生産性とは、一般的にどれだけ効率的に商品を作ったり、サービスを提供したりする度合いを示す言葉で、美容業界で安定経営を実現するために重要な要素のひとつです。
生産性を定量的に測定する方法は業種ごとに異なりますが、美容室では、「スタッフ1人当たりが生み出す売上げ」を生産性を測る指標にすることが多いです。
本記事では、美容室の生産性について定義やボーダーラインの目安を示した上で、高める方法と重要ポイント、好事例を紹介します。
美容室の生産性とは
美容室の生産性とは、「スタッフ1人当たりが生み出す売上げ」を示す指標です。月当たりで示す場合が多く、式で表すと以下のとおりです。
美容室の生産性=1カ月の売上げ金額÷スタッフ数 |
スタッフ1人が生み出す売上げを測り、その効率性や効果性を把握します。本指標は美容室経営の成功や持続に直結するため、美容室のオーナーにとってとても重要です。
美容師の生産性におけるボーダーライン
美容師の生産性におけるボーダーラインの目安は、約39万円です。この目安を下回る場合は、生産性が低いと見なして向上策を講じることをおすすめします。
なお本数値は、総務省統計局が公表する経済センサスに基づいています。具体的には、2021年度データをもとに、美容業における「従業者1人当たりの平均売上げ額:463万円」を月当たりにして算出(463万円÷12カ月=約39万円)しました。
また、帝国データバンクのデータによると、2023年度において美容室の業績は全体の4割が損益面で「赤字」です。こうした背景から、安定した経営を実現するためにも平均を示す39万円は超えておきたいボーダーラインと位置づけられるでしょう。
美容室の生産性を高める方法9選
美容室の生産性を高める方法9選を紹介します。
人材育成を通じてスタッフのスキルを高める
美容室の生産性を向上させるには、各スタッフのスキルを高める必要があります。施術スキルと接客スキルのほか、常に変化するトレンドに対応するスキルも求められます。
そのため、店舗内で研修を実施したり、外部セミナーやコンテストへの参加を推奨したりして最新の技術やトレンドを習得できる環境を整えましょう。
またスタッフの人材育成には、組織の目標や経営戦略に結びつけた計画設計や、スキルレベルに応じたカリキュラムの整備が必要です。
美容業界における人材育成計画については、以下の記事で解説していますので、あわせてご覧ください。
スタッフの健康管理をサポートする
長時間の立ち仕事や不規則なシフトによる疲労は、日々の生産性に影響を与えます。そのため、スタッフの健康管理に対する積極的なサポートが大切です。
たとえば、定期的な健康診断を実施するほか、従業員が気軽に利用できるマッサージチェアや休憩スペースを設置するのも効果的です。
また、簡単なストレッチやエクササイズを取り入れた健康促進プログラムを導入すれば、疲労の蓄積を防げます。さらに、福利厚生としてフィットネスジムの会員権を提供するなど、長期的な健康維持を支援する取り組みも検討しましょう。
スタッフのモチベーションを維持・向上させる
各スタッフのモチベーションの維持・向上は、生産性を高める上で不可欠です。
具体的には、インセンティブ制度を導入して成果を適切に評価し、待遇面へも反映する仕組みを整え、目標達成意識を高めます。定期的な1on1ミーティングを実施し、スタッフ個々の課題や目標、抱えている悩みなどを共有しつつ適切なアドバイスを行うのもよいでしょう。
また以下は、美容師が転職する理由について、株式会社リクルートの美容就業実態調査2024で明らかとなった上位6項目をまとめたものです。
▼美容師が転職する理由
美容師が転職する理由 |
割合 |
給与に対して不満があったから |
33.7% |
サロンの雰囲気やテイストが合わなかったから |
21.8% |
仕事内容がハードだったから |
20.0% |
拘束時間に関して不満があるから |
19.3% |
上司(オーナーや店長など)と考え方・意見が合わなかったから |
18.0% |
働いているスタッフの人柄が良くない・自分とは合わなかったから |
15.7% |
転職理由は「モチベーション低下の原因」と捉えられるため、上記を踏まえて対策を考えるのも有効です。
シフトや労働時間を最適化する
生産性の高い店舗運営には、シフト管理と労働時間の見直しによる最適化が欠かせません。需要が高まる曜日・時間帯を割り出してスタッフを効率的に配置し、過不足のない体制を構築しましょう。そうすることで、ピークタイムの顧客対応力が向上します。
また、先に紹介した「美容師が転職する理由」においても「拘束時間への不満」が挙がっていることから、長時間労働や過度な残業の回避にもつながります。
各種コストを抑える
各種コストの抑制は、生産性を高めて利益向上を実現するために欠かせないステップです。下記は、美容室の運営に要する主なコストの一覧です。
▼美容室の主要コスト一覧
- 人件費
- 消耗品費
- 地代家賃
- 水道光熱費
- 広告宣伝費
- 減価償却費
- その他の経費
特に人件費は、美容室における経費のうち約40%と最も大きな割合を占めますが、削減には注意が必要です。単に給与を下げたり人員を減らしたりするだけでは、スタッフのモチベーション低下や離職率の増加を招き、かえって生産性を下げかねません。
そのため、まずは人件費以外のコスト抑制を図るようにしましょう。
たとえば、薬剤やタオルなどの仕入れを見直せば消耗品費を抑えられます。具体的には、相見積もりによる仕入先の比較検討やグループ内や近隣店舗での共同仕入れ、リフィル製品(詰め替え用品)の活用などが挙げられます。また、省エネや節水仕様の機器の導入による水道光熱費の削減も有効です。
以下の記事では、人件費をはじめとする美容室のコストを抑えて利益を高めるためのポイントなどを紹介していますので、ぜひご覧ください。
顧客単価を高める
顧客単価アップは、限られた来店客数でも高い売上げを実現するための重要なポイントです。具体的には、「アップセル」や「クロスセル」の戦略を取り入れます。
- アップセル
顧客に対して通常利用するサービスよりも上位のサービスや商品を提案して、単価を引き上げる方法です。たとえば、カットのみの予約客にトリートメントやヘッドスパを追加で提案します。
- クロスセル
顧客が購入または利用するものに関連した別の製品・サービスを追加で提案する方法です。たとえばカラーを利用した顧客に対して、色持ちを良くするホームケア商品や、トリートメントのセットメニューなどを提案します。
以下の記事では、アップセルやクロスセル以外にも店舗の生産性向上につながる施策や事例を紹介していますので、ぜひあわせてご覧ください。
店販商品の販売促進に注力する
施術以外の売上げを増やすため、店販商品の販売促進も重要です。
以下は、店販商品購入に関する意識・実態調査によって示された「顧客が店販商品の購入を決めたシーン」のランキングです。
▼店販商品の購入を決めたシーン(TOP5)
順位 |
店販商品の購入を決めたシーン |
割合 |
1 |
施術中に、商品を試して(スタッフが使ってくれて) |
24.4% |
2 |
サロン来店前(事前に商品購入を決めていた) |
15.0% |
3 |
施術中に、スタッフから商品説明を聞いて |
14.4% |
4 |
カウンセリング中に、スタッフから商品説明を聞いて |
13.1% |
5 |
施術中に、スタッフと悩みなどの話をして |
10.0% |
1位・3位・5位はいずれも「施術中」であることから、スタッフが商品の特徴や使用方法を十分に理解した上で、施術中に説明と提案を行えば、購入機会を増加できます。
また、「サロン来店前(事前に商品購入を決めていた)」が2位のため、店舗のホームページに店販商品の紹介を掲載したり、SNSやブログでおすすめしたりといった方法も有効でしょう。
ITツールで業務効率化を図る
ITツールによる業務効率化によっても生産性を高められます。
たとえば、オンライン予約システムの導入により、スタッフの受付業務の負担を軽減しつつ、顧客の利便性を向上可能です。また、顧客管理システムを活用すれば、顧客の来店履歴や嗜好をもとにパーソナライズされたサービスを提供できます。
また、在庫管理システムを導入すれば、店販商品の無駄な在庫を減らせます。その他、顧客の予約キャンセル率を低減するために、事前決済システムやリマインダー機能を導入するのも効果的です。
作業効率アップに向けて店舗のレイアウトやルールを見直す
作業効率アップに向けたレイアウトやルールの見直しは、美容室の生産性を高めます。
たとえば、施術スペースや備品の配置を見直し、スタッフがスムーズに動ける動線を確保します。また、現行の業務フローを確認し、無駄な時間が発生する工程を改善もしくは排除すると作業効率はアップします。
髪の毛が下に落ちていたら、すぐにはかなくてはいけないというルールもなくしたんです。「ECLART」はすべての店舗が全席個室となっているので、髪の毛をほかのお客さまが踏むこともないですし、問題はないと考えました。
またドライヤーのコードをきれいに巻かなくてはいけないというルールもありません。お客さまからとくに指摘を受けることもないですし、そこまで気にされている人はいないのかなと思うんです。それよりももっと本質的な技術で、お客さまを喜ばせることに集中したいと思っています。
引用:モアリジョブ|株式会社ECLART 代表 南裕大さん
美容室の生産性を高めるための重要ポイント
美容室の生産性を高めるための重要ポイントを、3つ紹介します。
売上げや顧客に関するデータを記録・分析する
美容室の生産性向上には、売上げや顧客に関するデータの詳細な記録・分析が重要です。
たとえば、顧客の来店頻度、平均顧客単価、人気メニューの傾向、リピート率などを把握することで、現状の課題や改善ポイントを明らかにできます。
こうして得られた情報により、効果的なプロモーション戦略やサービス改善、価格設定、無駄のないスタッフ配置など、店舗運営の面でよりよい意思決定が可能となります。結果として、売上げアップや経営の効率化を期待でき、市場での競争力強化にもつながるのです。
なお以下の記事では、店舗の売上げの分析について、具体的な手法や注意点などを紹介しますので、参考にしてください。
スタッフごとに目標設定を行う
美容室全体の生産性を高めるために、各スタッフが具体的な目標を設定し、達成に向けたサポートを行いましょう。
たとえば、月間の売上げ目標や顧客リピート率の向上、指名顧客数の増加など生産性アップにつながる項目について、個々の強みや課題に応じた目標を設定します。目標は現実的かつ達成可能な内容にし、スタッフのモチベーションを保ちやすくします。
また、1on1ミーティング形式などで目標達成度を定期的に振り返る場を設けて進捗状況を共有しつつ、必要に応じてサポートすることも大切です。
以上のように個々の成長を促進する仕組みと環境を整えることで、チーム全体のパフォーマンスアップを期待できます。
自社や自店舗に適した人材を採用する
美容室の生産性を向上させるには、店舗の方針や雰囲気に合った人材を採用できるかが重要です。具体的には、スキルや経験だけでなく、理念への共感度やチーム文化とのマッチ度を重視する必要があります。
その重要性については美容就業実態調査2024のデータでも裏づけられており、オーナーやスタッフ、店舗の雰囲気が適していなければ早期離職、ひいては生産性低下につながりかねません。
▼美容師が転職する理由 ※再掲
美容師が転職する理由 |
割合 |
給与に対して不満があったから |
33.7% |
サロンの雰囲気やテイストが合わなかったから |
21.8% |
仕事内容がハードだったから |
20.0% |
拘束時間に関して不満があるから |
19.3% |
上司(オーナーや店長など)と考え方・意見が合わなかったから |
18.0% |
働いているスタッフの人柄が良くない・自分とは合わなかったから |
15.7% |
また採用活動においては、明確な採用基準を設けて、面接や実技試験を通じて適性を見極めましょう。募集の段階でいかに自社と相性のよい人材を惹きつけられるかも非常に重要です。
以下の資料では、面接率・採用率・定着率アップに向けた美容業界ならではのポイントを3STEPで解説しています。無料ダウンロードの上、ぜひご活用ください。
美容室の生産性アップにつながった好事例6選
美容室の生産性アップにつながった好事例を、6つ紹介します。
スタッフが施術に100%集中できる環境を整備
株式会社Beautripでは、バックオフィス業務は全て運営側で行い、スタッフが施術に集中できる環境を整えています。
事業を拡大するにしたがい「会社としてどうすればみんなが働きやすくなるのか」を模索した結果、バックオフィス業務は完全に運営側がやる、というスタイルに行き着いたんです。
そうすることでスタッフたちの余計な業務を増やさず、生産的に働いてもらえる。お休みも取りやすくなるし、早めに退社しやすくなるかなと。
引用:モアリジョブ|株式会社Beautrip 代表 吉田海人さん
また同社は、集客についても運営側で行っています。マーケティングに強いパートナーと組んで精度の高い集客を行いつつ、スタッフは施術に100%集中できる環境を徹底しています。
自由シフト制でモチベーションや定着率を改善
株式会社CLUTCHは、完全自由シフト制の導入により、スタッフのモチベーションや定着率を高めています。
自由シフト制で、お休みも出勤も自分で決めることができます。朝礼、終礼、ミーティングはなし。帰るときに終わっていない人がいたら待ってなくてはいけない、退社するときにお客さまを連れていってはいけないというような、暗黙のルールもありません。
(中略)自由な環境を作り、不満に思うことを消して、スタッフのモチベーションを下げないためです。会社は集客できる、求人に人がくる、離職しない、お客さまがリピートする、この4つの仕組みがあれば成り立つと僕は思っています。
引用:モアリジョブ|株式会社CLUTCH 代表取締役 濱浩太朗さん
店販促進で売上げだけでなくカウンセリングスキルも向上
美容室「Clip Clap」では、専売のヘアケアアイテムや、自社ブランドのヘアケアアイテム・化粧品などを販売しています。スタッフ5名による店販で年間1200万円以上を売り上げています。
メーカー主催の勉強会やセミナーなどにこまめに足を運び、最新の商品情報や薬剤知識、マーケティング的な目線でどのようにしたら商品が売れるかを学びました。そこで得た知識をアレンジして、独自の接客方法を編み出しました。
学んだ知識をお客さまにお伝えすることで「この人は髪のプロフェッショナルだ!」という信頼感を得るのにも役立っていますよ!
引用:モアリジョブ|美容室「Clip Clap」代表 庄司琢麻さん
また、同じく店販に注力している美容室「tida smile」代表の栄田光平さんは、店販とカウンセリングスキルの関係性について以下のように述べています。
店販を繰り返し実践することで、美容師のカウンセリングのスキルが劇的にアップするんです。お客様のニーズを汲み取るこのスキルが身に付けば、課題解決に必要な技術と商材を的確に提供できますよね。
結果、お客様との信頼関係が築かれ、再来率・指名率がアップします。お店は、新人スタッフに技術指導や接客講習を行うのと同じように、店販を教育ととらえて積極的に推進すべきだと思います。
引用:モアリジョブ|美容室「tida smile」代表 栄田光平さん
レッスンを営業中に行うことで学習効率アップ
カット練習などを営業時間外に行うケースが多いなか、美容室「kauti」はすべてのレッスンを営業中に行っており、残業もありません。
代表の前田浩明さんは、この練習スタイルを導入した理由を以下のように述べています。
練習に100%集中できるからです。私が若手の頃は営業後の深夜練習が当たり前で、終電で帰ってから3時間ほどの睡眠で出社する毎日を過ごしていました。そのため、常に疲れていてサロンワークで一杯一杯になり、練習になかなか身が入りませんでした。同じ内容のレッスンでも体力がある状態で行ったほうが、覚えがよいに決まっています。
引用:モアリジョブ|美容室「kauti」代表 前田浩明さん
また、もう一つの理由として「若手によいプレッシャーがかかる」という点を挙げています。「練習をしている間に、先輩がお金を稼いでいるのを忘れないでほしい」と伝えた上で、きっちり「2時間」と時間を決めて実施することで、より集中して取り組めるようにしています。
スタッフの健康サポートで生産性低下を回避
株式会社iii(スリー) の代表取締役である寺村優太さんは、美容業界における健康リテラシーの重要性について以下のように述べています。
体調が良くないままだと、お客様の満足度も達成できずに売上げも上がらず、最悪な場合は辞めなければいけないほど体調が悪化するなど、離職にもつながってしまう可能性があります。もちろん、サロンとしてもスタッフの売上げが上がらなければ必然的に利益も低下するので、体調不良によって与えられる影響は大きいといえます。
健康に気をつけろと呼びかけすることは簡単ですが、呼びかけだけでは身につきません。知識がないスタッフに対して、サロンや会社で健康リテラシーの強化をサポートする義務があると考えました。
引用:モアリジョブ|株式会社iii(スリー) 代表取締役 寺村優太さん
こうした考えのもと、同社では「チューニング」という時間を設けています。毎日30分の時間を設け、業務共有を行った残りを健康に関する基礎知識を学ぶ時間に充てます。また、社内には酵素ドリンクやサプリメントをいつでも摂取できる環境も整えています。
以上のような健康にフォーカスした取り組みは差別化につながり、採用市場における優位性や定着率の向上につながるでしょう。
カット業とアシスタント業の分業化で生産性アップ
美容室「Vesper」は、カット業とアシスタント業の分業化によって生産性を高めています。これにより、スタイリストはカットに専念できるだけでなく、初めから経験豊富なアシスタントを中途で採用することで、教育にかかる時間の短縮も実現しています。
少人数サロンの場合、教育に時間が割かれるのは痛手だし、営業時間内に技術練習をするのも厳しい。
だったら、最初からアシスタント業をずっと続けていきたい人を採ろうかなと。「美容業には関わっていきたいけど、スタイリストはハードルが高いし、ガツガツ働くのも嫌」と思っている人だってきっといるはず。
実際、カット練習が嫌で離職してしまう若手がたくさんいるわけですから。うちでは、アシスタントのプロフェッショナルとカットのプロフェッショナルのみで構成しようかなと考えています。
引用:モアリジョブ|美容室「Vesper」オーナー 齊藤良さん
特にスタッフの人数が限られており、育成にかけるリソースの確保が難しい場合は、本事例のようにプロのアシスタントスタッフを採用するのも有効な手段といえるでしょう。
まとめ
美容室の生産性は「スタッフ1人当たりが生み出す売上げ」を示す指標であり、安定した経営を実現するためには、その向上が欠かせません。本記事で紹介したポイントを以下にまとめます。
- 人材育成と健康管理:スタッフのスキル向上や健康維持を通じて、効率的かつ質の高いサービスを提供できる環境を整える
- モチベーションの向上:インセンティブ制度や1on1ミーティングを活用し、スタッフのやる気を引き出す仕組みが求められる
- コスト削減と単価向上:無駄を省いたコスト管理や「アップセル」「クロスセル」戦略で利益率を高める
- 効率的なシフト管理:需要に応じた柔軟なシフト設計で、スタッフの負担軽減とサービス向上を両立する
これらの取り組みの計画的な実施により、スタッフと顧客双方にとって魅力的な店舗づくりが可能となります。生産性向上の第一歩として、できることから始めましょう。

- 執筆者情報
- Bizリジョブ編集部