携した。
  • 年次有給休暇が取得しやすいよう繁忙日に合わせて派遣社員を増員するなど人員配置の見直しを行った。

<卸売・小売業/8人>

  • 毎月、給与明細書を手渡す際に、翌月以降の年次有給休暇の取得希望日を聴取し、早めに年次有給休暇の取得日を設定するようにした。

<サービス業(馬房清掃)/11人>

引用:年次有給休暇の取得促進|厚生労働省

人手不足や労働時間が長くなりがちな業種でも試行錯誤しながら、有給休暇の取得を促進しています。参考にして、自社の有給休暇の取得率を改善しましょう。

参考:労働基準法(◆昭和22年04月07日法律第49号)

まとめ

本文を総括すると次の通りです。

  • 美容師は離職率が低い業種と比べると実働時間が長く、出勤日数は多い
  • 美容師の労働時間が長くなる原因は「営業時間外の業務や練習」と「人手不足」
  • 「採用の見直し」や「デジタルツールの導入」など長時間労働の改善策を取り入れる
  • 雇用主は労働基準法を遵守し、時間外労働や休憩時間を適切に管理する
田中 久美(Tanaka Kumi) プロフィール画像
執筆者情報
田中 久美(Tanaka Kumi)
温泉施設や大手スポーツクラブのエステティックサロン、大型リラクゼーションサロンにて、エステティシャンやアロマセラピストとして勤務。エステティックサロン勤務時代は人材採用や育成、店舗管理なども担当。 その後独立し、現在は完全貸切のアロマリラクゼーションサロンを運営。約20年の知識や技術を活かし、集客や経営、接客などを自身で行う。約7~8割がリピート顧客で、30代から50代の女性を中心に指示を得ている。